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子連れで移住するポイントとは?受けられる支援や注意点を紹介

子連れで移住するポイントとは?受けられる支援や注意点を紹介

人生の転機になればと計画する「移住」も、子連れとなるとパパだけママだけの問題ではなくなります。夢の膨らむ移住ですが、しっかり準備をしないとこんなはずではなかったと後悔することにもつながります。必要な情報を知り、集めて、子どものためにもなる移住を目指したいですね。

移住者に対する転職支援とポイント

「転職」に対する支援をしている地域

住む場所を変える「移住」ですが、田舎から都会に行くというよりも都会から田舎に行くイメージが強いですね。都会の暮らしから心機一転、新たな職種や起業にチャレンジしたい、子どもにとってよい環境で子育てしたいという思いが移住を決める要素になります。

転職をするにしても起業をするにしても、気になるのが「仕事がみつかるか」「資金が足りるか」という問題です。その問題を解決するポイントとなるのが地方自治体による移住者への資金補助や支援です。

「地域おこし」として様々なメリットを用意して、移住者を増やしたい地方自治体は多く、市区町村ごとに支援の内容が変わってきます。どこに移住するかまだ迷っている段階であれば、転職支援のある地域が魅力的ですね。

移住先での仕事の探し方とポイント

移住先でのはっきりとした目標やビジョンがある場合は迷いが少ないですが、「移住先でどんな仕事があるか」「どんな仕事をしたらよいか」決めきれないこともあるのではないでしょうか。多くの移住希望者は、仕事がある程度決まってから移住をしたいと思うはずです。

移住先での仕事の探し方には大きく分けて二つあり、今までの経験とスキルを活かした仕事を希望する場合と、まったく新しい職種に挑戦したり起業したりすることを希望する場合に分けられます。いずれにしても、仕事内容を決めつけてしまうと新しいチャンスを逃してしまう可能性があります。

過去の職業や希望だけにとらわれず、視野を広げて仕事探しをするのが移住先での就職活動をするポイントです。

生活基盤の仕事探しは事前にしておこう

子どもがいる家庭のパパやママなら「仕事がみつかる前に移住してしまおう」という甘い考えに至ることはないかと思いますが、移住で失敗してしまうケースの多くが仕事にまつわるものです。人間関係や田舎独特のルールなどに耐えかねてなどもありますが、仕事にやりがいがあり、安定した収入があれば生活の基盤ができてくるものです。

移住先が田舎であればあるほど「行けば仕事がみつかるだろう」とはいきません。小さな農村などでは仕事そのものも少なくハローワークもない地域もあり、移住後もただ時間だけが過ぎていくことにもなりかねません。

ウェブデザインやライターなど、場所を選ばず収入を得られる仕事ができるパパやママはよいですが、現地の仕事を探す場合は事前の下調べが重要です。

移住者に対する子育て支援とポイント

「子育て」に対する支援をしている地域

全国の自治体支援制度には、就職や起業だけでなく「子育て」に関するものも多くあります。子どもが少ない人口減少が著しい地域では、子連れの家庭を歓迎してくれる魅力的な制度が多くあります。

たとえば、北海道の標津町では幼稚園の使用料金、給食費や教材費も無料化にするなど、太っ腹な子育て支援制度を実施しています。これから子どもが欲しい、2人目、3人目が欲しいという家庭なら、出産祝い金などが支給される自治体はいかがでしょうか。

宮崎県椎葉村で出生し、住民登録をした赤ちゃんには最大100万円(第4子以降)の出生祝い金が支給されます。ただ、祝い金が支給されるのは出生から5年後です。ほかの地域の支援でも細かい条件などしっかり確認しておきたいですね。

移住先で子育てするときのポイント

緑が多く自然あふれる環境は、子育てするうえで理想的にも思えますね、厳しい自然ではありますが、子どもにたくましさと健康をもたらす効果があります。

移住先に理想的な子育て環境を求めるパパやママも多いです。やはり事前に下調べをして「こんなはずじゃなかった」と後悔しないようにしたいですね。保育園や幼稚園などは都会に比べて待機児童などが少ないと予想できますが、そもそも数が少ないので自宅の近くに幼稚園や保育園がないかもしれません。

小学校や中学校の場所も将来のためにチェックしておきたいポイントです。「学校に通うのに徒歩1時間」「船で海を渡る」なんて環境も実際にありますので、環境と利便性のバランスを考えて移住先を決めましょう。

保育園や病院の有無はしっかり調べよう

義務教育である小学校や中学校と違って、保育園は行きたくても行けない状況が続いてしまうことが考えられます。働きたくてもパパやママが子どもの面倒を見なければいけなくなれば、せっかく仕事がみつかっていても働くことができず、最初の計画とはかけ離れた生活になってしまう可能性もあります。

また、都会では気軽に行ける病院も地方では常時お医者さんがいるとは限りません。専門医も少なく、腹痛も骨折もひとりの医師が診察しているなんてことも珍しくありません。

重病であれば市街の病院に運ばれ、入院しても家族が通うのは大変です。子どもがいると、急病などで病院に行きたいこともありますよね。不安を少しでも減らすため、医療制度の整っている地域を選びたいですね。

移住者に対する住宅支援とポイント

「住宅」に対する支援をしている地域

移住するときには居住地の確保も必要です。こちらも、地域によって住宅支援を行っているところがあるので調べてみましょう。家賃や家の購入、修繕にかかる費用は、出費の中でも大きなものです。住宅支援で補助を受けられると、慣れない田舎暮らしの助けになりますね。

支援の内容は地域によって違いますが、多くの場合長く住んでもらうことを目的としているため、ある程度居住することが条件になる場合が多いようです。たとえば、20年以上住んだら家や土地を無償譲渡、定住のために家を購入したら250万円補助などがあります。

ほかにも、住宅補助に関して細かい条件がある場合もありますので、移住先候補の情報をじっくり比較検討したいですね。
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