年末の大掃除を効率よく行うには?赤ちゃんがいても安全な掃除のコツ
赤ちゃんがいる家庭では、赤ちゃんのお世話もあり、大掃除に集中して取り組めないということもあるでしょう。そこで今回は、赤ちゃんがいても安全に、なおかつ効率よく進められる大掃除のコツをご紹介します。限られた時間を上手に使って掃除して、清々しい年末を迎えましょう。
赤ちゃんのいる年末の大掃除は効率が大事
時短できるように掃除場所を区画分けする
実は、掃除には基本動作の鉄則というものがあります。それは「上から下に」と「奥から手前に」です。例えば、部屋の中なら、照明の傘や収納棚の上部から始めて、部屋の奥の方から出入口に向かって掃除すると、二度手間にならず効率よく作業ができるでしょう。
また、11月ごろから「今日はパントリー」「明日は食器棚」というように、掃除の場所を区画分けし、毎日少しずつできる範囲で掃除を進めていくと、大掃除に掛かりきりということにもならず結果的に時短になるでしょう。年末までには、大掃除が自然と終わっているはずですよ。
掃除ロボットをうまく使い分けて時短に
最近では、窓拭き掃除ができる掃除ロボットも誕生しています。窓は面積も大きいため、掃除をするとなると時間も労力も必要ですが、ロボットに任せておけば、その間ほかの箇所を掃除することができますね。
キッチンのシンクやコンロ、冷蔵庫の中など、人の手でなければ掃除ができないという場所は自分でやりつつ、掃除ロボットに任せられる部分は掃除ロボットに頼る、というように、うまく使い分けることで作業時間が大幅に短縮できるのではないでしょうか。
赤ちゃんが寝ている時間を活用
持ち手が伸びるタイプのものを使えば、天井や壁など手の届きにくい高さのある部分も簡単に掃除をすることができます。何より、ハンディモップは音を立てずに掃除ができるので、赤ちゃんが寝ている時間を有効に使えますよ。
片手で簡単に使えてホコリも舞い上がらないため「赤ちゃんを抱っこしながらでも掃除ができる」と、ハンディモップを大掃除だけでなく日ごろから愛用しているママも多いようです。
赤ちゃんに怪我なく大掃除する環境づくり
掃除用具のキャップやゴミの誤飲に注意
それが原因で、場合によっては中毒や窒息に陥るという深刻な事態にもなりかねません。そのため、ママの大掃除中、掃除用具のキャップやゴミなどを赤ちゃんの近くにうっかり置いて、赤ちゃんが誤飲することのないように気をつけましょう。
もちろん、大掃除の間だけでなく、日ごろから赤ちゃんの口に入る大きさの、飲むと有害なものを手の届く範囲に置かないことを徹底してくださいね。
折りたたみベビーサークルを活用する
そこで活躍するのが、赤ちゃんが安全に遊べる場所を確保するベビーサークルです。赤ちゃんの遊んでいる様子を見守りつつ、柵で囲われている以上は近づいてくることができないため、赤ちゃんの安全を確保しながら大掃除に取り組むことができるでしょう。
折りたたみができるタイプであれば、収納や移動にも便利なので、掃除したい場所に合わせて設置することも簡単です。
コードレスクリーナーで転倒の防止を
これは、ひとり歩きを始めた赤ちゃんにも起こりうる事故なので、注意したいですね。こうした掃除機による転倒を防止するには、掃除機をコードレスタイプにするのも一つの解決策かもしれません。
ほかにも、天井などの高い所を掃除する際、上を向きながらの作業となるため足元の注意が散漫になりやすいです。そのため、近づいてきた赤ちゃんに気がつかず衝突し、赤ちゃんが転倒してしまうこともあります。掃除中は、赤ちゃんの行動や自分の足元に注意するようにしましょう。
限られた時間で効率よく大掃除できるコツ
ゴミ袋を有効活用しよう
ゴミ袋の下部に小さな穴を開け、バケツで汚水を受け止められる状態にしておけば、後から床掃除をする必要もなく手軽にエアコンの掃除ができます。なお、掃除が終わった後は、ゴミ袋ごと丸めて捨てるだけなので、後片づけも簡単です。
これなら掃除をしているときに、赤ちゃんが急にぐずるなどして、ママがすぐに対応しなくてはいけない場面があっても、サッと片づけられれば赤ちゃんを待たせてしまうこともありませんね。