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夜間断乳をして朝まで眠りたい!成功へのステップとコツをつかもう

夜間断乳をして朝まで眠りたい!成功へのステップとコツをつかもう

赤ちゃんはかわいらしく大切な存在ですが、夜に何度も起きておっぱいをせがんでくると、ママも疲れてしまいますよね。そこで今回は、夜間断乳を成功させるためにはどのように進めていけばよいのか、成功の秘訣や進める上での注意点などについて確認していきます。

夜間断乳についてママが知っておきたいこと

夜間断乳をするタイミングとは

赤ちゃんが生まれてしばらくは、数時間ごとの授乳が必要です。「夜にまとまって寝てほしい」といくらママが思っても、空腹で泣いている赤ちゃんのお腹を満たすために夜間の授乳は欠かせません。

しかし赤ちゃんが成長し、生活リズムが整ってきて夜にまとまって寝てくれるようになると、夜間断乳について検討しはじめるママは増えるでしょう。

夜間断乳とは、日中はこれまでどおり授乳するものの、夜間は母乳やミルクを与えないことを指します。夜だけでも授乳から解放されることで、赤ちゃんとママの双方に多くのメリットがあります。

夜間断乳を始める時期に関してとくに決まりはありませんが、生活リズムが整ってきて、1度に飲める量が増える生後6〜8カ月ごろから始める家庭が多いようですよ。

夜間断乳をすることでのママのメリット

「夜に起きて授乳するのがつらい」などの理由から、卒乳を考えるママは多いですよね。

しかし、授乳は赤ちゃんにとって、ママの温もりを感じられる大切な時間であるため、卒乳は一筋縄にはいきません。完全に授乳がなくなるのが寂しいというママもいることでしょう。

そんなママにおすすめなのが、日中の授乳より精神的にも肉体的にもつらい、夜間の授乳をなくすことです。以下のようなメリットが期待できますよ。

・睡眠時間が確保されて体を休めることができるので、ストレスが減る
・母乳の分泌を段階的に減らせるため、本格的な卒乳時の乳腺炎のリスク軽減が期待できる
・赤ちゃんが乳首を噛んだり引っぱったりすることで起きていた乳首トラブルが減る
・パパだけでも寝かしつけができる

夜間断乳は赤ちゃんにもメリットがある

夜間断乳の赤ちゃん側のメリットには、以下の点が挙げられます。

・夜泣きが減る
おっぱいをくわえたまま寝た赤ちゃんは、ウトウト目を覚ましたときにおっぱいがないと泣いてしまいます。夜間断乳に慣れて自分で眠りにつけるようになると、眠りが浅くなっても再び自力で眠ります。

・生活リズムが整う
たっぷり睡眠を取ることで体力が回復し、寝起きがよくなります。空腹状態で朝を迎えるので離乳食をたくさん食べるようになり、規則正しい生活が送れるようになります。

・虫歯リスクが減る
母乳自体が虫歯の原因になることはないものの、離乳食の残りカスがある状態で夜間に授乳をすると、虫歯になってしまいます。歯みがきに加えて夜間断乳をすることで、虫歯リスクの軽減が見込めます。

夜間断乳を進めるための3ステップ

1、始める数日前から赤ちゃんに伝える

1〜2時間ごとに起きたり、頻繁に夜泣きしたりするなど、朝までぐっすり寝てくれない状況が続くと、母子ともに疲れ果ててしまいますよね。せめて、夜中や明け方の夜泣きがないだけでも、だいぶ楽になるでしょう。

夜間断乳はママと赤ちゃんの双方に多くのメリットをもたらしますが、すんなりとできるわけではありません。いきなり「今夜からやめるよ!」となると、逆におっぱいやミルクへの執着が強くなるケースもあるようです。

赤ちゃんはまだ話せませんが、事前に「あと1週間で寝るときのおっぱいはバイバイだよ」などと言葉にして伝えることが大事です。事前に宣言しておくことで、赤ちゃんもなんとなくママの言葉を理解してくれて、すんなり成功するかもしれませんよ。

2、日中は体を動かす遊びをたくさんしよう

夜間断乳をはじめる時期の赤ちゃんは、次第に生活リズムが整っていく段階にあります。

生活リズムが乱れた状態では、昼夜逆転した生活になったり、夜泣きがひどくなったりします。夜間断乳を始めるにあたり、まずは生活リズムを整えることから意識していく必要があるのです。

あまりこだわりすぎる必要はありませんが、起床や就寝時間だけでなく、授乳や離乳食、お昼寝の時間、お風呂の時間なども一定にできるとよいですね。朝日をしっかり浴びる、日中に体を動かしてたくさん遊ぶことも大切です。

寝返り練習、ハイハイやつたい歩きでの移動だけでも、赤ちゃんにはよい運動となります。日中にエネルギーを消費することで夜には自然と眠くなり、スムーズに寝てくれるようになりますよ。

3、おっぱい以外の入眠方法を探そう

赤ちゃんが眠りにつくときは、母乳やミルクが欠かせません。しかし前述のとおり、授乳での寝かしつけが習慣になると、夜間にふと目覚めたときにおっぱいを求め、夜泣きをしてしまいます。

おっぱいなしでも自分で寝られるようにするために、以下のような入眠儀式を取り入れてみるとよいですよ。

・部屋を暗くする
・読み聞かせをする
・子守唄を歌ったり、オルゴールをかけたりする
・お気に入りのタオルケットやぬいぐるみを持たせる

また、赤ちゃんは規則性のあるリズムに安心感を覚えます。添い寝をする場合、背中やおしりをやさしくトントンすると効果的ですよ。背中をさすったり、眉間をなでたりする方が安心する場合もあります。赤ちゃんに合った入眠儀式を探しましょう。
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