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つわりで仕事に影響が出たら?つわりの対処法と気をつけたいこと

つわりで仕事に影響が出たら?つわりの対処法と気をつけたいこと

仕事を続けながらの妊娠期間で大変な時期といえば妊娠初期のつわりの時期です。特に初めての妊娠経験の場合だと、つわりのつらい期間がどれくらい続くのか、どうやって乗り切ればよいのか、わからないことばかりで不安が募ることも多いでしょう。つわりの対処法を知ることで、つらい時期を乗り切りましょう!

つわりの症状や期間と職場への対応

つわりで起こる主な症状

妊娠初期に起こる、吐き気や嘔吐、唾液の多さなどを総称して「つわり」といいます。お腹がすいたときに吐き気を強く感じる人もいて、これは「食べづわり」といわれています。また、つわりとは別に頭痛、発熱、体のだるさなどの症状がおこる人もいます。

つわりの原因には、妊娠によるホルモンの変化や、様々な不安から引き起こされる精神的ストレスなどがあげられます。つわりは妊娠にともなう生理的なものなので、根本的に治すということはできません。

また、つわりがひどく、食欲不振や嘔吐などで体重が5.0%以上減ってしまうようなときには「妊娠悪阻」が疑われますので、症状がきついときは迷わず産婦人科を受診しましょう。重度になると肝機能の低下などが起こることもあります。

つわりが起こる期間の目安

一般的に、つわりは妊娠4~7週頃(妊娠2~3カ月頃)から始まり、妊娠12~16週頃(4~5カ月頃)におさまるとされています。つわりの症状のピークは妊娠8~11週頃といわれていますが、これには個人差があり、もっと早くからつわりの症状を感じたり、逆にまったくつわりの症状を感じない人もいます。

また、妊娠期間中ずっと吐き気や食欲不振といったつわりの症状を感じ続ける人もいます。つわりには不安やストレスが密接に関係しているともいわれているので、なるべく不安のもととなる原因を避け、ストレスを軽減することで、つわりのひどい時期が少しでも軽減されるとよいですね。

つわりの症状の上手な対処法を知って、つらい期間をなんとか乗り越えたいですね。

職場に妊娠を報告する時期について

仕事を続けながらママになりたい人にとって、妊娠期間の仕事との付き合い方は大変重要です。

妊娠期間中はつわりの時期をはじめ、これまでになく体の負荷が増加するので、周りの助けなしには乗り切れないこともあります。就労先の上司には早めに妊娠を伝えて理解してもらう方が今後の妊娠期間・子育て期間の大きな安心になりますよ。

では、いつ頃職場に妊娠を伝えればよいのかですが、体調不良でお休みする可能性が出てくる時期までには伝えておいた方がよいでしょう。大体妊娠8週頃につわりが始まる人が多いので、それまでに伝えられるとよいですね。

妊娠中の仕事の進め方や、産後や育休後の復帰にもかかわってくるので、出産予定日も合わせて早めに上司に相談するようにしましょう。

仕事への影響を和らげるつわりの対処法

マスクやタオルでにおい対策を

妊娠初期、つわりの時期にはちょっとしたにおいにも敏感になります。満員電車のにおいや、バスの中のにおい、職場の食堂のにおいや仕事帰りの買い物時の総菜コーナーなど、普段の体調なら気にならないレベルのにおいにも反応して気分が悪くなってしまいます。

そこで、手軽なにおい対策として、マスクやタオル、ハンカチを使用する方法があります。マスクをしていればマスクの中で鼻栓を使用しても見えないですし、ハンカチやタオルにお気に入りのアロマの香りなどをしみこませておけば、急なにおい対策に重宝します。

ただ、アロマオイルを使用する際には、妊娠中には避けた方がよい種類のハーブ(ジャスミンやローズマリー、カモミール)もありますので、自己判断せず、専門家に相談するとよいですね。

空腹には気をつけよう

つわりの症状は吐き気や嘔吐、頭痛やだるさ、よだれが多く出るなど、人によって様々ですが、空腹時に症状を強く感じる人が多いようです。

とはいえ、一度にたくさんの食事をとってしまうとかえって気分が悪くなってしまうこともあるので、ちょっとずつこまめに食べ物を取るように意識しましょう。

小さなおにぎりなどを用意するのもよいですが、仕事中なら、小さなお菓子などをいつでも用意しておくと調子を崩しそうなときにすぐに口に入れることができるので安心です。

レモンやミントのタブレットや飴が人気ですが、中には妊娠中特定のにおいのものが受け付けられなくなる人もいるので、自分はどういったにおいや味のものなら食べられるか早めに知っておきましょう。

通勤は負担を減らす工夫を

つわりの時期の電車通勤は辛いもの。特に、つわりは朝に症状が出やすい人が多く、ぎゅうぎゅうづめの満員電車はお腹への負担も心配なので、通勤の時間帯に不安を持つ人も少なくありません。通勤方法をちょっと工夫して、つらい時期を乗り切りましょう。

フレックスタイム制のように、出勤時間をずらす制度を利用できる会社であれば、妊娠の報告をした上で相談してみるとよいと思います。そういった制度がない会社の場合は、混んでいる車両を避けたり、急行電車を避けて各駅停車を利用したりするという方法もあります。始発駅から乗って、座席に座る人もいます。

そのほか、マタニティーマークを利用したり、比較的人の少ない女性専用車両を利用するといった方法もありますよ。

仕事中のつわりで気をつけたいこと

どうしても辛いときは職場に相談を

仕事に対する責任感が強いと、妊娠しても周りに迷惑をかけないように仕事を続けたいと思ってしまいますよね。でも、頑張りすぎは禁物です。ママが無理をしすぎると、お腹の中の赤ちゃんに負担がかかってしまうこともあるのです。

通勤やつわり対策など、自分でできることを頑張ってもどうしてもつらいという場合は、職場に相談をしてみましょう。体調によっては母性管理指導事項連絡カード(母子手帳の最後のページについています)を利用して、休業や通勤時間の緩和措置をお願いすることも可能です。

今後の仕事の進め方もあるので職場の理解を得ておくことはとても大切です。「迷惑をかけてしまう」と気を遣いすぎずに、こまめに相談するようにしましょう。
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