親子で楽しく運動しよう!心身の発達によい運動遊び、習い事を紹介
小さな頃から体をめいっぱい動かすことは、子どもたちの成長にとって、たくさんのよい効果をもたらします。しかし幼児期は、公園に連れて行くことくらいしか思いつかない、というママも多いのではないかと思います。おうちでもできる運動から、本格的な習い事まで、おすすめを紹介します。
運動は大切!親子で生活に取り入れよう
幼児期は運動から得られる効果がたくさん
運動能力の向上はもとより、体の扱い方を身に付けることで、知らないうちに怪我を防止する能力も身に付きます。また、忍耐強さや、勝ち負けのあるスポーツをすることで協調性を学び、悔しさや喜びから心も成長します。
適度な運動をすることでストレス解消もでき、できなかったことができた、という成功体験により、なにごとにも前向きになり積極性を養うこともできるといわれています。
運動をすることで、心身の発達が期待できるのが幼児期の特徴です。
親自身も心身ともによい影響がある
とある調査では、親子で継続的に運動を行っていたグループと、そうではないグループに分け、体力測定や健康診断を行ったところ、継続に運動を行っていたグループの親は生活習慣病の予防はもちろんのこと、日常生活のストレス解消や睡眠の質向上にも役立っていたそうです。
親子で一緒に運動をすることで、コミュニケーションをはかりながら遊び、日常生活で起こるちょっとイラっとしてしまうことを忘れて笑顔になれるのも、パパやママにとって大きなメリットですね。
普段忙しく「休日は動きたくないなあ」というパパも、思いきって子どもと運動してみたら疲れがとれるかもしれませんよ。
親子の絆を深め、成長を感じることができる
子どもと「なにか運動を」と構えなくても、お風呂上がりにストレッチをするなど、自分の日課を作ると、自然とそこに子どもが寄ってきて、一緒にストレッチを始めたりします。子どもは興味津々で真似をしたがりますよね。
また、普段は車や電車で行ってしまう買い物を、家族揃って自転車で行ってみるのもおすすめです。子どもにとって自転車でのお出かけはそれだけで遊びになりますし、コミュニケーションをとることができます。
少し遠くまで行ってみると、こんなに漕げるようになったんだな、と成長を感じることもできますよ。
親子で一緒に楽しめる運動遊びを紹介
特別な道具がなくても親子で楽しめる
例えば、大人がうつ伏せになり、子どもが大人をひっくり返す運動。簡単そうですが、必死で床にしがみつかないとひっくり返されてしまいますし、本気の子どもの力に驚きます。
また、長座前屈で親子で順番に背中をぎゅーっとゆっくり押して足の親指を掴めるか勝負をしてみるのも面白いですね。毎日やっていると、大人でもだんだん足全体を手のひらで包めるくらいに柔軟になっていきます。
パパの腕力を借りて、腕曲げがまんもおすすめです。立った姿勢で子どもの手首をパパがつかみ、子どもは腕を曲げてまるでけんすいをするようにグッとがまんします。
年齢に合わせた親子の体操遊び
4〜5歳の子には、「だるまさんが転んだ」がおすすめです。ダッシュと急ブレーキを使い分けることでバランス感覚を養うことができ、ルールのあるゲームで協調性を身に付けることもできますよ。
5~6歳の子は多種多様な動きができるようになります。地面に丸を描いて飛ぶ「けんけんぱ」や、パパやママが足を持つ逆立ちなども、全身を使うのでおすすめです。
親子でラジオ体操のすすめ
早起きの習慣もつけられますし、朝から体を動かすことで体内リズムが整います。ラジオ体操は全身運動ですので、1日の始まりのよい準備運動となるでしょう。
ラジオ体操はNHKラジオで毎朝、NHKのEテレではラジオ体操第1を月、水、金に放送しています(2018年9月現在)。テレビならやり方も確認できますので、親子で毎朝実施すればよい習慣になりそうですね!
また、毎年夏休みの朝に実施されているラジオ体操は、学校や自治体、子ども会などが主催しており、さかんな地域もあればそうでない地域もありますので、主催団体に実施状況を確認してみましょう。
親子で一緒に運動系の習い事をしよう
身近で子どもを見守れる スイミング
スイミングスクールでは、小さな子を先生に預けずに、親子で一緒に水慣れを行うベビーやキッズ向けのコースが用意されているところもあり、まだ水を怖がる子どもとパパやママが一緒にプールに入ることができ、子どもにとっても安心です。
パパやママにとっても、水中運動は水圧がかかっていますので、しっかりと運動不足を解消することができます。汗をかくスポーツが苦手という人にとっても、水泳はシャワーを浴びて帰るので、運動の後にリフレッシュすることができ、おすすめです。