添い乳中も気軽にエクササイズを!産後のママの体の不調を解消しよう
授乳は赤ちゃんのお世話の中でも重要で、1日のなかでも多くの時間を割くことになります。そんな授乳時間を有効に使ってエクササイズをしてみてはいかがでしょうか。とくに横になって行う添い乳は、ながらエクササイズに最適な姿勢です。産後のママの体を整えるのに役立ちますので早速チェックしてみましょう。
添い乳がママの体に与える影響を知ろう
産後添い乳をしているママは半数以上
寝かしつけに限れば、半数以上のママが添い乳を選択しているというアンケート結果もありました。座った姿勢で授乳をして寝かしつけても布団に降ろしたとたんに起きてしまう、夜中ママと赤ちゃんが一緒に寝ているときに授乳しなければいけないなどの経験から添い乳に落ち着いたというママが多いようです。
赤ちゃんも添い乳のまま眠りにつくことができるので、そのまますんなり寝てくれてママも助かりますね。
ママもリラックスして体を休ませられる
唯一ゆっくりできる時間が、赤ちゃんとの授乳タイムというママもいるのではないでしょうか。そこで授乳するときにママが横になれる添い乳を選択すると、ママもリラックスして体を休ませられるメリットがあります。
授乳後に赤ちゃんを移動させる必要がないため、そのまま赤ちゃんもママもお昼寝に突入することができ、忙しい育児と家事の合間に唯一ホッとできる時間になることもあります。疲労がたまっているときだけでも添い乳にチャレンジしてみてもよいですね。
姿勢が悪いと肩こりや腰痛をまねくことも
赤ちゃんが気持ちよさそうにしているとママもなかなか姿勢を変えられずに、腕がしびれてしまったり腰が痛くなったりしてしまうこともあります。続けていくと、肩こりや腰痛になってしまうリスクもあるので、添い乳をする場合はクッションや枕などを活用して、赤ちゃんに無理のない姿勢を作り、ママも楽な姿勢で授乳ができるように工夫しましょう。
子育てママの体の状態と不調の解決策とは
小さい子どもを持つママたちの体はボロボロ
その原因として、赤ちゃんを長時間抱っこする、沐浴、おむつ替えなどのお世話で中腰や前かがみの姿勢が多くなる、子どもと一緒にアクティブな遊びをすることなどがあげられます。もっとも負担を感じるのはやはり抱っこをすることで、最悪のケースではぎっくり腰になることもあります。
小さい子どもを持つママは、ゆっくり休むことも時間をかけて治療をすることも難しいので、痛みや不調が継続してしまいがちなのも問題ですね。
骨盤の開きが原因で産後は太りやすい
しかし、添い乳などで無理な姿勢を作ったり、適切なエクササイズ(産褥体操)を怠ったりすると開いた骨盤が戻りきらずに体にさまざまな不調をもたらすことがあります。骨盤のゆがみや開きが原因で冷えやむくみ、代謝が悪くなることで太りやすいなど、女性にとって好ましくない影響が出てきてしまいます。
開いた骨盤を元に戻すには体のバランスを整えるためのエクササイズや体をゆがませないための習慣を身につけることが重要だといわれています。
ながらエクササイズを習慣にして健康な体に
とはいえ、家事や育児で忙しいママには、エクササイズのためのまとまった時間をつくるのが難しいことがありますね。そんなときは、ながらエクササイズを習慣にして、もっと気軽にもっと身近に体を動かすことを取り入れましょう。
テレビを観ながら、料理をしながら、ちょっとした時間を使ってエクササイズをすることを習慣にすると1日のあらゆるタイミングで運動することが可能です。もちろん、添い乳中もエクササイズできますよ。