幼児期の土踏まずの役割とは?未形成の影響と土踏まずをつくる方法
幼児期に土踏まずを形成するには?
土踏まずを形成するおすすめの遊び
そこで「足育」としてもおすすめなのが足指じゃんけん。裸足になって足指でグー、チョキ、パーを作ります。最初は難しいかもしれませんが、意識して足指を動かすことで鍛えられ、ママも一緒にやれば楽しい遊びになります。
もうひとつ、タオルのたぐり寄せをやってみましょう。バレリーナ直伝の足裏強化方法で、土踏まず形成にも効果的です。
やり方は簡単。フェイスタオルや手ぬぐいを床に置いて、端から足の指でたぐり寄せていきます。
足指の曲げ伸ばしをスムーズに行うことが必要で、床をつかむ練習になります。
親子でよーいドン!でたぐり寄せをするのも楽しいですね。
足指じゃんけん
最適な靴選びの五つのポイント
1. つま先がひろくゆとりのあるデザイン
靴の中でしっかり足指が使えます。
2. かかとがフィットして靴底に安定感がある
地面を蹴る力を逃しません。
3. 靴底のクッション性が高いこと
硬い地面でも膝などの骨に負担をかけません。
4. 通気性がよく柔らかい素材
足裏は汗をかきやすい部分です。靴ずれ防止にも柔らかい素材のものを選びます。
5. 靴紐がついている
微妙なフィット感の調整ができ、結ぶことで手先も器用に。
正しい歩き方をするためには、サイズの合った歩きやすい靴であることが大事。子どもはママの用意したものを履くことしかできませんので、しっかり履き心地をチェックしておきましょう。
ときには裸足で外を駆け回ろう
ただし、子どもの足の裏は柔らかいので、はだしは危ないと感じたら草履を履くことでも同じような効果があります。
もう一つ、舗装された平らな道だけを歩くことでも足裏は衰えるそうです。山のぼりや田舎道など高低差がある歩きにくい道を普段から歩く子どもは土踏まずがしっかり形成されます。
インドア派のファミリーも、ときにはキャンプやピクニック、登山などに挑戦してみるとよいかもしれませんね。
ママも実践したい!親子で楽しい足育習慣
青竹踏みで不調も改善
使い方も簡単で100円ショップなどで手軽に手に入れることができます。子どもはもちろん、家族全員の習慣にして欲しい足育です。
むくみや冷えの解消、骨盤のゆがみ改善、O脚の改善などママにも嬉しい効果がある青竹踏み。歯磨きやテレビを見ながらなど隙間時間でできる健康法として早速取り入れてみてはいかがでしょうか。
久しぶりに青竹踏みをしてみると、かなり痛いと感じるものです。でも、3分ほど踏み続けると体はぽかぽか、バランスもよくなりますよ。
親子で足裏マッサージ
足の指が自由に動かせない子どもやママも、足指、足裏をマッサージすることで感覚を養うことができ、自分で動かせるようになってきます。足の裏の感覚は普段感じることが少ないので、積極的に触ることも大事なんですね。
お風呂上りなどに親子で足裏をマッサージすればよいコミュニケーションになります。ゴルフボールくらいのボールを足裏に当ててコロコロ転がすようにマッサージしても土踏まずの形成に効果がありますよ。ママも一緒に行えば、足の疲れが取れるでしょう。
土踏まずの成長記録を残そう
そんな足形をとり続けて土踏まずの成長記録をつけてみるのはどうでしょう。誰でも結果が目に見えると嬉しいものです。足育を続けて土踏まずが徐々にできていく記録を残すと思い出にもなりますよね。
このとき、ぜひママも一緒に足形を残してみてください。女性にも偏平足が多いので、もしかしたら土踏まずがはっきり見えないなんてこともあるかもしれませんよ。
大きな紙を用意して、パパとママ、真ん中に子どもの足形を残す「土踏まずの成長記録」も素敵ですね。
まとめ
足腰を鍛えて正しく歩くことは健康を保つうえでも大事なことです。子どものうちからリスクを背負ったまま成長していくことは避けたいですよね。
土踏まずを形成することは決して難しいことではありませんので、親子で一緒にできることからはじめましょう。