保育園のお弁当はどんなものを用意する?子どもが喜ぶレシピと注意点
お弁当作りをするときに気をつけること
清潔を保って加熱調理をして食中毒を防ごう
お家でできる食中毒対策は「清潔に保つこと」「食材の加熱」です。お弁当箱は毎日きれいに洗ってしっかり乾燥させましょう。台所はこまめに掃除をして清潔に保ってくださいね。
また食材は必ず火を通して、あら熱を取ってからお弁当箱に詰めるようにしましょう。水分が多いと食中毒を招く細菌が増えやすくなってしまいます。冬場でもノロウイルスなどの食中毒が起こる危険もありますので、できれば上記の対策は1年中行うことをおすすめします。
のどに詰まったりささるものは使わない
このような事故を防ぐためにも、のどに詰まりやすい食材はなるべく使わないようにしましょう。お弁当の定番であるおにぎりも、ふんわりと握って海苔に切りこみを入れることで、詰まりにくくなりますよ。
また最近は可愛いピックも多く、お弁当に使うママも多いかもしれません。小さな子どものお弁当に使うと見た目は華やかになりますが、誤って飲みこんだりささったりしてしまう危険性もあるので注意が必要です。保育園によっては禁止されているところもあるそうですよ。
中身がずれないようにすき間なく詰めよう
ましてや活発な子どもだと、お弁当が入っていても鞄を振り回したり走ったりして遊ぶこともあるでしょう。このときお弁当の中にすき間があると、食べるころにはおかずやご飯が混ざった状態になってしまうこともあるようです。
すき間なくお弁当を詰めるときは、ご飯、形が崩れにくい大きなおかず、形が崩れやすい小さなおかずの順番に詰めましょう。しきりやすき間用のおかずを活用して、すき間のないお弁当作りを目指してみてはいかがでしょうか?
お弁当作りを無理なく続けるコツ
便利グッズを活用する
例えば、茹でた野菜を型抜きしたり、デコピックを使用したりすれば、見た目も可愛くなります。おにぎりもキャラクターもののラップで包めば、毎日同じ味つけでも、子どもも飽きずに楽しめそうですね。
ほかにも、同時に3種類の調理ができる仕切りつきのフライパンや、ご飯を入れて振るだけで複数のおにぎりを同時に作れる便利グッズもあります。調理時間の短縮にもなるので、忙しい朝には嬉しいグッズですね。
常備菜は作り置き、冷凍保存
常備菜は調理法にもよりますが、冷蔵保存でだいたい2~3日持ちます。時間があるときにまとめて作ったり、夕食の副菜を大目に作っておいたりすると、朝のお弁当作りも楽になりますよ。常備菜は再加熱してからお弁当に詰めるようにしてくださいね。
また、冷凍保存すれば2週間ほどおいしく食べることができます。冷凍する場合は一食分ずつカップに分けておくと、電子レンジで温めて、そのままお弁当に移すことができます。市販の冷凍食品でもよいですが、手作りの方が添加物も少なく、安心でしょう。
おかずは子どもの好きなもの中心に
「たまには違うものを…」と思って、馴染みのないものを入れると、残して帰ってくることもあるでしょうか。ママにとってはその方が残念な気持ちになりませんか。頑張って作ったお弁当を残して帰ってくると、ママもお弁当作りが嫌になりますよね。
残念ながら、ママの頑張りが子どもに伝わらないこともあります。なら、思い切っておかずは子どもの好きなものを中心にするのもよいと思います。毎日続くお弁当作りですので、頑張りすぎないことも大切ですよ。
まとめ
お弁当の定番であるおにぎりやサンドイッチも、ひと手間加えることで、小さな子どもでも食べやすくて見た目もかわいいものへと変身してくれます。
また食中毒を防いだりのどに詰まりやすい食材は避けたりすることで、安心してお弁当を食べることができるでしょう。
子どもが完食してくれるお弁当作りのヒントは見つかったでしょうか?この記事がお弁当作りに悩んでいるママのご参考になれば幸いです。