手羽元は冷凍保存できるの?手羽元の保存方法と活用レシピをご紹介
育児中は効率的に料理をしつつ、安くておいしいものを作りたいですよね。安く手に入るお肉として鶏の手羽元がありますが、ママも料理に使っていますか?手羽元を使って子どももパパも喜ぶような料理が作れるように、手羽元をおいしく保存する方法や活用レシピをご紹介します。
全部で17種類ある鶏肉の部位について
メインの鶏肉部分は5種類
せせりは首の部分でよく動かす場所のため身が引き締まっており、歯ごたえがあって旨みがあります。また、むね肉は脂が少なく、高タンパク質で低カロリーのお肉ですが、料理の仕方によってはパサパサしてしまうこともあるでしょう。
肋骨に沿ってついているささみは脂が少なく、風味は淡白ですね。もも肉は足の付け根の部分で、脂肪の多い赤身肉で歯ごたえもよくプリプリしています。鶏の皮膚の部分は皮といい、コラーゲンや脂肪分が多く、独特の食感があります。よく焼くとカリッとしておいしいですね。
羽の付け根部分である手羽は3種類ある
まず、手羽先は翼の先の部分でくの字のような形をしています。関節から先の部分はゼラチン質と脂肪が多く含まれていますから、じっくりと煮込むとおいしい出汁がとれます。
柔らかくて食べやすい手羽中は、手羽先の尖った先端部分を除去したもののことです。ジューシーな肉質とこってりとしたうまみが特徴で、骨からも離れやすいので子どもでも食べやすいですね。
翼の根元部分で太い骨とよく動く肉質の手羽元は、脂身が少なくあっさりとしています。骨が太くて火が通るのに時間がかかりますので、煮込み料理に向いています。
焼き鳥で人気の内臓は9種類
コリコリとした弾力のある食感が特徴的な食道や気道であるサエズリ。心臓のハツは筋肉でプリプリとしています。ヤゲンと呼ばれる軟骨はコリコリとして唐揚げで食べられていますよね。
肝臓であるレバーはビタミンや鉄分が多く栄養価が豊富です。鳥特有の器官である砂肝はコリコリとしておいしいですね。ゲンコツはヒザ関節の軟骨。丸くてコリコリとし、焼き鳥のほかには唐揚げにも使われます。
腎臓はセギモといい、脂がのっていて旨みの強い希少部位です。キンカンは成長途中の卵で数珠状につながり、黄色くて金柑のようです。尻尾のボンジリは脂がのって旨みも強いですね。
手羽元の上手な保存方法と保存期間を知ろう
冷蔵保存は水でしっかり洗ってから保存する
まず、手羽元を流水できれいに洗ってから、水気が残らないようにきちんと拭き取ります。軽く塩かお酒を振ってから、1本ずつペーパータオルにくるんでラップを巻きます。
その後保存袋に並べて入れて、しっかりと空気を抜いて保存袋の口を閉じ、そのまま冷蔵庫のチルド室で保存します。ジッパーつきの保存袋を使用すると楽ですね。冷蔵で保存する期間は3日間が目安になりますので、できるだけ新鮮なうちに食べるようにしましょう。
冷凍保存は洗わずにお酒を振って保存する
料理をするときに火が通りやすくするためや、食べるときに食べやすくするために、冷凍する前に手羽元の骨と身の間に切り込みを入れましょう。その後、お酒を振ってしばらくおき、水気をよく拭きます。
ラップで1〜2本ずつ互い違いになるようにくるみ、フリーザーバッグに入れて空気を抜いてジッパーを閉じます。そのまま冷凍庫に入れて保存するとよいでしょう。
その後は自然解凍して使うか、冷凍したまま料理に使います。1本ずつ冷凍しておくと必要な数だけ料理しやすくなりますから、便利ですよ。
手羽元の保存期間は最長で3~4週間
先ほどお話しした冷凍の方法では、冷凍する前にお酒を振ってしばらくおいてから冷凍していました。そのような方法の場合は、保存期間が3~4週間と最長の長さになります。塩で下味をつけても同じように3~4週間ほどの保存期間になるでしょう。
また、下味をつけずにそのまま冷凍保存した場合は2~3週間の保存期間となり、期間が少し短くなります。下味をつけるかつけないかで多少違ってきますが、どちらにしても冷凍したら3週間ほど保存できると覚えておくとよいですね。