就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

新生児が添い乳だとすぐに寝る理由。安全な授乳手順と注意点

新生児が添い乳だとすぐに寝る理由。安全な授乳手順と注意点

出産の疲れが取れていない中での新生児の寝かしつけは大変ですが、「添い乳だとすぐに寝てくれるので楽だ」という話はよく耳にしますよね。今回は、赤ちゃんはなぜ添い乳だとすぐに寝てくれるのか、また正しい添い乳の方法や注意点はどのようなものなのか、などについてご紹介していきます。

新生児が添い乳ですぐ寝るのはなぜ?

添い乳は背中スイッチが起動しない

出産を終えて待ちに待った赤ちゃんとの対面を果たしたのもつかの間、待ったなしにはじまる育児にママは大忙しになりますよね。2〜3時間ごとの授乳、おむつ替え、寝かしつけ、沐浴などで、1日はあっという間に過ぎてしまいます。

しかし、産後にママ自身の体調が十分に回復していない中でそれらのお世話をすることは、想像以上につらいもの。とくに抱っこや授乳中にうとうとしてきた赤ちゃんを布団に置こうとしたときに起きてしまうという、いわゆる「背中スイッチ」に悩まされるケースは多いものです。

赤ちゃんが寝てくれないことにはママも休めませんから、赤ちゃんに添い寝をしたまま授乳ができ、なおかつ赤ちゃんがおっぱいを吸いながらそのまま寝てくれるという「添い乳」はとても便利ですよ。

ママが楽なので赤ちゃんも不安にならない

「赤ちゃんは泣くのが仕事」といわれるように、「お腹がすいた」「眠たい」「暑い」「寒い」などのすべての感情を泣くことで表現します。昼間は心にゆとりを持って対応できたとしても、夜間は寝不足もあって十分に対応できないことも多々ありますよね。

夜間の授乳のときに思うように寝てくれないと、「授乳もしたし、おむつも替えたのにどうして寝てくれないのだろう」とイライラしてしまうこともあるのではないでしょうか。

ママが疲れたりイライラしていたりすると赤ちゃんも不安になります。しかし、ママがリラックスしながら楽な体勢で授乳ができる添い乳だと、赤ちゃんも安心感に包まれながら比較的スムーズに眠りについてくれるので助かりますよ。

ママのぬくもり安心感から眠りやすい

生まれたばかりの赤ちゃんはさまざまな刺激にとても敏感です。おっぱいを飲んですやすやと眠りについていたとしても、布団に下ろそうとしたときにママのぬくもりが感じられなくなることで不安になり、また泣き出してしまいます。

まだおっぱいを上手に飲むことができない新生児の授乳は時間がかかるため、寝ながら楽に授乳ができる添い乳はママにとって楽な授乳スタイルだとよくいわれます。しかしそれ以上に、「添い乳をすると赤ちゃんとスキンシップがとれる」ということもまた魅力的だとされています。

授乳の時間は親子水入らずのコミュニケーションの時間です。赤ちゃんはまだ話すことはできませんが、添い乳でママと触れ合うことで安心感を得ながら眠りについてくれますよ。

新生児に添い乳をするときの注意点

添い乳の授乳方法を確認しよう

赤ちゃんとともに横になった状態で授乳をする添い乳は、産後の育児で疲れたママの身体に負担をかけにくいと人気の授乳スタイルです。以下のやり方を参考にぜひ試してみてください。

1.赤ちゃんの横に寝そべり、赤ちゃんの口が乳頭のあたりにくるようにする。

2.ママは肘を曲げて自身の上半身を支えながら、赤ちゃんの方に向かって身体を横向きにする。

3.赤ちゃんの身体をママの方へ引き寄せ、乳頭を深くくわえさせる。赤ちゃんのあごがママの乳房にふれ、下唇が外側にめくれた状態が理想的。

4.しっかりとくわえられたらママは肘を伸ばして横になり、もう片方の腕や手のひらで赤ちゃんの背中を支え、向かいあって密着できるよう調整する。

5.片方の授乳後、もう片方も授乳をする。

赤ちゃんが窒息しないように気をつける

赤ちゃんを寝かしつけながら授乳ができ、ママの負担が軽減されるメリットがあることから、添い乳は母乳育児中のママに人気の授乳スタイルです。

しかしその一方でデメリットが気になる方も少なくありません。とくに母子ともに授乳に慣れていない新生児期においては、不自然な姿勢で添い乳をすることで事故につながる恐れがあります。呼吸を妨げないよう赤ちゃんの頭を少しだけ後ろに反った体勢に調整し、鼻がふさがっていないかどうかを確認しながら添い乳をする必要があります。

