離乳食を食べる時間はいつ?初期から完了期まで段階別にご紹介
ついに3回食に挑戦!離乳食後期
3回食ではどんなものを食べるの?
この時期の離乳食は、バナナくらいの、指でつぶせる固さが目安になります。舌を前後、上下だけでなく、左右にも動かせるようになります。舌でつぶせないものは、歯茎の間に移動させ、つぶして食べられるようになります。
また、消化機能も発達して、食べられるものの種類も増えてきます。赤身魚の他にも青背魚なども与えてみましょう。また、赤ちゃんの体に蓄えられていた鉄分も不足してくるころなので、赤身のひき肉、レバー、卵、ほうれん草などの鉄分が多く含まれた食材も積極的に与えましょう。
生後9カ月~11カ月スケジュール
離乳食を始めたスタートが同じだとしても、このころには個人差がでてきます。最初から順調に食べてくれる赤ちゃんもいれば、なかなか食べてくれない赤ちゃんもいます。お子さんの状態に合わせて進めてみてくださいね。
3回食の時間の目安は、午前10時、午後2時、午後6時になります。離乳食と離乳食の間は、3~4時間程度あけましょう。2回食と3回食の間にお昼寝をはさむとよいでしょう。毎日決まった時間に食べさせることで、生活リズムが整ってきますよ。
1日3回食が定着したら、少しずつ1回食の時間を早めて、朝食と昼食もパパとママの食事の時間に近づけていきましょう。
1歳までは食べる練習のつもりで
でも、離乳食初期の赤ちゃんが食べ物から栄養を取る割合は1~2割です。離乳食中期で食べ物からの栄養は3~4割になります。赤ちゃんは栄養の大半を母乳やミルクから取っているのです。これを知るとママも少し安心しますよね。
母子手帳の発育曲線を照らし合わせて、帯の範囲内で体重が順調に増えているなら、大丈夫。1歳までは食べる練習のつもりで、赤ちゃんのペースに合わせて進めてあげてくださいね。
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離乳食完了期から幼児食へ【1歳以降】
大人の食べ物にかなり近づく完了期
この時期は、前歯が生えそろい、奥歯も生えてきます。ただ、まだ噛む力は弱いので、固いものは調理方法の工夫が必要です。固さの目安は、肉団子くらいです。いろいろな大きさや形のものを取り入れて、噛む練習ができるようにしましょう。
この時期には、手先が器用になります。小さなものをつまんだり、スプーンなどの道具をつかったりもできるようになります。さらに、「自分で食べたい!」という意欲が高まるので、食べ物を手づかみしやすい形にしたり、スプーンにのるサイズに切ったりして、ママもお子さんの意欲を応援しましょう。
1歳~1歳半のスケジュール
朝は、決まった時間に起こします。朝食は7時~8時ごろにはしっかり食べさせましょう。朝食をきちんと食べることで、日中活動するエネルギーとなります。
公園に行ったり、散歩したりして積極的に外に出ましょう。体をしっかりと動かすことで、夜の寝つきもよくなるはずです。昼食、夕食も、ある程度時間を決めて1日のスケジュールに組み込んでおきましょう。
毎日決まった時間に起きて食事を取ることを繰り返すうちに、自然と生活リズムが体の中に染みついていくはずです。お子さんと一緒に、ママの生活リズムも整えられれば一石二鳥ですね。
1歳半以降は幼児食。大人との違いは?
まずは、味付けの濃さです。大人の半分くらいの味付けにしましょう。小さいうちから濃い味付けに慣れると、将来「生活習慣病」になるリスクが高まる危険性があります。
次は、食べ物の大きさです。お子さんが食べやすい大きさを意識しましょう。また、手づかみ食べの練習をするためにも、手でつかみやすい形にするのもよいかもしれませんね。
そして、食べ物の固さです。歯もだいぶ生えてきますが、まだ大人のように固い食べ物を噛み切れないこともあります。お子さんの成長に合わせて、固さを調節しましょう。
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まとめ
赤ちゃんも、はいはいやおすわりができる時期はひとりひとり違いますよね。離乳食を進めるタイミングや与える時間が少しくらい違っても大丈夫です。目の前の赤ちゃんのペースに合わせながら、ママもゆったりとした気持ちで離乳食を進めていってくださいね。
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