赤ちゃんと賃貸に住むなら1階に!くらしを快適にする方法と注意点
赤ちゃんと一緒に暮らすための賃貸物件を探していると1階がよいという声をよく聞きます。移動のスムーズさや生活音のことを考えると1階が便利だからでしょう。ただ、防犯面や周りからの目なども気になりますよね。そこで今回は、1階のメリット・デメリットや快適に暮らすための方法などをご紹介します。
賃貸ぐらしなら1階がベターな理由とは
やがてくる騒音問題に対応しやすい
走り回ったときの足音が1番響いて迷惑になってしまうのは、下の階に住んでいる家庭です。防音のカーペットやマットなどで対応しても、子どもが走り回る足音は大きく響きます。1階に住めば足音で迷惑をかける心配が少ないです。
また、自宅を出入りするときに、朝早かったり夜遅かったりすると周りにけっこう響きます。階段を歩く足音だけで「うるさい」と感じる人もいるようです。1階ならそのような心配が少ないでしょう。
子どもの転落事故の心配が少ない
子どもの安全面を考えると、1階は転落事故の心配が少ないというメリットがあります。実際、掃除や洗濯、料理をしながら、つねに子どもを見守っていることは難しいですよね。また、乳児のころには手が届かなかったベランダの鍵やドアノブなどにもあっという間に手が届くようになります。
また、階段でもよく転んでいる子どもを見かけます。大人にとっては小さな段差でも子どもにとっては大きな段差です。1階に住めば少しでも転落事故のリスクを減らすことができるでしょう。
外出が億劫にならない点は案外大切
赤ちゃんをベビーカーに乗せてお出かけするときにも2階以上のところに住んでいると、1階に降りるまでは赤ちゃんを抱っこしながらベビーカーも持って降りることになります。両手が塞がって、荷物を持つことも考えると大変です。
週末のまとめ買いで買い物袋をたくさん持っているときや、旅行で荷物が多いときなども、少しでも早く部屋に入れる1階のほうが便利かもしれませんね。
賃貸の1階に住む上で注意したいこと
1階でも音に気をつけないと苦情になる
たとえば、先ほどご説明した足音ですが、イスやソファから飛び降りたりジャンプしたりしたときのような大きな音だと、響くのは下だけではありません。お隣さんに響くこともありますし、構造によっては上の階に響くことも考えられますので気をつけましょう。
ほかにも、1階でも自宅に着くまでに廊下を歩いてほかの家のドアの前を通る場合、バタバタ足音を立てて歩いたり大声でしゃべりながら歩いたりすると、近所迷惑になります。
周りは同じような子育て家庭ばかりではないということを考えて、ちょっとした騒音にも気をつけて迷惑をかけないようにしましょう。
防犯面では少し弱いので注意しよう
たとえば、暑い日だと風通しをよくするために窓を開けたい日がありますよね。しかし、窓を開けていると泥棒に狙われる可能性があり危険です。部屋にいないときは窓の鍵を閉めるようにしましょう。
そして子どもを1人で部屋で遊ばせているときも、ママやパパがそばにいない場合には窓の鍵を閉めておくと安心です。
また、窓が道路に面していると、部屋の中が丸見えになってしまうこともあるでしょう。そんなときは外から部屋の中が見えないようにカーテンを閉めたり、透けにくいレースカーテンつけたりするとよいですよ。
地面が近いため自然が敵になることがある
マンションの1階に住んでいる友人ママの話では、ベランダの前にマンションの植木がたくさんあるため、ベランダに出ると虫が多く、洗濯物を急いで取り込んでもすぐに何匹か部屋のなかに入ってきてしまうそうです。マンションの庭に木が植えられているところは少し注意が必要ですね。
ほかにも、地面から近いので冬になると地面からくる冷気で部屋が寒くなりやすいです。また、湿気の影響を受けやすく、雨の日は部屋の中が湿気でじめじめしやすいかもしれません。
1階住まいを快適にするための方法
防犯グッズを導入して安全に暮らそう
たとえば、ベランダや玄関前に防犯カメラを設置すると泥棒が近づきにくくなります。カメラがあるというだけで防犯になりますので、目立つところに設置するのがおすすめです。安いものなら2,000円ぐらいで販売されていますよ。また、ダミーカメラでも防犯に役立つのでチェックしてみてくださいね。
ほかに、窓に防犯フィルムを貼ったり、アルミサッシの窓につけられていることの多いクレセント錠を防犯用の鍵に変更したりするなどの防犯対策もおすすめです。