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失敗しない新築の間取り作り!後悔しない家づくりのポイントとは

失敗しない新築の間取り作り!後悔しない家づくりのポイントとは

いずれ新築一戸建てのマイホームを建てたいという夢を持っているパパやママは多いでしょう。人生の大きな買い物である家を買うなら、理想の家にしたいし失敗もしたくないですよね。そこで先輩ママが失敗したと思う点や後悔しないためのポイントをご紹介します。

新築したママが後悔しがちな三つのポイント

とりあえずと作った収納が使いにくい

子どもが増えたり、家族が増えたりするたびに荷物は増えるものです。そのことを考えるとママは、収納が多い方がよいと考えるものでしょう。

ところが、一番後悔しているママが多いのも収納のようです。できるだけ収納スペースを多くと考えるあまり、使い勝手が悪いものになることがあるようですよ。

たとえば、作りつけの壁面収納があるせいでものが置けなくなった、奥行きが深過ぎる、または高い位置に作り過ぎたせいでかえってデッドスペースができてしまったなど様々なことが起こっているようです。

適切な収納スペースを作るためには、荷物量の把握と収納の大きさや場所、扉の種類(引き戸、折り戸、ドア、オープン)などを吟味する必要がありますよ。

窓が多すぎて家具の配置に困ることも

「窓が多い方が部屋も明るくなるし、空気の入れ替えにもよい」と思いますね。窓があるとよい面がある一方、悪い面もあるのです。

まず思いつくのが、窓が多いと家具などを置く場所に困ることです。腰よりも高い位置の窓の前に机を置くなどの場合はよいですが、掃き出し窓の場合はそこに置くと出入り口を塞ぐことになってしまいます。また、タンスや棚を置くと完全に光を遮ってしまうことになるでしょう。これではせっかくの窓が台無しです。

次に吹き抜けの上や壁の高い位置にある窓はおしゃれですが、生活してみて初めて掃除がしくにくいことに気づくママが多いようですよ。

また、道路や隣の窓から室内が丸見えになるため、窓どころかカーテンまで閉めっぱなしになることもあるようです。

コンセントの数が足りないと嘆くママ多数

入居してから失敗したと思うものにコンセントの配置と数があります。家を建てるときは、家を建てるときは、図面上で間取りやコンセントの位置を考えます。そのため、イメージが湧きにくかったり、実際に家具などを置くと塞がったりすることもあります。

しかし、足りなくてもコンセントが必要なことには変わりありませんよね。仕方がないので延長コードの利用や、使用の度の抜き差しで対応します。家具で塞がると、ほこりが溜まってしまうこともママの悩みのようですよ。

また多くつけておけばよかった場所は、キッチンとリビング、洗面所のようです。掃除機のことを考えていなかったので、届かず掃除がしにくかったという意見もあります。ほかには、納戸につけ忘れて後悔したという話も聞きますよ。

失敗のない家づくりをするためには

注文住宅をたくさん見て勉強をしよう

多くの人は家を建てることを何度も経験しないため、図面を見たり担当者の説明を聞いたりするだけではイメージが湧きにくいものです。そこで、それを補うためにも多くの注文住宅を見るようにしましょう。

一番よいのは、親しい人が建てた注文住宅を見せてもらうことです。実際に見せてもらい、そこで生活している人にどこがよかったのか、逆に後悔している点などを聞くと参考になります。人により必要なポイントは違いますが、自分の要望との取捨選択に役立つでしょう。

「知り合いに見せてくれそうな人がいない」という場合は、住宅展示場がよいですね。個人情報を記入しなければならないため抵抗があるパパとママもいますが、色々なメーカーのものがあり一気に説明を聞けますよ。

家族の希望や将来を考えて話し合う

賃貸と違い、家を建てると状況が変わっても住み替えが難しいものです。そのため、将来のことなどを様々な形で考える必要が出てくるでしょう。

子どもはずっと小さいわけではなく成長していくものですし、家族構成が変わる可能性がありますね。また、子どもの性別によっても部屋数が違ってくることもあります。そうすると、必要な間取りや部屋数も変わってくるでしょう。

若いうちは3階建てでもよかったけれど、年を取ると辛いという話はよく聞きます。また、洗濯機が一階で物干しスペースが二階や三階にあり、小さい子どもがいると大変なこともあるでしょう。

家は建ててしまうと簡単に変更はできません。そのため、建てる前にきちん家族で将来像まで考えて話し合うことが大切ですね。

施工業者と密なコミュニケーションを取る

注文住宅を建てるためには施工業者や担当者としっかり話をし、自分たちの要望を伝えたり、業者の意見を聞いたりする必要があります。

ほとんどのパパとママにとっては初めての経験です。そのため、必要不必要やどうするべきかなどの判断が正確にできず、担当者の意見に頼ってしまうことも多いようですよ。

また、担当者と相性が合わなかったり、お願いしたことへの応対が不十分だったりすることもあります。それにも関わらず、担当者変更を言い出せず家が建ってから後悔することもあるでしょう。

家は一生の大きな買い物です。後悔のないようにプロの意見を取り入れつつ、自分たちの意見もきちんと言える関係にしておくことが大切です。もし意思疎通ができないようなら、担当替えを検討しましょう。

あとあと悔やまないためのお金の話

家を建てる予算を決めることがもっとも大切

どこの家庭でも、何かをするときには予算があるものです。家電や家具の購入、旅行などにも予算がありますね。そう考えると、それらよりももっと大きな金額となる住宅購入に予算を決めないのはおかしなことです。

そこで、最初は予算を決めるところから始めましょう。予算によって購入できる土地、建物、施工業者が変わってきます。

注文住宅の購入資金の平均額は4,334万円、その内訳は自己資金平均1,250万円、借入金3004万円です。平均年収は698万円から計算すると、目安は年収の約6倍になります(2018年国土交通省の調査より)。

ただし、用意できる頭金の金額や経済状況、住宅ローン金利が各家庭で違うことを考えると、6倍なら大丈夫ということにはならないでしょう。
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