新生児と過ごす初めての冬。服装や室温など冬の過ごし方をご紹介
12月から2月生まれの赤ちゃんを迎える予定の方は、自宅でどのように寒さをやり過ごせばよいのか心配ですよね。産まれたばかりの赤ちゃんを、冬の寒さから守るために何を用意すればよいかなど、疑問もたくさんあるのではないでしょうか。赤ちゃんと初めて冬を過ごすコツをお伝えします。
目次
- 新生児の冬。室温で考えたい洋服選びのコツ
- 乾燥しがちな季節は素材選びも大事
- 肌着は短肌着とコンビ肌着のセットを準備
- 洋服は2WAYオールを数枚用意しよう
- 冬生まれの新生児。1日の過ごし方
- 理想の室温とおすすめの暖房器具
- ママも身体を休めながら面倒を見よう
- 沐浴も可能なら暖かい昼間がベスト
- 冬生まれの新生児に気を付けたいこと
- かけ布団のかけ過ぎに注意
- 肌が乾燥しやすいので乾燥対策をしよう
- 夜間の授乳に備えて寝室も暖かくしよう
- たくさんある冬小物。必要な物だけ買おう
- ベストは寒さの微調整で重宝する
- ベビーミトンは基本的にはいらない
- 帽子や靴下は外出しないなら必要なし
- 1カ月健診の外出であると便利なアイテム
- 車移動ならポンチョが脱ぎ着しやすく便利
- 抱っこ紐なら赤ちゃんも包むママコート
- ベビーカーでの移動ならフットマフ
- 冬生まれならではの用意したいアイテム
- 暖房は必須!赤ちゃんの快適な部屋作り
- 加湿器は親子で風邪予防に役に立つ
- 夜の授乳にも使えるおくるみ
- まとめ
新生児の冬。室温で考えたい洋服選びのコツ
乾燥しがちな季節は素材選びも大事
冬は空気が乾燥しがちです。産まれたばかりの赤ちゃんは特に肌が敏感なので、綿100%の素材を選ぶとよいでしょう。さらに、同じ綿素材でも織り方によって暖かさは違います。寒い冬は、ニットやパイル織がおすすめです。空気をふんわりと含んで、赤ちゃんを暖かく包んでくれます。
赤ちゃんは汗をかきやすいので、暖房の温度にも気をつける必要があります。新生児はほとんど室内で過ごします。あまり着せこみすぎると汗でかぶれる可能性もあるので、ときどき肌の様子をチェックしましょう。
肌着は短肌着とコンビ肌着のセットを準備
「短肌着」は赤ちゃんのお腹のあたりまでの長さの肌着です。重ね着に便利なので5〜6枚用意しておくとよいですね。「長肌着」は赤ちゃんの足のあたりまですっぽりと覆ってくれます。短肌着とセットで用意しておくことをおすすめするのが「コンビ肌着」です。足の部分と股下を留めるスナップボタンが付いており、はだけることを防止してくれます。
短肌着とコンビ肌着を重ねることで、より保温効果が増します。洋服を着せたり、ブランケットで包んだりすることで寒い冬も暖かく過ごせるでしょう。
コンビ肌着は、夏にも1枚で着せておくなどできて便利なので、洗い替えが4〜5枚あってもよいと思います。
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袖と胴体部分つなぐ箇所は フラット縫いという,縫製部分が平らに なる技術を使い縫い代が出るのを防いでいます。コンビ肌着の脇の縫製は縫い代が肌に当たらないように外縫いで仕上げております。
洋服は2WAYオールを数枚用意しよう
新生児のおむつ替えは頻繁です。ワンピース型にしておけば、外出時にもおむつ替えを楽にすることができます。足を元気に動かし始めたら、カバーオール型の留め方にしておくと赤ちゃんも動きやすく、服もはだけません。
こちらも洗い替えに数枚用意しておきましょう。サイズは50や60だとあっという間にサイズアウトしてしまいますので、70あたりで用意しておくと長く使えますよ。最初は大きすぎると思いますが、おくるみ感覚で使えます。
