ひな祭りを彩るカップ入りちらし寿し!親子で作る簡単レシピ
ママへのおすすめポイント
可愛い盛り付けで食欲アップ
今回はサイコロのように小さくお刺身を切りましたが、お刺身の種類や切り方を変えたり、盛り付けをママの好みでいろいろとアレンジしてもらえれば嬉しいです。また、器の形や高さを変えるだけでも見た目の印象が変わりますので、一度ためしてみてくださいね。
子どもと一緒に作れるのも魅力
3歳くらいになると、ママのお手伝いをしたい、ママが料理をしている様子をみたいと言ってくる子どももいると思います。せっかく料理に興味を持ってくれているときに、なにか料理にかかわることをさせてあげたいですよね。でも、包丁を持つことや炒めものの手伝いをいきなりすることはママもこわいと感じるかもしれません。
盛り付けなら安全ですし、小さな器に盛り付け、それを自分で食べることは子どもにとって小さな達成感につながるような気がします。生ものなので、とりあつかいには注意してほしいですが、調理についての衛生面についても学ぶ機会になればいいなと思います。
お寿司と一緒に食べよう!菜の花のお浸し
桃の節句に食べる習慣がある料理
料理についても同じで、なぜちらしずしやひしもち、白酒、ひなあられなどが伝統的に食べられるようになったのかなどについても見方がいろいろとあるようですね。たとえば、ちらしずしによく用いられているえびは、長生きしますようにという意味が込められているようです。白酒についても、もとは中国で桃花酒というものが飲まれていましたが、日本に伝わり時代を経るにつれて今のようなかたちになったようです。
伝統的な料理といっても、決して変わらないものばかりではなく、時代やそのときの風習や考え方などを反映しながら今に至っているのではないでしょうか。現代の忙しい日々ではありますが、ひなまつりなどの機会に、その行事にまつわる料理を食べながら、日本に伝わる食文化についてゆっくりと子どもと話をすることもかけがえのない時間であり、食育にもつながればいいなと思います。
まとめ
私は、娘が生まれ「初節句」を迎えたとき、まだ0歳の娘を抱きながら「初節句を迎えられて嬉しい」と心から感じたことを覚えています。そして、「これから幸せに元気に育ってほしい」「願わくは長生きしてほしい」という気持ちがわきあがってきました。
きっと、どの時代でも子どもの健やかな成長を願う気持ちはおなじなのではないでしょうか。ママも子どもも楽しめるひなまつりを過ごしてもらえるきっかけになれば嬉しいです。