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「うちの子はこうだった!」先輩ママたちのイヤイヤ期体験談

「うちの子はこうだった!」先輩ママたちのイヤイヤ期体験談

  • 体験談:T.Sさん(30代前半)専業主婦
子どもを3人育てていますが、1番上のお兄ちゃん(5歳)はイヤイヤ期があったのかなと思うほど穏やかに育ちました。2番目のお姉ちゃん(3歳)は、がっつりイヤイヤ期があり、超音波のような泣き声と寝転がっての大暴れでした。

3番目の1歳の娘は、我が強く思いどおりにならないと、その場からまったく動かなくなるか、寝転がって泣き叫びます。そこは、2番目の娘とあまり変わらないのですが、1歳の娘は地団駄をものすごく踏みます。どすどすどすどすと床の音がなるくらい踏みつけて地団駄を踏むので、初めての光景に私もパパも笑ってしまいます。

イヤイヤ期はイライラするし大変ですが、思い返してみると一人一人個性があって面白いなって思います。

■編集部コメント

イヤイヤ期にも子どもそれぞれ個性があります。3番目の娘さんは1歳ということですので、言葉にできないもどかしさが地団駄という形になったのかもしれませんね。漫画のような光景に思わず笑ってしまった気持ちもわかります。

おさまらない癇癪への対処法

  • 体験談:C.Sさん(30代後半)専業主婦
2歳前後のとき、癇癪を起こして手が付けられないことがありました。毎回、癇癪がはじまると途方にくれていた私。

「どうしたの?」「何がイヤなの?」と質問すると余計に「イヤー!」とひどくなるし、抱っこしてなだめようとしても暴れる…。本人も途中からなんで泣いているかわからず錯乱状態。

結局、1番の対策は「気が済むまで泣かせること」でした。家の外だとなかなか難しいのですが…
どうにかしようとするとこちらもイライラしてしまうので「気が済むまで泣けばいい!」と、そっとしておきました。

泣きつかれるか、思い切り泣いてスッキリするタイミングが来たら「さっきはどうしたの?」と決して蒸し返さずに通常運転に戻すことも心がけました。

■編集部コメント

子ども自身も、なぜ怒っているのか、泣いているのかわからなくなることがあります。感情のコントロールがうまくできないとき、優しく見守るという方法が功を奏した例ですね。子どもによっては、かまってほしいタイプもいるので性格にもよるかもしれませんね。

ある日突然きたイヤイヤ期の終わり

  • 体験談:J.Sさん(40代前半)自営業・フリーランス
うちの息子のイヤイヤ期は、長かったです。しかも酷かったです。息子とのお出かけは、いつも不安な気持ちでした。

お店の中では、欲しいお菓子を手に取って「欲しい、欲しい」と大声で泣きました。公園では「帰りたくない、帰りたくない」と毎日帰り際は大泣きでした。

とにかく、大声で泣く息子とともに、周りの人に注目されるのがつらかったです。

そんな息子でしたが、4歳のある日、突然私のいうことを聞いたのです。今までは「イヤ」としか返事しなかった息子がすんなりいうことを聞いたのです。嬉しいというより、驚きました。

どんなにイヤイヤ期の酷い子でも、いつかは終わるのだと信じてよいと思います。長かった我が子のイヤイヤ期も、4歳半ばで突然終わりを感じました。

■編集部コメント

2歳前後で訪れるイヤイヤ期が長く続くとママも本当に大変です。心からお疲れさまといいたいですね。イヤイヤ期は子どもが精神的に成長し、乗り越えることができると自然と終わりを迎えます。今、イヤイヤ期に悩んでいるママももう少しの辛抱です。

「イヤ!」という子どもの心理と対処法

「イヤ」は自己主張の裏返し

2歳前後は「言葉の爆発期」とも呼ばれ、日ごとに新しい言葉を覚え、たくさんおしゃべりできるようになってくるころといわれています。自分の好きなもの、楽しいことを覚え、いろいろなことに興味を持ち、「やってみたい」という好奇心も旺盛になります。

同時に、パパやママからいわれたことを素直に聞きたくない、「自分で決めて自分でやりたい」と強く思うようになり「イヤ」を連発してしまうのです。この複雑な気持ちは、ときに子ども自身でもコントロールできなくなり、泣き続けてしまうことしばしば。

ママがなにをいっても聞き入れないことがありますが、自己主張は成長の上での大事なプロセスです。ママも一緒に感情的になるのではなく、落ち着いて言葉をかけるように心がけたいですね。

「ママわかって!」上手に気持ちをいえない

言葉が増えてきたとはいえ、まだ自分の気持ちをすべて上手に表現できるわけではありません。自分の思ったことを伝えられないもどかしさからストレスを感じ、怒ったり泣いたりということが起こります。

「ママにわかってほしいのに伝わらない」という気持ちが大きくなっているので、そんなときはママが子どもの気持ちを代弁するようにしてみましょう。ママが「こうして欲しいんだよね?」「これが欲しいね」と伝えることで子どもは「ママにわかってもらえた」と落ち着くことがあります。

子どもの要求がかなえられないときも、まずは要求を理解したことを示し、そこからなぜかなえられないのかを説明するようにしましょう。根気よく話せば子どももわかってくれることが多いですよ。
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