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サイズ:身長50~60cm/体重3~6kg。着丈45cm / 裄丈22cm / 身幅24cm / 袖口7cm / 足口8cm。原産国:生地も縫製もオール日本製。素材:スムース(ヨット柄プリント)綿100%
冬生まれの新生児。1日の過ごし方
理想の室温とおすすめの暖房器具
赤ちゃんが室内で過ごすのに快適な温度は、冬場は18〜22℃といわれています。赤ちゃんの過ごす部屋に、温湿度計を置いておくと室温も湿度も管理できますね。
暖房器具は、「エアコン」を一番よく使う方が多いのではないでしょうか。部屋全体を温めることができ、温度設定も簡単ですが、乾燥しやすいので注意してください。
「オイルヒーター」は排気も出ず、機具自体も熱くなりすぎません。部屋全体が温まるのに時間がかかるようなので、早めにつけるとよいでしょう。
暖房機能はもちろんですが、赤ちゃんの安全も考えて選びたいですね。
ママも身体を休めながら面倒を見よう
産後1カ月は産褥期といい、ママの体もまだ休ませることが大切な時期です。子宮の回復などにも大切な時期なので、無理は禁物です。赤ちゃんのお世話は第一ですが、ママ自身の体調管理も気をつけてくださいね。
もしも周りに頼ることができる家族がいるのなら、思い切って赤ちゃんのお世話を任せてしっかり横になって仮眠を取るとよいですね。新生児の赤ちゃんは、まだ昼夜の感覚ができておらず、夜中も2〜3時間おきに目を覚ますことが多いです。個人差はありますが、夜ほとんど眠ることができないママもいます。ママもしっかり休んで体力をつけましょう。
沐浴も可能なら暖かい昼間がベスト
冬の沐浴で気をつけるのは、沐浴場所の室温です。お風呂でしっかり温まっても、室温が低いと赤ちゃんの体は一気に冷えて風邪を引いてしまうかもしれません。沐浴はできれば昼間に行い、部屋全体を温めるのが不可能でも、ヒーターなどを使って赤ちゃんに服を着せる場所を暖かく準備してから始めましょう。
お風呂で気持ちよさそうにしている赤ちゃんはとってもかわいいですよね。最初はママも慣れずに焦ることもあると思いますが、沐浴の時間を赤ちゃんと一緒に楽しみたいですね。
冬生まれの新生児に気を付けたいこと
かけ布団のかけ過ぎに注意
赤ちゃんは体の中に熱がこもりやすく、あまり布団が多いと暑くて汗をかいてしまいます。また、布団が重いと手足が動かしにくく、寝苦しく感じることもあるでしょう。
赤ちゃんの布団の枚数は、バスタオルと毛布、もしくは布団とブランケットの2枚程度で十分です。布団はベビー布団のような軽めのものが赤ちゃんも寝やすいでしょう。あまりにふかふかの重い布団は、窒息の原因にもなりかねないので注意してくださいね。
また、吐き戻しやお漏らしの対策に、敷布団にもバスタオルを敷いておくと、すぐに洗えて便利です。
肌が乾燥しやすいので乾燥対策をしよう
乾燥対策は、加湿器をつけて部屋の湿度を保つことが一番です。湿度計があるのなら、40〜60%前後を保つようにしましょう。加湿器の代わりに、洗濯物を室内に干したり、洗面器にお湯を張って赤ちゃんの近くに置いたりするだけでも湿度を上げることはできます。
また肌の乾燥が気になってきたら早めに、ベビーオイルなどでケアをしましょう。お風呂上がりに暖かい場所でぬってあげると赤ちゃんも気持ちよいでしょう。乾燥がひどいときは病院に相談すると、保湿剤をもらえることがあります。
夜間の授乳に備えて寝室も暖かくしよう
エアコンが効きすぎるので就寝時は暖房を消したいという方は、授乳中に自分の方や赤ちゃんを包むことができる大きめのブランケットなどを枕元に置いておくと便利です。
また、小さめの赤外線ヒーターなどで授乳中だけママと赤ちゃんが寒くないように温めるのもよいでしょう。就寝時の部屋の大きさなどに合わせて夜間授乳の対策をしてくださいね。