安心して停電を乗り切ろう!停電時の親子での過ごし方や注意点
突然停電が起こると困ってしまいますよね。しかし普段から停電に備えておけば安心ですよ。そこで今回は、停電前に子どものために備えておきたいものと停電でも子どもが動揺せずに楽しめる過ごし方、停電時に子育て中の家庭が注意したいことなどについてお話しします。
停電前に子どものために備えておきたいもの
災害時には重宝する「液体ミルク」
これがあれば、水が使えないときでも安心して赤ちゃんに飲ませることができます。
普段は母乳というママでも、停電や災害時に気持ちが動揺して母乳が出なくなるというケースも無きにしも非ずなので、万が一に備え液体ミルクを用意しておくとよいでしょう。
液体ミルクとあわせて使い捨て哺乳瓶も用意しておくとベストです。使い捨て哺乳瓶があれば、開封してそのままミルクを入れればすぐに使えるので、暗闇で哺乳瓶を洗って干すという手間を省くことができますよ。
一台あれば便利で役立つ「カセットコンロ」
念のために備えて「カセットコンロ」を常備しておくのがよいですね。一台あれば便利で役立ちますよ。ご飯や麺類を調理することもできますし、子どもの離乳食やミルクを温めることも可能です。
停電が続くと冷蔵庫の中身も傷んできてしまうので、カセットコンロを使って食材を調理して食べるようにしたいですね。
また、停電中に赤ちゃんをお風呂に入れたい場合も、カセットコンロがあれば赤ちゃんの体を洗うためのお湯程度なら沸かすことができるので便利ですよ。
子どもが怖がらないようにする「おもちゃ」
子どもが怖がらないようにする「おもちゃ」も用意しておくとよいでしょう。暗いとお絵描きや絵本の読み聞かせは難しいので、暗闇でも遊べるものを用意しておきたいですね。
スイッチを入れるとライトや音が鳴る電池式のおもちゃや、充電しておいたタブレットで子どもの好きなアニメを見せるのもよいでしょう。
子どもが不安がっている場合は、お気に入りのぬいぐるみを渡すと少し安心してくれるかもしれませんね。
停電で子どもが動揺せずに楽しめる過ごし方
親子でしりとりをして楽しもう
親子でしりとりをして楽しむのもよいですね。しりとりであれば道具は不要ですし、家族で気軽に楽しむことができます。子どもの語彙力をアップするのにも役立ちますよね。
普通にしりとりを楽しむのもよいですが、海の生き物や食べ物に限定して遊ぶのもおすすめです。
しりとりに飽きたら、連想ゲームをして楽しむのも一案です。たとえば、ママがキャンディーと言ったら子どもが甘いと答えるなど、連想した単語をつなげていくのもよいですね。
ほかにも、「あ」のつく言葉を親子で交互に言ってみるなど、子どものレベルに合わせて楽しんでみましょう。
懐中電灯を使って影絵などをして遊ぼう
パパがママの手を懐中電灯で照らし、ママが手で色々な動物などの形を作ってみるのもよいでしょう。手から作り出される影絵に、子どもはきっと心を和ませることができるはずです。
ママやパパが子どものころ、懐中電灯を顔の下から当て、わざと怖い顔をして遊んだという記憶もあるかもしれません。家族で順番に、懐中電灯を使った変顔をして遊んでみるのも一案ですよ。
誰が一番面白い顔ができたか、家族で競争して楽しむのもよいでしょう。
このように懐中電灯を使って楽しんでみてくださいね。
星空を眺めて気分をリフレッシュしよう
周囲に電気の明かりがなくなると、その分夜空がよく見えるようになります。子どもと一緒に外に出て、家族で星空を眺めてみるのも名案ですよ。明かりのない室内に閉じこもっているよりも、よいリフレッシュになるかもしれません。
また、いつもとは違う明かりのない外の様子を子どもに見せることにより、電気の大切さを伝えることができますよ。子どもも節電を心がけてくれるようになるかもしれません。いつも当たり前だった風景が、子どもの目には違ったものに見えることでしょう。
停電時に子育て中の家庭が注意することとは
ろうそく火災に気をつけよう
特に子どもは、普段目にすることのないろうそくの火に興味を示し、手を伸ばして火傷してしまう可能性もあります。くれぐれもろうそくの扱いには気をつけることが大切です。
懐中電灯はワンポイントを照らすには便利ですが、周囲を万遍なく明るく照らすには物足りなく感じますよね。この場合、懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せると、懐中電灯の光がペットボトル内の水に乱反射して周囲を明るく照らすことができます。
このようにろうそくがなくとも懐中電灯で明るくすることができるので、試してみてくださいね。