育児での外出が大変になる理由。外出準備と引きこもり育児のこと
引きこもり育児は、ママと子どもがほとんど家の外に出ず、ずっと家の中で過ごしている育児の仕方で、0〜3歳までの未就園児を持つママに多く見られます。
近ごろはネットショッピングも便利なので、子連れで買い物に行かなくても、生活用品のほとんどを揃えることができますよね。特に用事がなければ外に出る必要もなく、家の中にこもりやすくなっているのかもしれませんね。
子育て中の外出頻度はどれくらい?引きこもり育児が与える影響 - teniteo[テニテオ]
子どもにとって、お出かけはとても楽しいもの。良い影響もたくさんあります。けれども、子どもを連れての外出は大変で、億劫になりがちな場合もありますよね。そこで、外出の与える良い影響や、引きこもり育児の影響、出かけられないときの家での過ごし方などをご紹介します。
外出しないことで子どもに与える影響は?
・太陽に当たる時間が少ない…ビタミンDが欠乏して「くる病」になりやすくなる。
・運動不足になる…便秘になりやすかったり、体力がつきにくかったりする。
・外で遊べずストレスを抱える…情緒不安定になることがある。
・ママがついテレビを見せてしまう…テレビに依存しがちになる。
・直接見たり触れたりすることが減る…神経や五感が発達しにくくなる。
子どもが社会性を身につけやすい3歳ごろまでは、無理にほかの子どもと遊ばせてあげる必要はありませんが、引きこもることで、子どもの健康と発達には少なからず影響する可能性があるため、注意が必要です。
できることから!引きこもり育児の対策
例えば、
・近所をお散歩する…近所であればいつでも家に帰れますし、子どもと一緒に近所の草花を眺めながら歩くだけでも気分転換になるでしょう。
・週末はパパや家族と一緒にお出かけする…頼れる人がいれば、もし何かあっても助けてもらえるのでママも安心ですよね。
・日光浴をする…家の庭やベランダでシャボン玉や水遊びをすれば、子どもも喜びますし、太陽の光を浴びることができます。
・室内遊びを工夫する…室内ではテレビを見せるのではなく、ママも一緒に折り紙をしたり工作をしたりと、室内での楽しみ方を工夫すると、子どもとの絆もより深まるでしょう。
考え方を変えれば外出が楽しめる
外出したほうがママもストレス解消になる
外出することに慣れていないと大変なイメージがありますが、慣れるとママも子どもも準備がスムーズになってくるので大したことではないように思えてきますよ。また、のんびりと散歩することがママにとってのストレス解消にもなるでしょう。
買い物がしたいときは、キッズコーナーのあるショッピングモールに行くとママの用事も済ませられるので移動の手間も省けます。
しかも外出したほうが、夜の寝つきがよくなるので寝かしつけが楽になるでしょう。
開放的になりコミュニケーションが増える
例えば「家事の邪魔をされたくない」「ゆっくりしたいから静かにしてほしい」などの理由で、子どもにスマホで動画を見せたり、ゲーム機を渡したり、声をかけられても「後にして」と後回しにしたりしているママもいるかもしれませんね。
外出をすると、家事のことを一時的に放置して子どもとの時間に集中することができます。子どもは外を歩きながら、何の変哲もない雑草に触れたり、道の段差の上を歩いたりしながら、思ったことをどんどん言葉にしてくれるでしょう。
そんな楽しい子どもとの時間を過ごせると思うと、大変だと思っていた外出も楽しみになりますね。
準備から子どもと一緒に楽しむ
例えば、目的地から子どもの意見を聞いてみるのはいかがでしょうか。「公園に行きたい」「自転車に乗りたい」など、希望があるかもしれませんね。悩んでいるようだったらママから「どこの公園行きたい?」「何かおやつ買いに行こうか?」というように提案してみるのもよいでしょう。
また、その日の予定以外にも、週末に家族で外出する場合の予定を子どもと相談するだけでも楽しいですよ。
目的地が決まったら、何を持って行くか、どの服を着て行くかなどをおしゃべりしながら準備を進めると外出前から盛り上がるでしょう。
まとめ
外出前の事前の準備と荷物の整理を万全にしておくことで、ママの負担も少なくなり、自然と笑顔も増えてくるのではないでしょうか。外出はママと子どもにとってのリフレッシュにもなるので、習慣にできるとよいですね。