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出産後に生ものを食べたいママへ!気になる赤ちゃんへの影響と注意点

出産後に生ものを食べたいママへ!気になる赤ちゃんへの影響と注意点

授乳中に生ものを食べるなら気をつけること

食中毒にならないよう十分に注意しよう

食中毒を引き起こす細菌類の中には熱に弱いものが多く、加熱をすると死滅してしまいますが、生ものは加熱しないため食中毒菌が食べ物の中に残ってしまうことがあります。

また、細菌類だけではなく寄生虫が入り込んでいる可能性もあります。トキソプラズマやアニサキスといった寄生虫による食中毒は有名ですね。トキソプラズマは妊娠中に感染すると、胎児に影響を与えるとして注意をしていたママもいるのではないでしょうか。

ママの食中毒が母乳を介して赤ちゃんに伝わることはないようです。ですが、食中毒になると赤ちゃんのお世話をすることも大変ですし、服薬のために授乳を控える必要が出ることもありますよね。

食中毒を避けるためにも、生ものを食べるときには鮮度がよいものを選びましょう。

アレルギー体質だと母乳で反応する可能性も

ママが口にした食べ物が原因で、赤ちゃんがアレルギー体質になるということはありません。ですが、赤ちゃんがアレルギー体質だった場合、ママが食べたものによってはアレルギー症状を起こす可能性があります。

ママの母乳には、ママが食べたものの栄養が含まれます。この中には、アレルギー原因物質もごく微量ですが含まれる可能性があると研究により判明しています。ママがアレルギー原因物質を含んだ食事をした場合、11~34%の頻度で母乳にごく微量のアレルギー抗原が検出されたそうです。

ただ必ず母乳に影響を与えるわけではありませんし、その量もごく微量なので過度な心配はいりませんが、赤ちゃんがアレルギーを持っていることが分かっている場合は注意が必要ですね。

体を冷やすので食べ過ぎないように

熱中症対策に、キュウリやトマトを食べるとよいことを知っているママもいるかもしれません。サラダなど生で食べることが多いキュウリやトマトは、体にこもった熱を取り去る効果があるためですが、言い換えるとキュウリやトマトは体を冷やすともいえますね。

加熱した食べ物に比べると、生ものは体を冷やしてしまいます。冷えると血行が悪くなり母乳が出にくくなるなどの影響があるので、食べ過ぎには注意が必要でしょう。

体の冷えを感じるときには生ものを減らし、加熱した食べ物で体を温めることも必要ですね。生ものが代謝を上げたり肌荒れ対策になったりするとはいえ、食べ過ぎは避けることが大切です。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ということわざを思い出しましょう。

まとめ

妊娠中に生ものを食べることを我慢していたママにとっては、産後生ものを食べてよいのか気にかかると思います。生ものを食べるとママ自身や赤ちゃんにとってよい点がありますので、避ける必要はありません。

ただ、生ものは細菌や寄生虫による食中毒が起こりやすい点や体を冷やすといった点もあるので、鮮度に気をつけ食べ過ぎないことも大切ですね。

このような点に気をつけながら、あまり神経質にならずおいしく楽しく食べることが大切ですね。
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