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英才教育を乳児から始める!種類やメリット、デメリットをご紹介

英才教育を乳児から始める!種類やメリット、デメリットをご紹介

子どもが生まれたらあれもこれもしてあげたいと思うのが親心。将来困らないために、英才教育をしたいと決めているママも多いのではないでしょうか。でも具体的にはどんなことをしたらいいのか、メリットだけではないデメリットについてもきちんと調べておきましょう。

乳児からの英才教育はどんな種類がある?

すぐに始められる!絵本の読み聞かせ

今すぐにできることのひとつに絵本の読み聞かせがあります。これは生まれた直後からでも、1歳、2歳でもすぐに始められる英才教育のひとつです。

まだ、生後間もない赤ちゃんに絵本を読み聞かせてもわからないのでは?と思うママもいるかもしれませんが、赤ちゃんは生まれて間もないとしても実にいろいろなことを吸収していきます。ママが発する言葉のひとつひとつに赤ちゃんは興味津々で耳を傾けてくれます。

そんなそぶりはみせてくれないかもしれませんが、ママの声はしっかりと赤ちゃんに届いています。幼いころからの読み聞かせが将来読書好きになるかどうか、自ら進んで学ぶ姿勢ができるかどうかの分かれ道にもなるといわれています。

早期開始ほど効果的!カードフラッシュ

シンプルなイラストが描かれたカードを次々とめくって瞬発的な理解力を深めるのがカードフラッシュです。カードをめくると同時に、その名前を読み上げることで視覚と聴覚からアプローチできます。

赤ちゃんは右脳が有利に働くので、たくさんのものをスピーディーに覚えることが得意です。そのため、カードフラッシュを行うことによって短期間で多くの言葉を覚えられるようになります。

このカードフラッシュは機械的にすら感じ、大人からするとぎょっとするような光景にもみえますが、子どものうちは実に効果的な暗記方法。まだ言葉を発しない赤ちゃんであっても、カードフラッシュの効果で言葉の意味を覚えることが分かっています。

ゲーム感覚でできる楽しい英才教育のひとつです。

英語や運動を早期教育として始める人も!

英才教育の中でも今最も注目を集めているのが英語です。グローバル社会といわれるようになってますます英語の必要性が叫ばれています。

言語習得は早ければ早いほど有利なのは周知の事実。英語を聞き取り、英語を英語として理解できるようになるためには幼いころからの英語教育が必要不可欠と言われています。

同じく、運動や芸術関連も人気の英才教育のカテゴリーです。世界で活躍するアスリートや音楽家のほとんどが幼少期から英才教育を受けていたということも人気に拍車をかけています。

整った環境が子どもの可能性をのばすことにつながることを、世界で活躍する人たちから学ぶことができますね。親も子も、できる努力は惜しまない、その心構えが大事です。

英才教育を乳児から始めるメリット

子どもの脳の発達が促されやすい

子どもの脳は3歳までに作られる、という話を聞いたことはないでしょうか。3歳までの脳はとても柔軟でいろいろなことをスポンジのように吸収し、そして吸収できる容量も多いといわれています。

さらに、3歳よりも2歳、2歳よりも乳児や胎児といったように、低月齢になればなるほど脳の能力は高く、これが幼児教育や胎教などの普及にもかかわっています。この時期に良質な刺激を脳にたくさん与えることが大事です。

脳には右脳と左脳がありますが、赤ちゃん時代に有利に働いているのが右脳です。右脳はたくさんの情報を覚えて直感的に処理することが得意なので、カードフラッシュのような知的刺激を与えることは理にかなっていますね。

親子の絆が深まり親のリフレッシュにもなる

「赤ちゃんからの英才教育」と調べてみると、絵本の読み聞かせ、ママがたくさん話しかけること、手遊びなどスキンシップが欠かせないことがわかります。英才教育をがんばろうと思うと必然的に親子の時間が増え、結果として親子の絆が深まります。

ママとしても、家事や仕事の合間を縫って子どもとの触れ合いを持つことがリフレッシュになるのではないでしょうか。もちろん、子どもにとっても大好きなママとたくさんの時間を過ごせることは大きな喜びです。

大事なのは英才教育を義務的に感じたり、結果を出さなくてはとあせったりしないこと。お互いが楽しく時間を過ごしていると感じることで、英才教育のメリットを存分に引き出すことができます。

勉強も遊びの延長と捉え苦手意識が無くなる

英才教育は小学校や幼稚園に行く前から始めるのが基本です。最初は遊び感覚でできるものから始めるので、勉強を勉強と感じずに取り組むことができます。

知的欲求や探求心などを芽生えさせるのも英才教育の得意とするところなので、その成果として自分から進んで分からないことや知らないことに向き合う姿勢ができてきます。さらに幼いころから問題や質問に答えて正解するという達成感を味わうことで、勉強に対する苦手意識が無くなるのもポイントです。

自ら進んで勉強する習慣が身に付けば、進学後も安心できます。英才教育と勉強は違うという考え方をすることもありますが、勉強そのものに向き合う姿勢を確立するのが英才教育の狙いでもあります。

早すぎても問題?デメリットもチェック

詰め込みすぎて脳の容量不足になってしまう

私たちの脳は生きているうちには使いきれないほどの容量があるといわれていますが、英才教育を行うことで脳の容量不足が起きるという懸念もあるようです。実際どうなのかということはまだわかっていませんが、幼いころから偏った情報ばかりを詰め込みすぎると本来学ばなければいけないことが学べない、のちの学習のための領域が残らないという意見もあります。

例えば、英才教育で子どもに言葉や物の名前、英語や数字などを覚えさせることにこだわってしまい、情緒や創造性、コミュニケーション能力を育む機会を奪ってしまうことがあります。子どもにとって脳を発達させる最も有効な方法は、心を動かす感動や実際の体験を通して学ぶことではないでしょうか。
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