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子どもが餅を食べられるのはいつから?時期の目安と食べる時の注意点

子どもが餅を食べられるのはいつから?時期の目安と食べる時の注意点

意識がなくなったときにできること

もし意識がない場合は、心肺蘇生法をおこないます。胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸を繰り返すのです。

まず心臓マッサージを行います。子どもの胸の真ん中に両手を重ね当て、手のひらの付け根を使って胸を垂直に押し下げます。これを1分間に約100回のリズムで絶え間なく、30回連続で押します。

続いて人工呼吸をします。顎を持ち上げて気道を確保し、子どもの鼻を軽くつまみ、空気が漏れないように大きく口を開けて子どもの口を覆い、1回あたり約1秒かけて子どもの胸が軽く膨らむくらい空気を吹き込みます。2回空気を吹き込みます。

この心臓マッサージ30回と人工呼吸を2回を、5サイクル繰り返します。途中でお餅が見えた場合は、お餅を取り除きます。

絶対にやってはいけないこと

お餅がのどに詰まっているからといって、無理に口を開けて手で取り除こうとしてはいけません。余計に奥にお餅が入ってしまう恐れがあります。それよりも、背部叩打法でお餅を叩き出してください。

掃除機で吸い出すという方法もありますが、舌を吸い込んでしまう恐れがあるので注意が必要です。ノズルを先に口の奥の方に入れ、舌を吸い込まない位置に置いてからスイッチを入れましょう。ノズルは隙間掃除に使うための、先が細くなっているノズルを使います。

ハイムリック法(腹部突き上げ法)という処置もあるのですが、これは腹部を強く押すので、1歳未満の子どもは内臓を損傷する恐れがあるので推奨されていません。救急要請をし、隊員の指示に従って落ち着いて対応しましょう。

まとめ

子どもにお餅を食べさせるのは、噛む力がついて、ちょっとしたいいつけが守れる年齢、だいたい3歳くらいからがよいでしょう。万が一、お餅をのどに詰まらせてしまった時は、すぐに救急を要請し、同時に背部叩打法で詰まったお餅を叩き出します。

初めての食べ物を与える時は、ママはいろいろと心配しますよね。お餅は粘り気があるので特に心配してしまいますが、少しずつよく噛んで食べるよう、ママが近くで見守りながら食べさせてあげましょう。
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