子どもの雪遊びの服装を知ろう!雪遊びのメリットやアイデア
大人にとってはちょっと困ることも多い「雪」。雪が降ると、子どもは「寒さなんて関係ない!」とばかりに大喜びして外に飛び出していきますよね。実は、「雪遊び」は子どもにとってメリットも多いのです。そこで今回は、雪遊びの服装のポイントや注意点とともに、おすすめの雪遊びアイデアを紹介してきます。
雪遊びの服装のポイントや注意点
スノーウェアは素材や機能性で選ぼう
おすすめは「つなぎ」タイプのスノーウェア。上下セパレートタイプだと、動いているうちにどうしても上着がめくれて、雪が腰周りに侵入してくる恐れがあります。その点つなぎタイプなら、お腹や腰に雪が入る心配がないので安心です。
また、足首や手首が二重構造になっていて、中でしっかりとゴムが閉じて雪をガードしてくれるものがよいでしょう。撥水性・防水性・耐水性も重要です。ウェアの中に水分が染みてくると、体温が奪われて風邪をひいてしまう可能性大なので、しっかりとした素材を選ぶようにしましょう。
小物の防寒アイテムを活用しよう
【雪遊びに必要な防寒小物】
・帽子…ウールのニット帽やフリース素材の帽子があたたかくてよいでしょう。
・手袋…普通の手袋ではすぐにびしょびしょになってしまいます。雪遊び用の防水手袋が必要です。
・スノーブーツ…短時間なら普通の長靴でも代用できますが、滑りやすいですし、すぐに足が冷え切ってしまいます。10分以上遊ぶならスノーブーツがよいですよ。ソールが厚くて雪に滑りにくくなっています。また、雪が入らないように履き口が紐やゴムで絞れるものもありますよ。
スノーアイテムは使用期間が短いので、お下がりがないか、周りに声をかけてみるのもよいですよ。
着替えや紫外線対策も忘れずに!
雪遊びをさせるときは、必ずインナーの着替えを数セット用意するようにしましょう。気を付けていても、袖口や足元から少し雪が入ってしまって「ママー、つめたいー」という事態になりかねません。多すぎるくらいに着替えがあると安心です。
また、真っ白な雪は太陽の光を反射して、下からも紫外線を浴びることになります。お天気がよい日に雪遊びするなら、紫外線対策として、顔に日焼け止めを塗っておきましょう。
子どもの雪遊びのメリットを知ろう
表現力や想像力が育ち感性が豊かになる
握った感触、踏んだ感触、上に投げてパラパラと落ちてくる感じ…雪にしかない特別な感覚に、子どもは興奮して遊びだします。最初からママが遊び方を教える必要はありません。子どもが自分で想像して、遊びたいように遊ばせることで感性が豊かになるのです。
うまくいかないとき、もっとよい方法があるときに、ママがそっとアドバイスするくらいがちょうどよいかもしれません。「雪でそんな遊び方をするんだね!」と、子どもの個性を感じられる機会にもなるでしょう。
体の感覚を育てることができる
また、足元が不安定だからこそ、まっすぐ立っていられるように全身を使ってバランスをとる必要があります。次の一歩はどこに踏み出そうか、転ばないようにどんな風にバランスを取ろうか、頭と体をフル回転させて遊ぶはずです。
雪の上で遊ぶことで、体のバランス感覚を育てることができたら、ママも嬉しいですよね。しかも降り積もった雪の上なら転んでも安心です。たくさん転んで、雪まみれになる感覚を楽しむのもよいですよ。
体が強くなり風邪をひきにくくなる
「風邪から守る」ということではなく、「風邪をひかない強い体をつくる」というポジティブな思考で考えれば、雪遊びはまさに強い体を作るのにもってこいの外遊びといえそうです。
冷たい外気を肌で感じることで体温調節機能が高まりますし、冷たい空気を吸えば心肺機能も高まります。基礎体力が上がって風に負けない強い免疫力を手に入れることができるでしょう。
ただし、冬とはいえ、汗による冷えには注意が必要ですし、こまめな水分補給もさせるようにしてくださいね。
何人でも楽しめる雪遊びのアイデア
ママと一緒にいろんな形の雪だるまづくり
また、お家にあるボタンや野菜などを雪だるまに埋め込んで、思い思いのデザインにするのも楽しいですよ。顔ができると、雪だるまに命が宿ったような感覚になるから不思議です。天気がよいと溶けてなくなってしまうかもしれませんが、それもまた雪遊びの醍醐味です。
子どもと一緒に小さな雪だるまをたくさん作るのも楽しいですよ。仲間がいっぱいいると、なんだか雪だるまも嬉しそうに見えます。子どもの小さな手でも、おにぎりのように丸めていけば、上手に完成しますよ!