子育てに疲れたらどうすればよいの?疲れの原因から考え方のコツまで
多くの子育てママは、疲れを感じながら毎日頑張っている人が多いのではないでしょうか。今回は子育ての疲れを感じているママのために、疲れの原因と子育ての疲れを軽減する三つの方法についてまとめました。あわせて、子育てが楽しくなるポジティブシンキングのコツについてもご紹介します。
ママであることに疲れてしまう原因とは
子育てに疲れているママはたくさんいる
博報堂こそだて家族研究所が行った「ママのストレスとトキメキ」調査によると、約9割ものママが日ごろストレスを感じ、そのうち約7割がストレスの原因は子育てだと回答しています。
また、株式会社「carrierSeed」が行った「ママの疲れ」に関するアンケート調査の結果を見ると、子育てにおいては7割近くのママが身体的な疲れより精神的な疲れの方が大きいと答えています。
ママには家事や仕事などストレスの原因は数多くありますが、特に子育てによるストレスで疲れているママはたくさんいるのですね。
子育てに疲れてしまう原因
新生児期や乳児期の子どもを持つママは、肉体的な疲れを多く感じているようです。毎日何回も続く授乳はもちろん、夜泣きなどで十分な睡眠を取ることができません。この時期のママたちは、24時間休みなく続く赤ちゃんのお世話で、睡眠不足による疲れで苦しんでいるのですね。
子どもが成長して授乳や夜泣きから開放されたママは、睡眠不足の状態が少しずつ減っていきます。しかし、今度は育児や家事のほかにも仕事を始めたりして時間に追われる日々が続き、肉体的にも精神的にも疲れを感じるようになっていきます。子どものイヤイヤ期が始まるのも、このころです。
こんな症状があれば疲れている証拠
1.食欲がない
2.常に睡眠不足を感じている
3.朝起きたときに疲労感がある
4.最近パパとの口げんかが増えた気がする
5.人に会うのが面倒だと感じる
6.突然涙が出てくることがある
7.育児に追われて自分の時間が持てない
8.いつもイライラしていて子どもにあたってしまうことが多い
9.我が子をかわいくないと感じるときがある
これらの項目に多く当てはまるほど、子育てに疲れている可能性が高いと考えられます。当てはまるママは、子育ての疲れを軽くする方法を考えた方がよいかもしれません。
子育ての疲れを軽減する方法三つ
ママのための時間を満喫しよう
だからこそ、意識してママのための時間を持つことが大切です。子どもが昼寝をしているときや夜眠りについた後の時間をママの休息に当てるなど、疲れを溜めないように心がけましょう。
また、ママのための時間を作るためには、パパの協力が必要です。パパが休みの日には子どもを預け、自分だけの時間を満喫してみてはいかがでしょうか。
子育て中にママだけの時間を楽しむことは、ストレス解消につながります。笑顔で子育てを乗り越えるためにも、後ろめたさを感じる必要はありません。パパの協力を得ながら、積極的に自分だけの時間を楽しみましょう。
体を動かすことはリフレッシュにつながる
体を動かすことが好きなママは、スポーツでリフレッシュするのがおすすめです。家事や育児の合間にストレッチをしたり、生活の中にヨガを取り入れたりするのもよいでしょう。散歩やジョギングで汗を流すと、リフレッシュ効果がより一層高まります。
運動嫌いのママであれば、料理や裁縫などの趣味を楽しむなど手先を動かすだけでもストレス解消につながります。子どもをパパに預けて、ひとりで買い物に出かけるのもよいですよ。
自分だけの時間が取れないときには、子どもと一緒に軽い運動をするのもよいかもしれません。
おしゃべりはストレス発散に効果的
女性にとっては、おしゃべりが一番のストレス解消法だといわれています。育児の悩みだけではなく、趣味や大好きなデザートなどの話を誰かに聞いてもらうだけで発散できることもあるようです。
ときにはママ友とショッピングに出かけ、おしゃれなカフェなどでおしゃべりを楽しむのもよいでしょう。お互いに愚痴を言い合うだけで、リフレッシュできるものです。
おしゃべりは、気持ちを整理することができます。話すだけで気持ちが軽くなり、心に余裕が生まれて笑顔で子育てができるようになるのではないでしょうか。
気を楽に!ポジティブシンキングのコツ
自分を責めるより褒めよう
子どもが成長していく様子を心配しすぎて、自分の理想と少しでも違ってくると自分の子育ての仕方を責めてしまうことはよくあることです。思いどおりにならないのが子育てだと考えることも必要です。
ママが自分を責めてばかりいると、子どもを責めることにも結びついてしまいます。子育てにおいては、自分を責めるよりも褒めるように考えることが大切です。
自分を褒めることは、自分の感情に耳を傾けることでもあります。まずは不完全である自分を認めた上で、毎日子育てに頑張っている自分自身を褒めるようにしましょう。