二重あごはスマホを見る習慣が原因?すぐにできる二重あご改善法
フェイスラインがたるんで二重あごになると、一気に老けた印象になってしまうため、できればすぐに改善したいものです。そんな二重あごになる原因は、日常生活の様々な所に潜んでいるとされます。まずは、その原因を知り、改善方法を実践することで二重あごを撃退しましょう。
まさかの隠れ二重あご!その原因とは
加齢や忙しさからいつの間にか二重あごに
二重あごやフェイスラインのたるみは、周囲に老けた印象を与えますね。加齢によってバストが垂れるのと同様に、顔の筋肉も衰えていくのです。
また、日々の育児や仕事など、多忙なママには自分をじっくりとケアする時間がなかなかとれません。そういった忙しさから「二重あごにいつの間にかなっていた」と、気づくのが遅れるというケースもあります。
綺麗なフェイスラインを保つには、何よりも皮膚のたるみを予防することが大切です。
首を前に突き出すような姿勢の悪さが原因
このとき、猫背になると頭を支えるため、あごを突き出したような姿勢になります。これは、首の前側を異常に引き伸ばすことになるため、伸ばされっぱなしの皮膚は戻る力を失ってしまうのです。そして、二重あごやたるみを引き起こします。
また、自宅でのリラックスタイムにスマホ操作をするときも同様です。スマホ操作中の首を前に突き出すような姿勢が、あごを持ち上げる筋肉を弱くしてしまうので、首の皮膚が引っ張られて顔の肉が下に垂れて二重あごとなります。
舌や顎周辺の筋力の衰えで生じるむくみも
この筋肉が衰えると、血液やリンパの流れが滞りむくみが起こって、それが二重あごとなるのです。この筋肉は日本語を発音するときにはあまり使われないため、意識的に動かすようにしなければ劣化しやすいとされています。
ほかにも「オトガイ筋」という、あご周辺の筋力も二重あごに影響します。この筋肉は食事で「噛む」動作をする際に使う筋肉なのですが、柔らかい食事が増え噛む回数が減っている現代人には、衰えがちな筋肉なのだそうです。
スマホは二重あごになりやすい生活習慣
「スマホ二重あご」に悩む人が急増中
実はそれだけでなく、ずっと同じ姿勢で居続けるということも原因の一つとされています。スマホ操作に夢中で同じ姿勢でいると、体の血液循環が悪くなり、肩こりやむくみの要因となります。
特に顔がむくむと、あごの周りに贅肉がついたように見えてしまうのです。この状態が、二重あごを作るのですね。
あご周りのたるみやむくみは加齢によるもだけでなく、スマホによっても引き起こされるため、年齢に関係なく若いママでも二重あごになる可能性があります。
会話が減って無表情になりがちなことも要因
無表情の状態では、無意識のうちに顔が固まり、口がへの字になりやすいです。本来、顔の表情筋は30種類以上あるとされますが、表情筋を動かさないと、皮膚が垂れ下がってたるみの原因になるのです。
また、唾液の分泌が十分ではなくなり、全身の健康状態に悪影響をおよぼすといわれています。スマホをまったく使わないようにするということは難しいかもしれませんが、同じ姿勢でスマホの画面を長時間見続けることがないように意識しつつ、こまめに顔や口周りの筋肉を動かすようにしましょう。
そのほかの日ごろの習慣や癖が原因の場合も
顔の片方に負担をかける動作によって、少しずつ顔に歪みが生じます。そこから、皮膚のたるみにつながり、二重あごになるのです。
ほかに、気をつけたいのが「口呼吸」です。口呼吸は、口周りの筋肉が脱力したままなので筋力が衰えてしまいやすいのです。
同様に「あまり噛まずに食事する」というのも、口周りの筋肉が鍛えられず、皮膚をたるませます。このように二重あごには、姿勢や呼吸、食事の食べ方など、日々のちょっとした習慣や癖の積み重ねも関係します。
ママも嬉しい時短の二重あご改善法
スキンケアタイムにできるマッサージなど
片方の手をあごの下に添え、反対の手を首元に添えます。それぞれ上と下に引っ張るようにして首を伸ばしましょう。あごのたるみを伸ばしながら、首の気になるしわも予防できて一石二鳥ですよ。
また、あごラインをマッサージするのもおすすめです。まず、利き手の人差し指と中指をコの字型に曲げます(Vサインの指を曲げたような状態)。
この2本の指の間にあごの中心を挟んで、少し力を入れながら、5秒ほどかけて右耳の下まで滑らせます。乳液などを塗るとやりやすいでしょう。左側も同様にマッサージし、これを3セット行います。