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子どもがいる家の快適な寝室づくり!別室のタイミングや配置の工夫

子どもがいる家の快適な寝室づくり!別室のタイミングや配置の工夫

快適な空間をつくるために工夫できること

暖房や冷房を調節する

子どもにとっての適温は、夏は26~28℃、冬は20~23℃、湿度は約40~60%とされています。冬生まれの赤ちゃんは、退院のときに病院で1カ月は室温18℃以下にならないようにと注意されることもあります。

エアコンは、床付近と天井付近では温度が違っています。和室で布団を敷いて寝ている場合はとくに気をつけて、床に温度計を置くなどして確かめてみましょう。また、室温を調節しているのに布団や服を着せ過ぎたりしないように注意しましょう。

冬場の風邪やインフルエンザウイルスは、湿度が50%未満になると活性化します。エアコンは乾燥するので、湿度を高くすることで体感温度が暖かく感じるように調節してくださいね。

子どもの様子がわかるモニターを使ってみる

用事をしているときに、ベビーベッドや別部屋の様子が分かると便利ですね。でも、ベビーモニターは、電波を飛ばすのでセキュリティが心配になるかもしれません。その場合は、総務省が定めた無線技術基準に適合した「技適マーク」のついた商品を選びましょう。

また、モニターにも音声だけや映像と音声がセットのもの、映像も専用モニターでなくスマホで見られるもの、可動式カメラなどがあります。そして、音声も赤ちゃんの声だけのもの、ママの声も赤ちゃんへ聞こえるものとがあります。

方式もアナログとデジタルがあり、安価なのはアナログ式です。接続に関しては、モニターのみのもの、無線LAN環境が必要なものがあり、家庭の状況によっても選び方が変わってくるでしょう。

家具の配置を変えてみる

ベッドを置く位置は、ベランダや窓、クローゼットの扉の開閉などの妨げにならない壁際がベストポジションです。頭側に窓があると冷気が入ってくるので、冬はとくによくありません。風邪をひいてしまうかもしれませんね。収納の前は、扉の開閉だけでなく取り出しの広さも必要なので、最低でも90cm以上はあけるようにしましょう。

また、子どもと両親が寝るために大きなベッドを考えても、搬入できないなどの問題が起こることがあります。そのときは、スモールサイズのベッドを2台つなげると、クイーンサイズになり、1台をシングルにするとキングサイズになります。2台にすることで、将来、子ども部屋に移動したあと、夫婦がベッドを離してゆっくりしたくなっても使えますね。

同室で寝る場合、ベッドのサイズはどうする?

キングサイズやクイーンサイズのベッド1台

「家族3人でベッドで並んで眠りたい」と考える夫婦もいるかもしれません。この場合、ベッドはどうするのか悩みますよね。

ベッド1台にしたいのであれば、幅が160cmあるクイーンサイズか、幅が180cmのキングサイズがおすすめです。クイーンサイズのベッドであれば、1歳前後の赤ちゃんであれば家族で一緒に眠れますよ。キングサイズの場合は、3歳ぐらいまで余裕で家族3人一緒に眠ることができます。

子どもと一緒に寝るときは、ママもしくはパパが寝返りを打ったときに子どもの上に覆いかぶさらないように気をつけたいですね。まだ抵抗できない赤ちゃんの場合、窒息してしまう危険性がありますよ。

この場合は赤ちゃんをベッドインベッドに入れて寝かせるなどの対策が大切です。

シングルとセミダブルの組み合わせ

キングサイズやクイーンサイズのベッドの場合、購入した後に寝室まで搬入するのが大変ですよね。家の作りによっては寝室までのアクセスが難しいケースもあります。この場合、シングルやセミダブルベッドを組み合わせるのもよいでしょう。

子どもが1人で寝るようになったら、ベッドを話して別にして使えるという利点もあります。シングルベッドの幅は100cm、セミダブルベッドの幅は120cmあるので、シンブルとセミダブル組み合わせれば220cmのベッドにできます。

もしくは後で使いやすよう、シングル二つにするという手もあります。二つ並べれば200cmになるので、家族3人余裕で眠れますよね。

寝室内でどのようにベッドを配置したらよいのか、メジャー片手に考えてみましょう。

ベッドの隣に布団を敷くパターンも

すでに持っているベッドでは家族揃って眠るには小さいし、新しくベッドを買い足す予定はないという場合には、ベッドの隣に布団を敷くというパターンもありますよ。

ベッドにはパパに寝てもらい布団でママと子どもが寝るようにすると、パパが寝返りを打って子どもに覆いかぶさる心配もないですし、子どもがベッドから落ちる心配をせずに済みます。

起きたら布団を畳めば、寝室のスペースも確保できるので便利ですよ。布団であれば、家族の誰かがインフルエンザのような感染症にかかったときに、簡単に寝室を別にできるのも便利です。

子どもの成長とともに就寝時のスタイルも変わるので、そのときにぴったりのパターンを考えたいですね。

まとめ

欧米諸国のように赤ちゃんのころから別室にするという考えも、日本及びアジア諸国のように同室というのも、どちらも間違っているわけではありません。落ちて怪我をしないようにとベッドガードの設置をしたり、隙間風で風邪をひかないようにと家具の配置を考えてみたりと、どれをとってみても、それを考えるのは、親の子どもへの愛情そのものです。

別室にするタイミングは、家庭の事情や子育て方針、子どもの性格により千差万別です。いつか親離れするそのときまで焦らず、今だけの親子時間を楽しみましょう。
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