就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

キムチを賢く保存する方法は?おいしさキープとママの悩みも解決

キムチを賢く保存する方法は?おいしさキープとママの悩みも解決

食卓にキムチが並ぶ家庭も多いですよね。キムチだけでもごはんが進みますし、チゲ鍋や豚キムチなどにアレンジできて料理の幅が広がります。また、キムチの乳酸菌が健康や美容にもよいとされているのでママは嬉しいですね。今回は、キムチのおいしさをキープする保存方法や、保存の際のママの悩みを解決しましょう。

キムチを保存するときに注意すること

キムチの臭いや酸っぱくなる原因を知ろう

キムチの臭いや辛さ、酸っぱさはほかにはない独特の風味ですよね。キムチの臭いや酸っぱくなる原因はどこにあるのでしょうか。

キムチの本場韓国では、7世紀ごろにはキムチの始まりである野菜の塩漬けが食べられていたといいます。その後、韓国に伝わった唐辛子などの香辛菜類がキムチ作りに使われるようになり、18世紀ごろに今のキムチの姿が出来上がったそうですよ。

このように、キムチには野菜や香辛菜類などの様々な材料が使われています。その中には、ニンニク、ニラ、唐辛子などの臭いの強い食材もあり、それらが混ぜ合わさってキムチ独特の臭いとなるのです。

また、キムチは発酵食品なので日が経つとどんどん発酵して酸味が強くなります。このときの発酵臭もキムチの臭いの原因です。

市販と自家製で保存期間が異なる

スーパーなどで購入できるキムチですが、料理好きのママは手作りに挑戦して自家製キムチを作るのも素敵ですね。その際は、市販と自家製で保存期間が異なるので注意しましょう。

市販のキムチは、パッケージに賞味期限が記載されています。未開封の場合、基本的には記載されている日づけに合わせるとよいですよ。しかし、開封した場合はなるべく早めに食べましょう。発酵が進んで酸味が強まり、おいしさが欠けてしまいます。開封してから2週間程度が目安だそうですよ。

自家製のキムチは、作った日から3~5日間発酵させてからが食べごろのようです。食べごろからさらに1週間後あたりまでが保存期間の目安です。臭いや酸味が増す、カビやぬめりが発生するなどの場合は、残念ですが破棄しましょう。

キムチの常温保存は容器が破損する場合も

キムチの保存温度は10℃以下とされているので、一般的に冷蔵庫で保管することが多いでしょう。万が一、キムチを常温で保存すると容器が破損する場合があり危険です。

キムチを常温で保存すると発酵が早く進みます。とくに、夏の暑い日は発酵するスピードが早く酸味が発生しやすくなります。その後も、どんどん発酵が進むのでキムチに常温保存はむいていません。

さらに、密閉容器に入れて常温で保存しておくと、発酵が進むだけでなく容器が膨張してしまいます。膨張した容器は爆発する危険があるので、やはり常温保存は避けましょう。

冬に気温が10℃以下になる地域では、常温保存で2~3日は持ちます。しかし、発酵のスピードや容器が膨張することを考えると冷蔵庫保存が適していますね。

キムチのおいしさを長持ちさせる保存のコツ

キムチ専用容器や密封できる容器に入れる

おいしいキムチが長持ちすると料理のアレンジにも使えて、献立のバリエーションが増えてママも助かりますよね。ちょっとした保存のコツで、キムチが長持ちしますよ。

キムチは、空気に触れることでどんどん発酵します。発酵して参加すると酸味が強くなりおいしいキムチの味が変わってしまいます。ですから、キムチを保存する際は、キムチ専用容器や密封できる容器に入れて空気に触れないようにすることが大切です。

キムチを保存するときは、できるだけ容器に隙間がないように詰めましょう。容器に入れる際に、キムチの中やキムチの汁の中に空気が入ります。その空気を抜くように、上からぎゅっと押しましょう。そうすることで、キムチの酸化や発酵を遅らせることができますよ。

冷蔵庫のチルド室がおいしさキープに最適

キムチの保存に適した温度は5~10℃ですので、冷蔵庫保存が一般的です。しかし、冷蔵庫に保存していても、少しずつ発酵は進むので酸味が強くなったりキムチの臭いが庫内に広がったりしてしまいます。

自宅の冷蔵庫にチルド室がある場合は利用するとよいでしょう。チルド室は、冷蔵室より低い温度、冷凍室より高い温度に設定されています。冷蔵室より長期保存できたり鮮度が落ちやすい食品などの保存に向いていたりします。キムチをチルド室で保存すると、鮮度が落ちにくくおいしさをキープできるでしょう。

また、キムチを食卓に並べる際に保存容器ごとテーブルに出すと、空気に触れる部分が増えて発酵が進みます。できるだけ、食べる分だけを皿に取り分けるようにしましょう。

冷凍は密封小分けで解凍の仕方がポイント

キムチは冷蔵保存が基本ですが冷凍することも可能です。その際は、小分けにした状態で密封するようにしましょう。

冷凍保存している間も、キムチは少しずつ発酵を続けるそうです。ですので、冷凍保存用の密封袋に入れて空気をしっかり抜き、平らな状態にして保存しましょう。一度に食べる量に小分けにしておくと、おいしさをキープしやすいですよ。

冷凍したキムチを料理に使う場合は、解凍せずにそのまま調理するとよいそうです。炒め物、鍋やスープなどに適していますよ。また、水分が出て味が薄くなりますが、キムチをそのまま楽しみたい場合は、保存袋に入った状態で時間をかけてゆっくり解凍するか、流水で解凍しましょう。

冷凍期間は1カ月程度が目安です。なるべく早めに食べましょう。

気になるキムチの臭いや色移りへの対処法

重曹や台所用漂白剤で簡単に落とせる

キムチの保存にプラスチック製などの容器を使うことがありますよね。しかし、キムチの臭いや色移りが気になるというママもいます。

キムチの臭いや色移りは、重曹や台所用漂白剤で簡単に落とせます。重曹は、お湯を注いだり加熱したりすると食物の臭いや色移りを落としてくれます。台所用漂白剤も、臭いや色移り、殺菌効果がありますよ。

・重曹を使う場合
容器の底が見えなくなるくらいの重曹を入れ、8分目までお湯を入れます。臭いを落としたい場合は、冷まさずにお湯を捨てて中身を洗いましょう。色移りが気になる場合は、お湯が冷めたら捨てて通常どおり洗います。

・台所用漂白剤を使う場合
水で薄めた漂白剤を色移りしている保存容器に入れます。30分ほど経ったら洗い流しましょう。
26 件

関連記事

この記事のキーワード



人気のキーワード

  • テニ-とテーオ
  • teniteoBRAND