赤ちゃんと一緒に過ごす家。どんな間取りが赤ちゃんにとっていい家?
妊娠や出産をすると、「夫婦2人では快適だった家、赤ちゃんとは生活しにくくなったので引っ 越しをしたい」と考える方も多いのではないでしょうか。今回は、赤ちゃんと生活するにはどのような家がよいのか、どんな間取りが住みやすいかなどをご紹介します。
赤ちゃんと過ごすにはどんな家がいい?
赤ちゃんにとって危険がないか
ワンルームの場合、赤ちゃんと過ごす部屋に家具や物を置くので部屋が狭くなり、赤ちゃんがテーブルなどの家具に衝突することがあります。できれば、2部屋以上の間取りがあることが理想です。
友人に聞いてみると、赤ちゃんが新生児の頃はワンルームのマンションに住んでいたそうです。しかし、赤ちゃんが生後6カ月頃になりハイハイをするようになると、色々な物を触るようになり危なかったそうです。その後、2LDKに引っ越してからは赤ちゃんが動き回れるスペースの確保ができ、危なく思うことが少なくなったといっていました。
赤ちゃんのお世話がしやすいか
ある先輩ママは、赤ちゃんが1歳になる頃まで1Kのマンション住まいだったそうです。1Kだと赤ちゃんの様子が常に見えるので昼間はお世話しやすかったものの、夜泣きがひどいときには横で寝ているパパが睡眠不足になってしまったそうです。
1部屋の間取りだと、ねんね中心の時期は赤ちゃんに目を配りやすくお世話しやすいですが、パパへも配慮しつつ夜間のお世話のしやすさを考えると、赤ちゃんと暮らす家はやはり2部屋以上の間取りがおすすめです。
赤ちゃんにとって快適かどうか
日中のほとんどをリビングで過ごすという赤ちゃんとママは多いですよね。ですから、リビング空間を赤ちゃんにとって快適に過ごせる場所にしてあげましょう。
たとえば、リビングスペースの中でもエアコンの風が直接あたってしまう場所もありますよね。室温が適温でも直接風があたると暑く感じたり寒くなったりするかもしれません。また、赤ちゃんは仰向けで寝ることが多いので、ライトの真下に寝かせると眩しく感じるかもしれません。
どんな間取りが赤ちゃんにとっていい?
家事をしながら赤ちゃんが見える
特に、家事の中でも料理をしている時間が主婦は長いので、キッチンから赤ちゃんの様子が見える間取りがおすすめです。キッチンがリビングとは別の部屋にある場合、部屋を移動して料理をするので赤ちゃんが寝ていたり遊んでいたりする様子を見ることができません。
料理をしている音で赤ちゃんの声が聞こえない可能性もあるので、ママは心配で料理に集中できないかもしれません。ですから、料理中でも赤ちゃんの様子が見渡せるような、対面式のキッチンを選ぶと安心ですよ。
やっぱり和室があると便利
友人に聞いてみると、和室があると赤ちゃんのお昼寝のときも遊ぶときにも便利だそうです。すぐにコロンと寝かせられて、遊んで転倒してもフローリングよりも安全なので、日中はほとんど和室で遊ばせていると話してくれました。
また、畳は夏は涼しく冬は暖かいので赤ちゃんにとっても快適な環境が作れるそうですよ。和室はふすまで閉め切ることもできるので、赤ちゃんがお昼寝中はふすまを閉めて家事をしたりママ1人の時間を楽しんだりしているそうです。
来客がいるときも、ふすまを閉めて赤ちゃんのお世話ができるのはよいですよね。
収納スペースはたくさんあったほうがいい
収納スペースが少ないと物が増えてきたときに、タンスや収納ボックスを見える所に置かなくてはなりません。家具が増えると部屋が狭くなりますし、赤ちゃんの手の届く所に収納ボックスがあると、「イタズラで開けられて部屋が散らかされた」という方もいます。
また、玄関に広い収納スペースがある家もおすすめです。赤ちゃんのうちはベビーカーが必要なので、ベビーカーが置ける広さが充分にあるのかもチェックしましょう。
赤ちゃんが成長したときのことも考えよう
赤ちゃんはどんどん成長する
先輩ママに聞いてみると赤ちゃんを出産してから家選びをするときに、将来のことも考えて3LDKの一軒家を購入したそうです。赤ちゃんの時期は物も少ないので部屋が余っていたそうですが、成長していくと共におもちゃや衣類、自転車など、たくさん物が増えたので3LDKの家を選んでよかったと話してくれました。
今はリビングのキッズスペースのほかに子ども部屋も作り、おもちゃや着られなくなった衣類などを分けて収納しているそうですよ。