さまざまなかるたの遊び方を知ろう!はじめてでも親子で楽しむ方法
「かるた」と聞くと、お正月の遊びのイメージがある人も多いでしょう。また、文字が読めるようになったら子どもとしようと考えているママもいるのではないでしょうか。しかし、かるたにも色々あり、文字がまだ読めない子どもでも楽しめるものもあります。そこで今回は、小さな子でも楽しめるかるた遊びをご紹介します。
楽しくかるた遊びデビューするポイント
かるた遊びデビューは2~3歳を過ぎてから
幼稚園によっては、お誕生日や運動会などにかるたを渡す園もあります。それは、ひらがなを読めなくても楽しむことができると先生方も考えているからでしょう。
小さい子どもとかるたをするときは、すべての枚数ではなく数枚に減らしましょう。選び方としては、絵を見て子どもが分かるものや興味を持ったものがよいですね。
2歳では絵しか分からなかったとしても、3歳を過ぎると徐々に絵と文字のつながりが分かってくるようになります。自分の名前のひらがながある絵札を入れて遊ぶのもよいですね。
子どもの興味に合ったかるたを選ぼう
「ノンタン」「ぐりとぐら」「はらぺこあおむし」やいもとようこさん作の絵本を読み聞かせしている場合は、それを見せると興味が湧くかもしれませんね。また、幼稚園の年中さんくらいになると、ことわざかるたや都道府県かるた、国旗かるたなどもよいでしょう。
変わったところでは英語かるたや寿司かるた、行事かるたなどもありますので、最初は簡単なものから始め、だんだん難しいものにしていってはいかがでしょうか。
絵合わせかるたなら小さい子でも遊びやすい
そこで、小さな子でも簡単に興味を持って遊べるかるたに「絵合わせかるた」というものがあります。種類はさまざまあり、絵札に動物の頭、読み札におしりなどを描いた「ひらがなどうぶつえあわせかるた」や乗り物好きには「トミカのえあわせカード」、国旗が2枚で一つになる「国旗カード」などもあります。
また、もう少し大きくなってきたら、「反対ことばカード」やNHKのにほんごであそぼの絵合わせかるたシリーズもよいのではないでしょうか。
親子で楽しめるさまざまなかるた遊び
基本的な遊び方「かるた取り」のルール
そこで、最初はどうやって遊ぶのかを教えましょう。まず、札には「絵札」と「読み札」があること、札を読む人と札を取る人が必要なこと、絵札は表側を上に向けて重ならないように床に並べることなどを説明します。
読まれた札に合う絵札を一番に取った人が獲得できること、取った札はきちんと自分で管理して最後に枚数を数えて多い人が勝ちであることを分かりやすい言葉で教えてあげましょう。
また兄弟がいる場合は、どちらが早く取ったかで喧嘩になることもあります。そのときのために親子で事前にルールを作っておくのも必要かもしれませんね。
広い場所で楽しめる「よーいドンかるた」
よーいドンかるたとは、かるたの裏側にすぐにはがせる両面テープをつけて、壁やボードなどに貼り付け、少し離れたところに待機した子どもたちが読み札を読まれたらそれを取りに行くゲームです。これだと、人数が多い場合でもかるた取りが楽しめますね。
ただし、気をつけなければならないのが怪我です。子どもは競って遊んでいると興奮してしまうものですね。
そうすると、子ども同士でぶつかったり、転んだりなど危険も生じます。そうならないように、事前に注意ごとを話したり、少し危ないなと判断したら休憩を入れたり、終了したりするようにしましょう。
「逆かるた」は文字を覚えるのに効果的
普通のかるたは、絵札に大きなひらがなで一文字だけ書いてあるので小さな子どもでも比較的簡単ですね。しかし、読み札のように文字数が多くなると、なかなか難しいかもしれません。
そのため、まだひらがなを覚えていない子どもや小さ過ぎる子は嫌がるかもしれませんので、最初は枚数を少なくして頑張ってみましょう。そうしているうちに、ひらがなを覚えてくるのでだんだん楽しくなってくるのではないでしょうか。
挑戦したい!英語で楽しむかるた遊び
カードを取るときは英語をいいながら
絵札を取るときに、読み札を読んでいる人がいった英単語を声に出しながら取るというルールにすると、絵と英単語が結びつくので覚えやすくなりますね。声に出して取れなかったら、獲得できないことにすれば、子どもは頑張るのではないでしょうか。
このようなゲームは小さいころから始める方が抵抗なく、すぐに馴染んでいきますよ。年長さんなど大きくなると、英語でいうことを恥ずかしいと思う子もいるからです。
また、適当なものがなければパパやママの手作りのカードを作ってみてもよいですね。