つわりが辛く仕事を休みたい!対処法やつわりを和らげる方法
つわりの辛さは本人にしか分かりませんよね。ずっとムカムカしていたり、食べ続けないと気持ちが悪くなったりと、人によって症状が違います。ここでは、辛いつわりを和らげる方法や、つわりで仕事を休めるのか、つわりと仕事を両立させる方法などをご紹介します。
妊娠中の辛いつわりについて理解しよう
つわりはいつまで続くの?
つわりがきつくて家事や仕事に支障が出ていると「いつまでこんな状態が続くのだろう」と憂うつになるかもしれません。しかし、「つわりがあるということは、お腹の赤ちゃんも頑張っているんだ」とポジティブに過ごしていきたいですよね。
妊娠しても、つわりがまったくない人もいます。一方で、少数ですが出産直前まで吐き続けていたという妊婦さんもいるので、症状によって妊婦さんの受けるストレスも違うでしょう。
つわりにはどんな症状があるの?
ほかに、一日中眠気に襲われて倦怠感や集中力の低下に悩まされる「眠りつわり」や、起きている間だけでなく就寝中も唾液が止まらない「よだれつわり」があります。この二つは、ほかの人から見ると体調の変化が分かりにくく、つわりの辛さを周囲に理解してもらえないことが多いかもしれません。
どの症状もはっきりとした原因は解明されていませんが、妊娠によって分泌されるホルモンの影響が大きいと考えられているようです。
つわりがひどくなると入院が必要なことも
人間の体は食事が摂れずに体内でエネルギー源が足りなくなると、脂肪を分解してエネルギー源を確保しようとします。ケトン体は脂肪を分解するときに出る物質なのです。例えば、厳しい食事制限を行うパーソナルトレーニングジムの中には、このケトン体の原理を使って結果にコミットしているところもあるようですよ。
尿中にケトン体が出る状態は、体内のエネルギー源が不足して脂肪が分解されている証拠です。体が飢餓状態なので入院が必要なのですね。
つわりで仕事を休むのは認められる?
つわりで休むことは法で認められている
しかし、「つわりで仕事を休むのは権利だから」と、休むのが当然のような振る舞いはNGです。実際つわりで休みたいときは、職場へ早めに連絡を入れましょう。無断欠勤や遅刻は信用を失う可能性があります。
臨月まで働くつもりでも、つわりがどれくらいひどくなるかは誰にも分かりません。いつ職場に迷惑をかけるか予測がつかない以上、妊娠が分かった時点で上司へ報告しましょう。体調不良で休む場合があることや、同僚や取引先へ伝える時期も相談できるよう、準備しておきたいですね。
つわりで仕事を休んだ体験談
働く妊婦さんの体験談によると、吐きつわりでフラフラしながら働いたことで、ミスが増えてしまった方も多いようです。万が一何かあったときは職場に迷惑がかかるため、休む勇気も必要だという意見が多数でした。
無理して働いて会社に不利益をもたらすのであれば、誰にとってもプラスになりませんよね。休むのは精神的に辛いと思いますが、「つわりが治まったら恩返しのつもりでまた一生懸命働こう」と前向きに考えると気持ちが少し楽になりますよ。
職場の理解が得られないときの対処法
使い方としては、病院を受診した際に「つわり休暇」「時短勤務への切替」「部署移動」などの指導事項の記入を主治医に依頼すればOKです。つわりに悩んでいる方は、母子健康管理指導事項連絡カードの利用を検討しましょう。
先ほどご紹介したとおり、妊婦さんにはつわりで仕事を休む権利があります。男女雇用機会均等法や労働基準法に妊婦さんを守るための法律がしっかり定められているので、安心して休んでくださいね。