自宅リフォーム中の赤ちゃんとの生活は?ママが知っておきたい豆知識
子どもが生まれ、自宅をより住みやすくするためにリフォームを考えているママやパパもいることでしょう。そこで今回は、リフォーム工事の流れや期間、リフォーム工事中は在宅と仮住まいのどちらがよいのか、工事で水が使えない場合のミルクや離乳食についてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
リフォーム工事の流れや期間を知ろう
工事開始までの大まかな流れ
まずリフォームをする箇所を決めたら、どんなリフォーム例があるのか、雑誌やカタログ、ネットなどで調べてみましょう。ママやパパの希望するリフォーム例はどんな感じなのか、夫婦でしっかりと話し合いたいですね。ショールームへ出かけて、実際に相談してみるのもよいでしょう。
イメージが決まったら、それに合った工事をしてくれそうな工務店や住宅設備会社、専門業者などを探しましょう。実際に今の状態を見て、見積を立ててもらうのがおすすめです。見積までは無料でしてくれる会社がほとんどです。
リフォーム期間と工事の時間の目安
たとえば、壁を壊したり増築したりなどの施工が必要ない、小さめのキッチンのリフォームをする場合は2日から1週間というのが目安になります。しかし、キッチンの向きを変えたり間取りを変更したりする場合は、大規模な工事が必要になってくるので、大体2~3週間かかるケースもあるようですよ。
気になる工事の時間ですが、朝は8時前後から始まり、夜の18時前後に終わるというケースが多いようですが、施工業者にもよるので、事前に確認しましょう。
どこをリフォームする家庭が多い?
対面式のキッチンにして、子どもの姿を見守りながら料理ができるようにしたいと考えるママもいます。また、キッチンが狭く動きにくいので、将来的に子どもがお手伝いできるよう、間取りを広くしたいというケースもあります。
リビングやダイニングの間取りが狭いと、家族で団らんがしにくいと感じる夫婦もいます。リビングとダイニングを隔てる壁を排除して、あえてワンルームのように広くして、リビングダイニングの一角にキッズスペースを作りたいと考えるママもいるようですよ。
工事中は在宅か仮住まい、どちらがベスト?
仮住まいと在宅のメリットとデメリット
まず仮住まいの場合は、工事の音に悩まされることもなく家族のペースで生活をすることができるのは大きなメリットです。しかし、引っ越し代や仮住まいの賃貸料がかかるので出費が大きくなります。
在宅の場合、仮住まいのような出費がないので、費用がリフォーム代だけになるため負担が少なくて済みます。しかし在宅中に工事をするので、工事をしている部屋は使えませんし、水回りの工事の場合は水が使えないなどのデメリットがあるので注意しましょう。
在宅の場合でもお散歩や外出もできる
外出するときは家の鍵を工事の人に預ける必要があります。ママの留守中に工事の人たちが出入りするので、鍵がないと戸締りをすることができません。
このような場合、誰が最後に鍵締めをするのか、鍵はどうするのかなど事前にしっかりと確認しておくようにしたいですね。合鍵を作って、それを業者が使う場合にはママの許可を取ってもらうようにしましょう。
工事中は色々な人が自宅を出入りするので、できるだけ信頼できる業者を見つけるようにしたいですね。
どちらを選択するかは工事内容とママ次第
工事中は塗料の臭いやホコリなどが赤ちゃんに影響をおよぼすのではないかと気になる場合は、仮住まいをした方が安心です。工事期間が短い場合は、引っ越しではなくその間だけ実家に帰省したり、ホテルに泊まったりするのも一案ですよ。
在宅の場合は、工事をする場所からできるだけ離れた部屋で赤ちゃんと過ごすようにしたいですね。こまめに換気をし、赤ちゃんの健康に害がおよばないように気をつけましょう。
仮住まいと在宅のどちらを選ぶかは工事内容にもよるので、事前に施行業者に相談するようにしましょう。
工事で水が使えない場合のミルクや離乳食
消毒不要の使い捨て哺乳瓶が便利
このようなときは、消毒不要の使い捨て哺乳瓶が便利ですよ。使い捨て哺乳瓶であれば工事のときはもちろん、地震などの災害時にも使用することができます。
すでに消毒されている状態で箱に入っているので、使用する前に洗ったり消毒したりする必要がありません。封を開けたらそのまま使うことができますよ。
使い終わったら洗って再利用するのではなく、そのまま捨てるようにしましょう。これがあれば、水のない状況でも赤ちゃんに安心してミルクを飲ませることができますね。