寝る前のハーブティで安眠を!ハーブティの種類や効果的な飲み方
リラックス効果があり、体にもよいというハーブティですが、安眠効果があるのはどんなハーブなのでしょうか。ここでは安眠に導くハーブの種類や美味しくいただける飲み方、また人気のハーブティメーカーもご紹介します。ぜひ美味しいハーブティを飲んでリラックスしてくださいね。
どんなハーブティに安眠効果がある?
安眠の代表ハーブ、カモミール
リンゴのような甘い香りがするハーブで、ハーブティはもちろんのこと、外用薬としても使われます。カモミールは不安やストレス、不眠といった症状にもよく効くため、眠る前に飲むとリラックス効果が期待できますよ。
何となく気分が悪かったり、寝つきが悪かったりするときに飲むと、よく眠れそうですね。ほかには、胃腸を整えてくれる作用があり、吐き気や食べ過ぎにもよく効きます。
また、ホルモンバランスを整えてくれる効果もあるので、生理痛や冷え性の改善などにも役立ちますよ。体の中から調子を整えたいときにぴったりですね。
香りがストレスをほぐす、ラベンダー
ハーブティ以外には古くから医療用としても使われていて、風邪やインフルエンザの症状を抑え、毒素を排出するために使われることもあります。また、入浴剤として使うと自律神経を整えて、神経症や神経性胃炎を和らげる効果が期待できますよ。
スキンケア用品としても重宝されていて、肌トラブルや傷の治療にも使われます。ラベンダーはリラックスさせる作用に優れ、不安や緊張を緩めてくれるといいますので、ハーブティとして飲むと安眠効果が期待できます。
また、ストレス性の消化不良や頭痛、めまいといった症状にもよく効きますよ。医療用にも使われる万能薬といえそうですね。
ストレスからくる頭痛にも効果的、リンデン
リンデンには高いリラックス効果があり、ストレス性の頭痛や不安、イライラなどに効果的です。フランスでは落ち着きのない子どもにリンデンのハーブティを飲ませて心を落ち着けることもあるようです。
幅広い年齢層に愛されているハーブティなのですね。そして、寝つきが悪かったり深く眠れなかったりといった不眠症の症状にも効果的です。
また、医療用としても使われ、風邪の引きはじめに飲むと体を温めることで発汗作用と利尿作用を助け、風邪の治りを早くする効果も。咳を鎮める効果もあるそうですよ。家に常備しておきたいハーブティですね。
安眠を期待できる効果的な飲み方
飲むタイミングはやっぱり就寝前
よく眠れると体が休まり健康になるので、できたら毎日続けて習慣にするとよいでしょう。毎日お茶を淹れるのが面倒だと感じる場合は、濃縮ハーブドリンクもおすすめです。
お湯で割るだけで手軽に楽しむことができますよ。気分をすっきりさせたいときは炭酸や水割りにして、いつもと違う飲み方をしてみるのもよいでしょう。
1日の終わりにハーブティを飲み、ゆっくりとした時間を過ごすこともストレス解消になります。ハーブティを飲んで、1日頑張った自分をねぎらってあげてくださいね。
甘みを加えるとより一層飲みやすくなる
甘みを足すときは普通の砂糖でもよいですが、黒糖を入れて風味を足したり、ハチミツを足してまろやかさを出すような飲み方もよいですよ。
また、ハーブティにハチミツやしょうがを足すと、体を温める効果があります。冷えをとることで、よりリラックスして深く眠ることができますので、寝つきが悪いと感じるときはぜひ試してみてくださいね。
ハーブティの風味にまだ慣れていない方は、ハーブティを少し薄めに淹れてから甘さを足すと飲みやすくなります。毎日続けやすい味に調整して飲んでみてくださいね。
カモミールはミルクとの相性バツグン
おすすめの作り方はミルクで煮だす方法です。ミルクで煮だすことで、よりまろやかな風味になりますよ。
作り方は、小鍋に牛乳200mlと、カモミールの茶葉小さじ2杯をお茶パックにいれたものを一緒にいれて、弱火にかけます。5分ほど煮だしてカップに注いだら完成です。
お好みでハチミツやシナモンスティックを足すとより美味しくなりますよ。カモミールティを淹れてからミルクを足す場合は、ハーブティを濃い目に淹れてから温めたミルクを足すと、温かいまま飲めて風味も残ります。
すっきりした味わいが好みの場合は、この作り方がおすすめです。