産後1カ月の赤ちゃんの生活は?ママの様子やスキンシップも紹介
生後1カ月の赤ちゃんというと、まだまだ生まれたばかりでママも育児に慣れておらず、「毎日やり過ごすのに精一杯」という方も多いでしょう。ママの感じている不安やストレスが少しでも解消されるように、生後1カ月の赤ちゃんとの生活やママの心の変化などを見てみましょう。
生後1カ月の赤ちゃんの成長や生活リズムは
個人差もある体の成長について
ママは「赤ちゃんに元気に育ってほしい」という強い想いから、ついほかの赤ちゃんと成長を比べてしまうことがありますよね。しかし、ほかの赤ちゃんと比べてしまうと不安が増すこともありますよ。それぞれの赤ちゃんをよく見て、しっかり母乳(またはミルク)を飲めているか、排便の回数や色、元気に泣いているかなど確認しましょう。
「赤ちゃんが元気か心配」というママは、授乳やおむつ交換など、赤ちゃんの育児記録を残しておくとちょっとした異変に気づきやすいですよ。
「あ~」「う~」と声を出す子も
この時期の赤ちゃんはまだ目がよく見えてはいませんが、聴覚は発達しているのでパパやママの声やさまざまな音が聞こえています。赤ちゃんが「あ~」と声を出したときは「お話ししてるの。上手だね」などと、パパやママも話しかけるようにしましょう。
「あ~」「う~」などと話さない子もいますが、まだまだ心配しなくても大丈夫です。成長していくうちに声を出し始めるので、普段からたくさん赤ちゃんに話しかけてみて様子を見てみるとよいですよ。
まだまだ大変なこの時期の生活リズム
また、うんちやおしっこの回数も、生まれたときと同じくらい多い子もたくさんいます。生後2~3カ月頃には授乳やおむつ交換の回数も落ち着いてくることが多いので、気長に待ちましょう。
子育ての疲れや寝不足などで辛いときはママひとりで頑張るのではなく、パパや家族、友だちなどに頼ることが重要です。ときどき息抜きをすることで、赤ちゃんとの生活も楽しいものになりますよ。
産後1カ月のママの体と心について
ママの体の状態や1カ月健診のこと
産後1カ月健診では、子宮の収縮具合や、悪露が残っていないかなどを先生に診てもらいます。なにか体で心配なことがある場合は、このときに一緒に相談してみましょう。
産後1カ月健診で異常がないからといって、無理をしてはいけません。まだまだもとの体に戻っていく途中なので無理をせず、なるべく家事はパパや家族に任せて赤ちゃんのお世話に専念できる環境を作れると、ママの負担も軽く済みますよ。
産後、ママの心が変化することも
赤ちゃんのお世話は想像以上に大変なことが多いですよね。今までは自分に使えていた時間も赤ちゃんのために使うようになる、赤ちゃんのお世話で寝不足になるなど、ママの生活が激変することにより、心が追いついていかないのでしょう。
また、ホルモンバランスの乱れによっても心が不安定になりやすいです。産後しばらくはホルモンバランスが乱れているので、イライラしたり落ち込んだりすることがありますよ。
産後の育児ストレスを解消するには
「赤ちゃんと離れてひとりになりたい」という方は、パパや祖父母などに赤ちゃんを預けてみましょう。「ママだから赤ちゃんとずっと一緒にいなければならない」というわけではありません。赤ちゃんと笑顔でふれあうためにも、少し離れてリフレッシュすることも大切ですよ。
赤ちゃんを預けられない方は、地域の子育て支援センターの一時保育やベビーシッターをお願いするものよいでしょう。ストレスを溜め込みすぎると産後うつになる可能性もあるため、誰かに頼ることも必要なことですよね。
生後1カ月の赤ちゃんとのスキンシップは
赤ちゃんとのお風呂デビューの時期
多くの赤ちゃんは、生後1カ月頃にお風呂デビューをしています。「生後1カ月健診が異常なしで、先生にお風呂に入ってよいか聞いてから入った」という方が多いようです。入浴は赤ちゃんとたくさんスキンシップがとれる時間なので、一緒にお湯に浸かりながらリラックスできるとよいですよね。
「ひとりでお風呂に入れるのは大変」という方は、それまでどおり沐浴でも問題ないですよ。パパが休日のときや誰かに手伝ってもらえるときに、お風呂デビューにチャレンジしてみましょう。赤ちゃんが泣いても焦らずに、「大丈夫よ」と声掛けしましょう。