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出産前後の行事を紹介!基本行事と国や地域ならではの行事

出産前後の行事を紹介!基本行事と国や地域ならではの行事

成長を祝い、厄除けを願う「初節句」

「初節句」とは生まれて初めて迎える節句のことで、女の子はひな祭り(桃の節句)、男の子は端午の節句をお祝いします。

【ひな祭り】
3月3日に雛人形を飾って、女の子の幸せと健やかな成長を願う行事です。雛人形は立春(節分の次の日)ころから飾り、ひな祭りが終わったら2週間以内に片付けをしましょう。中でも二十四節気のひとつ、啓蟄(けいちつ)の日に片付けるとよいといわれています。

【端午の節句】
5月5日に鯉のぼりや兜を飾って、男の子の厄除けや健やかな健康を願う行事です。この日に菖蒲(しょうぶ)の葉をお風呂に入れることで邪気が取り払われるといわれています。鯉のぼりは春の彼岸(春分の日)が過ぎれば飾ってよいといわれており、5月中旬ごろを目安として片付けましょう。

満1歳の一升餅で一生困らない「初誕生日」

1歳を迎える「初誕生日」は、一升(約1.8kg)のもち米を使って作ったお餅を子どもに背負わせるという行事があります。

1歳を迎えられたことをお祝いし、一升と一生をかけ「一生食べるものに困らないように」「一生健やかな人生をおくれますように」という願いを込めて行いましょう。

一升餅はネットで名前入りをオーダーすることや、地域のお餅屋さんで注文することができます。お餅は風呂敷に包んで背負わせるのが昔ながらの方法ですが、最近では専用のかわいらしいリュックも販売されているので、興味がある方は見てみてくださいね。

歩き始めたばかりの子どもに重たいお餅を背負わせるので、転んでしまったときのため、安全を確保してから行いましょう。

最近の定番行事「ハーフバースデー」

そもそもハーフバースデーとは?

「ハーフバースデー」はもともと、イギリスなどで夏休みやクリスマスなどの休暇中に誕生日を迎える子どもが「みんなにお祝いしてもらえなくてかわいそう」という理由で誕生日の6カ月前や後にお祝いをするという行事でした。

日本では近年、誕生6カ月目をお祝いする行事として行う人が増えています。生まれてから6カ月というのは短かったような長かったような…人によって感想は違うと思いますが、その間に赤ちゃんは離乳食を始めたり、寝返りができるようになったり着実に成長していることでしょう。

改めて赤ちゃんに生まれてきてくれたことを感謝し、半年間育児をがんばったパパやママの労をねぎらったり、半年間を振り返ってみたりするのはいかがでしょうか。

どのようなお祝い方法があるのか

それでは最近の定番行事「ハーフバースデー」をみんなはどのようにお祝いしているのでしょうか。

ハーフバースデーを迎えるころは離乳食を開始する時期です。豆腐やお粥など、材料を工夫してオリジナルの離乳食ケーキを作ってあげるのもよいでしょう。

写真は一生の記念になるものなので、お部屋や床をかわいくデコレーションをして、赤ちゃんと一緒に撮影してあげるママも多いようです。ハーフバースデーの写真をプロのカメラマンに撮影してもらうこともできますよ。

おじいちゃん、おばあちゃんを招待してみんなで食事会を開くという方法もあります。基本的にハーフバースデーをお祝いする方法にほ決まりはないので、ママが好きなようにお祝いしてくださいね。

パパやママにも半年分のご褒美を

赤ちゃんが生まれると、朝も夜も赤ちゃんのお世話に追われます。時にはストレスを感じることがあるかもしれません。ストレス解消も兼ねて、半年間とっても頑張ったパパとママにもご褒美をあげましょう。

美味しいケーキを食べたり、赤ちゃんを連れて外食するのもよいでしょう。赤ちゃんが多少泣いてしまっても安心な個室のあるイタリアンやフレンチのレストラン、手作りのベビーフードを出してくれるお店などもあるので、調べてみてくださいね。

寝返りができるようになった赤ちゃんは、ベビーカーを持って行くことをおすすめします。万が一寝てしまってもベビーカーなら安心ですよね。お店の中にベビーカーで入れるかどうかも予約時に確認しておくとよいでしょう。

祝い方いろいろ!各地の行事と風習

アメリカの出産前祝い「ベビーシャワー」

「ベビーシャワー」はアメリカで始まった、妊婦さんを祝福するためのイベントです。日本では出産祝い(プレゼントなども)は赤ちゃんが生まれてからするものですが、アメリカでは出産前にみんなで集まって、シャワーのごとく妊婦さんに祝福と出産後に必要な物などをプレゼントします。

出産後は3時間おきの授乳を含め、ママは昼も夜も育児に追われます。妊娠中に友だちとゆっくり楽しい時間を過ごしておこうという思いもあるようです。

もともとは女友だちの集まりでしたが、近年では男女関係なく、お互いの両親なども招いてお祝いすることが多くなってきました。ベビーシャワーは何回行ってもよいイベントで、数人の集まりから100人規模で行うこともあるようです。

韓国の1歳誕生を祝う「トルチャンチ」

韓国では1歳の誕生日を盛大にお祝いする風習があり、そのお祝いの宴が「トルチャンチ」と呼ばれています。

もともとは自宅に親しい人たちを招いて行われていましたが、現在では会社の人や友人などもたくさん招待してホテルやレストランを貸し切って行われることが多くなりました。当日、会場は風船やお花でかわいらしくデコレーションされます。ママはそのために何度も打ち合わせに通うのだそうです。

会場では1年間の子どもの成長をまとめたビデオなどが流れるほか、未来の子どもの運命を占う「トルチャビ」と呼ばれる儀式が行われます。トルチャビはお盆の上に鉛筆、お金、聴診器など色々な物を並べ、子どもが何をとるかに注目します。例えば「鉛筆をとったら学者になる」などと占うそうです。

沖縄の儀式「タンカーユーエー」

「タンカーユーエー」とは1歳の誕生日に、ご先祖様とヒヌカン(火の神さま)に子どもの健やかな成長を願ったり、将来を占ったりする儀式です。そのため、基本的に実家で行います。お客さんとともに豪華な食事をした後に、お楽しみの将来を占う儀式を始めることが多いようです。

先ほど韓国の1歳の誕生日祝いのときに紹介した「トルチャビ」と基本的には同じ儀式ですが、日本の方が子どもに選ばせる品がきちんと決まっています。

タンカーユーエーで子どもに選ばせる品は、お赤飯(食べるものに困らない)、筆(役人になる)、本(頭がよくなる)、そろばん(商売人になる)、お金(お金もちになる)、ハサミ(お裁縫が上手になる)です。ちなみに、ハサミを置くのは子どもが女の子の場合だけです。
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