赤ちゃんとの外出時の授乳はどうしてる?お出かけの準備や注意点
授乳ケープのメリットと代用可能アイテム
授乳ケープの購入は母乳育児が整ってから
出産準備のときに授乳ケープを買ってしまうママもいますが、母乳の出具合は出産してからしばらく経たないと把握できないものなので、母乳育児が安定してから購入しても遅くはありません。母乳だけで育てたいと望んでいても、必要な分をママの体で作れない可能性もあります。
母乳だけでなくミルクと混合で育てる方も多く、混合の方はお出かけのときはミルクを与えられるので授乳ケープは必要ないでしょう。出産前に買うものは必ず使うものだけにすると、節約できてよいですよ。
外出先でも授乳する場所に困らない
ママの上半身をすっぽりと覆ってくれるケープは、美容院で使用しているカットクロスのように赤ちゃんが入ってもゆとりがあります。赤ちゃんとママとのプライベートな空間を作ることができますよ。
また、コンパクトに折り畳めるものが多く、持ち運びの負担が軽いのもよいところです。お出かけ先での赤ちゃんの寝かしつけにも活用できるでしょう。
授乳ケープに代用できるアイテム
そのような方は、バスタオルや大きめのストールを代用してみてはいかがでしょうか。ママの首の後ろのほうで簡単に結ぶだけでケープのような形が完成しますよ。バスタオルやストールだと、卒乳したあとも活用できるのでよいかもしれませんね。
ほかにも、パーカーやカーディガンなどで、ママの胸のあたりを隠すのもよいでしょう。サイズがピッタリのものだと目隠しになりにくいので、サイズにゆとりがある服を着るとよいですよ。
外出先でスムーズに授乳するポイント
授乳室の場所を前もって確認しておこう
先輩ママの話では、初めての育児で赤ちゃんとのお出かけにも慣れておらず、授乳する場所があるかを確認せずに赤ちゃんとお家を出てしまったそうです。そのときは赤ちゃんが途中で大泣きして大変な思いをしたため、前日までには授乳できる場所があるかをネットで確認するようになったと話してくれました。
あらかじめ確認しておくと、「ランチのあとに赤ちゃんにゆっくり授乳しよう」などと予定が立てやすくてよいですよね。
授乳しやすい抱き方を見つけておこう
ママが抱きにくそうにしていると抱かれている赤ちゃんも落ち着くことができず、おっぱいに集中することができません。飲みにくいと嫌がって泣く子も多いので、どの抱き方だと赤ちゃんに授乳しやすいのかをお家で確認しておくとよいでしょう。
お出かけ先だと、ただでさえ赤ちゃんのお世話に焦ってしまうママも多いです。赤ちゃんがお家以外の場所でも安心して母乳を飲めるように、ママも工夫が必要ですよね。ママがお出かけ先でも負担を感じずに授乳ができると、赤ちゃんとのお出かけがより楽しくなりそうですね。
授乳タイミングを考えて計画を立てよう
ママが不安にならずに済むように、どこで赤ちゃんのお世話をするのか(おむつ交換や授乳など)を考えておくとよいですよ。授乳の間隔は赤ちゃんによって個人差が大きいものです。頻繁におっぱいを求めて泣く子もいれば、4時間くらい飲まなくてもご機嫌に過ごす子もいます。
赤ちゃんによって泣き出すタイミングは違うので、日頃からどのくらいの時間が空くとお腹が空いて泣くのかを知っておくと、計画しやすいですよ。
赤ちゃんとの外出時の授乳はどこでする?マナーと便利なアイテム - teniteo[テニテオ]
授乳が必要な赤ちゃんと外出をするなら、授乳するタイミングの計画を立て、必要なアイテムを準備しておくなどすると安心ですよ。場所によっては不快感を示す人もいるので、授乳しやすい場所はチェックしておきましょう。今回はママと赤ちゃんが安心して外出するために、授乳時のマナーとアイテムについてご紹介します。
外出先での授乳時に気をつけたいこと
公共の場での授乳はできるだけ避けよう
赤ちゃんが泣くとすぐにでも母乳を与えたいですよね。しかし、ママは毎日行っていることなので気にならない方もいるかもしれませんが、その場にいる人のなかには「どうしてこんなところで授乳しているの?」と不快に感じる方もいます。
赤ちゃんが泣くと「泣いている赤ちゃんを連れて移動するのは大変だし」と、その場で授乳をしたい気持ちは分かりますが、ほかの方の迷惑にならないように赤ちゃんと過ごすことも大切ですよ。
外出先での授乳を嫌がる赤ちゃんもいる
友人の話では、お家のなかでは毎回ご機嫌におっぱいを飲んでいるのに、お出かけするとお家と違って落ち着かないのか全然飲んでくれないそうです。お出かけしている途中でお腹が空くと、毎回大泣きするため、卒乳するまでは短時間で帰れる場所にお出かけに行っていたと話してくれました。
赤ちゃんは環境の変化に敏感なため、環境が変わると気持ちに落ち着きがなくなり母乳を飲むことを拒否する子もいます。赤ちゃんのためにも無理に飲ませるのではなくお出かけの時間を短縮するなど、赤ちゃんに負担をかけないようにしましょう。
赤ちゃんと一緒に授乳ケープの練習をしよう
お家のなかで授乳ケープを使うのは面倒くさいかもしれませんが、毎回ケープを使うことでケープを着ける=食事をするということを赤ちゃんは学ぶことができます。
外出先では周りの視界が防げるだけでなく、ざわついた音も聞こえにくくなるため、赤ちゃんがママのおっぱいに集中することができるのもメリットです。初めは嫌がって落ち着かない様子でも、習慣づけることで赤ちゃんも慣れてくれますよ。