体調日記をつけるメリットとは?日記をつけて健康的なママに
「最近なんとなく不調な日が増えた」「以前とは体質が変わった」というママも多いですね。そんなママは、体調日記をつけてみましょう。体調日記をつけると、心身の変化のリズムや不調の原因を把握することができます。今回は、ママにおすすめの体調日記のメリットと記入方法、活用したい便利なツールをご紹介します。
ママが体調日記をつける三つのメリット
心身の変化のリズムを客観的に把握できる
頭痛や肩こり、眼精疲労や食欲不振、イライラなど様々な不調が現れることもあり「年をとったな」なんて実感することもあります。そうした体の不調は、多くの場合「女性ホルモンの減少」「生活習慣」が原因となっていて、自分の体調の変化に注目してみることで改善策が見つかる可能性も高まるのです。
そこでおすすめなのが「体調日記」です。心身の変化のリズムを客観的に把握するためにも「体調日記」で日々の体調を記録して不調の原因と対策を探ってみましょう。
不調の原因と対策が見えてくる
例えば「生理2週間前ごろになると、イライラし始める」「生理前になると食欲が出る」「生理中は腹痛よりも頭痛が強くなる」などの不調は、ホルモンバランスの変化が原因だった、不定期に起こる頭痛や咳込みが、実は天候の影響を受けていたなど意外な原因が判明することもあるのです。
このように体調日記をつけ始めることで心身の不調の原因に気づくことができれば「つらい時期だからゆっくり家事を進めよう」など行動のペース配分ができるほか、生活習慣の改善に意識を向ける、睡眠時間を増やしてみる、病院に行ってみるなど、症状や原因に合わせた対策が見えてくるというメリットもあります。
日記をつけると自律神経の働きが整えられる
体調日記は簡単な内容でOKです。(体調日記の項目は後ほどご紹介します)ただ、もし可能であれば就寝前に「今日の振り返り(マイナス面・プラス面)+明日の目標」という3行のメモを残すと、メンタル面にも効果的です。
3行日記でも、毎日続けると自律神経の働きが整えられるといわれています。心身の不調は、自律神経のバランスが乱れることから始まります。就寝前に日記を書く習慣は、日中に活発に働く交感神経から、体を休ませる副交感神経が優位になるように切り替える役割を果すのです。
3行だけでも日記を取り入れてみましょう。
ママが健康でいるために体調日記をつけよう
日記帳やアプリに記す
まず、何に日記をつけると続けやすいかを考えてみましょう。体調日記は色々な方法でつけられますよ。すでに日記をつけているママは日記帳をそのまま利用して、体調日記の項目を追加すればOKですし、そのほかにも下記のような体調日記のつけ方もできますよ。
・体調日記用にノートを用意する
・スケジュール帳のデイリーページに体調日記をつける
・小さめのノートに体調日記を記入してスケジュール帳と一体化させる
スマホ入力の方が楽に感じるママは、日記アプリなどを活用しましょう。日記系のほかにも、色々な種類のアプリがありますよ。体重管理、生理予測管理などの体調管理アプリで記録をつけるのもよいですね。
天気や心身の状態を評価
毎日書き留めておきたい内容は、以下の点です。
・天気
・体調
・日記(3行日記でもOK)
・睡眠の状態
・体温
・運動の有無
その日の体調は5段階に分けて評価したり、簡単に記入できる顔マークを取り入れたりしてもよいですね。日記の欄には体調不良の具体的な症状や、簡単に1日を振り返ることができる3行日記を記入するのもよいでしょう。運動の有無には、ストレッチやランニングなど当日おこなった内容や時間、感じられた効果を記入すると、自分に合った運動内容や効果的な運動を発見することができます。
また、服用している薬や、生理中の体調を記載する欄を作るのもおすすめですよ。
たくさん書かなくてはと気負わない
ただ、ある程度の項目は書き留めておいた方が、把握も振り返りもしやすいですね。それも、自分が書きやすく確認しやすければOKなので、毎日続けられる記入方法や内容を自分なりに工夫して実行していきましょう。
就寝前に記入をするのがベストですが、子育て中で就寝前に時間をとるのが難しいと感じるならば、朝目が覚めてから前日を振り返って記入するのもありです。
次の項目では「ママが使いやすい記録ツール」もご紹介していきますので、参考にしてくださいね。
ママが使いやすい体調日記を記録するツール
ヘルスチェックカレンダーがついている手帳
巻末や巻頭に、1年間の日付とスペースがついたヘルスチェックカレンダーがついている手帳もありますよ。不調を感じた日付を丸で囲んだり、スペース部分に「頭痛」「腹痛」など症状を記載したりするのもよいですね。
ヘルスチェックカレンダーのメリットは、一つのページで数カ月から1年間の不調の有無をまとめて見返すことができる点です。日付を囲むペンの色を症状別に分けて記入するだけでも、パッと見て「寒い時期は体調が崩れやすい」「◯◯の症状が多いな」など、自分に起こりやすい症状や時期を知ることができます。