1歳11カ月の子どもの育児法は?1歳最後の成長を親子で楽しもう
お歌も上手に!ママと一緒に歌いたい
歌を聞いて聞こえたままの歌詞を歌うでしょうから、おかしな歌詞を歌っているということもあるかもしれませんね。歌詞やメロディが違っていても訂正せずに好きなように歌わせましょう。
歌うことでも言葉を覚えますから、ママも一緒にいろいろな歌を歌って楽しむとよいですね。子どももママが一緒に歌ってくれたらうれしいですよ。
上手に歌うことよりも楽しく歌うことが大切な時期です。楽しく歌うことでお歌も好きになり覚える言葉も多くなりそうです。
言葉の意味も理解するように
ママが「あのおもちゃとって」とお願いしたら取ってきてくれるでしょうし、「ママ、抱っこ」といってくるかもしれません。言葉の意味を理解して行動を起こしたり、してほしいことをお願いできるようになるわけです。
言葉を話さないけれど、言葉の意味を理解している子どももたくさんいます。理解している子どもは、突然あふれ出るように多くの言葉を話すようになることもあるようです。
話す言葉が少なくても、ママが話しかけた言葉を理解しているようであれば心配しなくて大丈夫ですよ。
運動能力が発達して遊びがダイナミックに
かけ足のスピードもアップ
かけ足も上手になってスピードもアップしてくるでしょう。ママが目を離したらどこかに行ってしまったなどということもあるかもしれませんから目が離せませんね。
「止まって」といったらピタッと止まってくれるようにもなりますし、段差を超えることもできるようになってきますから、遊びがダイナミックになるわけです。ダイナミックな遊びを通して、運動能力も発達し、体力も養われるときなのでしょう。
ジャングルジムや滑り台など遊具が大好き
公園に行ってジャングルジムや滑り台、ブランコ、シーソーなどの遊具を見たら喜んで遊ぶでしょう。身体を動かして遊べるものが大好きなのです。
動き回って遊ぶことや動きが大きくなると怪我が多くなります。ママは子どもが怪我をしないように注意をしながら見守ることが必要ですね。
日中に身体を使って思いっきり遊ぶと夜もぐっすりと眠ってくれるようになります。太陽の光を浴びて遊ぶことが大切な時期でもありますね。
家の中でも安全に遊べるようにしよう
家の中にはぶつかったり落ちたりと危険がいっぱいです。危ないからといって大人しくしていることも難しい時期ですよね。
ですから、危なくないように環境を設定する必要がありますね。台所や階段には1人で行けないようにベビーガードをするのもよいでしょう。
フローリングで滑りにくくするためにラグマットやカーペットを敷く、子どもが手にとって危ないものは手の届かないところに置くなど事故につながらないようにすることが大事ですね。家の中でも安全に遊べるようにしましょう。
1歳11カ月の子どもの食事で意識すること
基本的にはまだ薄味がベスト
大人の食事からとりわけするにしても、味付けは別にして薄味にするか、パパやママも薄味のものを食べてもよいですね。幼いうちから濃い味を食べていると味覚がおかしくなったり、腎臓に負担がかかったりしますから注意しましょう。
食べ物の好き嫌いも出てくる時期です。嫌いと食べなくても、形を変えたり、細かく刻んだりすると食べることもありますから工夫してみましょう。
幼児食を作るのに手間がかかりますが、この時期に薄味のままいろいろな食材を食べて素材の味を覚えていけるとよいですね。
お刺身や生卵はまだ避けたい時期
例えば、サルモネラ菌などの菌は下痢や嘔吐などの症状が出たり、ひどいときは亡くなってしまうこともあります。そうした危険性を避けるためにも、生の食材は避ける方がよいのです。
幼児食になっても生の食材はまだまだ気を付ける必要があり、お刺身や卵などを生のまま食べるのは避けた方がよい時期でしょう。生の食材は3歳を過ぎたら食べてもよいといわれていますから、1歳11カ月という年齢ではあともう少し待った方がよいですね。
フォローアップミルクから少しずつ牛乳へ
もちろん、離乳食をしっかりと食べ、母乳やミルクを飲んで栄養が十分に取れていたら飲ませる必要はありませんが、飲ませているママはいつまで飲ませるべきか迷うこともあるかもしれません。
1歳頃からアレルギーがなければ牛乳が飲めるようになりますので、フォローアップミルクから少しずつ牛乳へ移行していくとよいですね。フォローアップミルクを作る手間とお金を考えると、牛乳はコストも安く手軽に準備できますから、牛乳に変わったらママも楽ですね。