また、添い乳をしている最中にママが寝入って赤ちゃんの上に覆い被さってしまう、横向きで寝た赤ちゃんがいつのまにかうつ伏せになってしまう、などで窒息をしてしまわないよう十二分に注意を払ってくださいね。

ママは添い乳での乳腺炎に注意しよう

添い乳は横たわった状態で授乳できるため、ママの身体的な負担が軽くなります。ずっと赤ちゃんを抱っこしているせいで腱鞘炎になってしまったママや、出産時の傷口の痛みなどで起き上がった状態での授乳が難しいママにもできる方法ですので、できれば積極的に取り入れたいものですよね。

しかし、添い乳をすることで起こるデメリットもいくつかありますので「本当に大丈夫だろうか?」と気になる方もおられることでしょう。とくに、添い乳をする際に同じ側の乳房ばかり授乳しているとどうしても乳腺炎にかかりやすくなりますので、注意が必要です。

乳腺炎になると、発熱、痛み、炎症のほか、母乳の出が悪くなる可能性もありますので、面倒でも左右の乳房を交互に与えるようにしてください。

添い乳は続けていると悪影響もある

眠りが浅くなり添い乳でしか寝なくなる

授乳はとても体力を消耗しますよね。新生児のお世話だけでも大変な上、寝不足の中での夜間の授乳はとてもつらいものがあります。添い乳はママの夜間授乳の負担をずいぶんと減らしてくれる、強い味方です。

しかし授乳回数の多い新生児とは違い、成長してからも横になった状態でダラダラと母乳を飲みながら眠りにつくクセがついてしまうと、後々問題が出てくることはご存知でしょうか?

まず、添い乳だとくわえ方がどうしても浅くなりやすく満腹になる前に寝落ちしてしまいますし、半分寝ながら母乳を飲んでいると眠りが浅くなって深い眠りにつけなくなります。

また添い乳が常習化してしまうと添い乳をしない限り寝られなくなってしまい、卒乳しにくくなることもあるのです。

中耳炎や虫歯になる可能性がある

添い乳をしていると必ずしも中耳炎になるわけではありませんが、横になっておっぱいを飲むことで知らないうちに母乳が耳の方に流れて中に入ってしまう可能性は否定できません。

また、添い乳を続けることで虫歯になるリスクが高まるという指摘もよくされます。母乳には虫歯菌のエサとなる乳糖がふくまれており、まだ歯が生えていない新生児期の赤ちゃんであれば問題はありませんが、歯が生えはじめる生後半年ごろからの夜間の添い乳には注意が必要です。

歯が生えはじめるころは徐々に離乳食が始まる時期でもあります。もし歯磨きをそこそこに夜間の授乳をしてそのまま寝入ってしまった場合、歯に残った汚れから菌が繁殖して虫歯につながりやすくなるのです。

ママは添い乳で体を痛めることがある

赤ちゃんが添い寝の体勢での授乳に慣れ、首がすわったり自分で寝返りができたりするほどにまで成長すると、ずいぶんと添い乳は楽になります。しかしまだ赤ちゃんが小さいうちは授乳の際に手や腕を使って補助をする必要があるため、ママは不自然な体勢になりがちです。

また添い乳は横を向いて寝ることになるため、骨盤や背骨にゆがみが生じやすくなってしまいます。産後の母体の回復期において、いったんゆがみが出てしまうと後々矯正をすることは大変になります。

長時間、長期間にわたって無理な体勢を続けていると、腕や肩、腰にかなりの負担がかかって痛みが生じてしまいますので、夜間にまとまって寝てくれるようになったころから添い乳を続けるかどうかを検討してみるとよいですよ。

まとめ

産後待ったなしにはじまる育児にママは大忙し。とくに新生児期は夜間の授乳も頻回のため、ママは寝不足で疲れが取れません。赤ちゃんと一緒に横になった状態で授乳ができる添い乳は、そんな新生児を育てているママの強い味方です。

しかし、添い乳は母子ともにメリットがあるものの、事故につながらないように添い乳をするときの体勢に注意が必要であったり、長期間続けることによるデメリットを把握する必要があったりするのも事実です。

よい点と悪い点の両方を知った上で、添い乳をするかどうかの判断をしてみてくださいね。

関連記事

この記事のキーワード

ライター紹介

teniteo WEB編集部

  • フリーペーパーテニテオ愛知・宮城版
  • teniteoWEAR
  • テニ-とテーオ
  • teniteoSHOP
  • teo's
  • ハロウィン2018
  • クリスマスプロジェクト2018