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 生後8カ月の子育てについて知ろう!理想の生活リズムや遊び方の紹介

生後8カ月の子育てについて知ろう!理想の生活リズムや遊び方の紹介

離乳食中期の進め方。献立に困ったときは?

離乳食中期への進め方を知ろう

生後8カ月頃になると、ほとんどの赤ちゃんが離乳食中期に入っていきます。しかし、「うちの子は全然離乳食を食べてくれない」と、悩むママもいますよね。離乳食を食べる量には赤ちゃんによって個人差があるので、あまり食べてくれなくても焦らなくて大丈夫ですよ。

離乳食初期は1回食だったのが、中期に入ると2回食になります。午前中に1回離乳食を与え、午後に2回めを与えるとバランスがよいでしょう。1回目と2回目の離乳食の間を3時間ほど空けることをおすすめします。

離乳食はなるべく毎日同じ時間に与えるようにしましょう。赤ちゃんのペースでゆっくり食べさせてあげるほうがよいので、ママがバタバタしていない時間を離乳食タイムにするとよいですね。

食べさせてもいい食材を確認しよう

離乳食中期に入ると、赤ちゃんが食べられる食材が少しずつ増えてきます。たとえば、魚も白身魚だけではなく、まぐろやかつおなどの、赤身魚が食べられるようになります。また、卵の黄身も食べられるようになります。

友人Bさんは離乳食初期の頃、炭水化物にお粥やうどんなどを与えていたそうです。離乳食中期に入ってからは食パンが食べられるようになるので、レパートリーが増えて助かったと話してくれました。

離乳食中期になると、食べられる食材が増えてくるのはよいですが、アレルギーも心配ですよね。初めて与える食材は小さじ1くらいの少量から与えることをおすすめします。赤ちゃんが食べた後も、体調に変化がないか様子を見ることが大切です。

献立に困ったときはメニュー案を参考にして

離乳食中期に入ると2回食になるため、「いつも同じメニューばかり与えてしまう」など、離乳食のメニューがマンネリ化するママは多いかもしれませんね。毎日同じメニューばかりだと大人でも食べるのが嫌になるように、赤ちゃんも同じ味に飽きてあまり食べてくれなくなる可能性もあります。

友人Cさんは、離乳食のメニューのレパートリーが少なく同じようなものばかり与えていたそうです。すると、赤ちゃんも飽きてきたのか、あまり食べてくれなくなり悩んだ時期があったと話してくれました。

そこで、ネットなどで離乳食のメニュー案を見てみるとたくさんのメニュー案が紹介されていて「こんなものも作れるんだ」と、びっくりしたそうですよ。

理想の生活リズムと整えるためのポイント

理想の生活スケジュールを紹介!

生後8カ月頃になると体もしっかりしてきて体力もついてくるので、どのように1日をすごしたらよいのか悩むママも多いですよね。今回は、先輩ママDさんの理想の生活スケジュールをご紹介します。

7:00 赤ちゃんを起こす
9:00 近くの公園までベビーカーでお散歩
10:00 1回目の離乳食の後、授乳
11:00 1回目のお昼寝
12:00 赤ちゃんを起こして一緒に遊ぶ
14:00 2回目の離乳食の後、授乳
15:00 ベビーカーでお買い物に行く・2回目のお昼寝
16:00 赤ちゃんを起こしてママが家事をしている間、1人遊びさせる
18:00 パパ帰宅・パパと遊ぶ
19:00 お風呂
20:00 授乳・寝かしつけ

夜間は1回の授乳で済むそうですよ。

日光を浴びることで生活リズムが整う

人の体に備わっている体内時計がきちんと働いていると、朝目が覚めてから活発に活動し夜は眠くなるように調整してくれています。体内時計は体温やホルモンの分泌など、体内環境を整えてくれる働きもあります。しかし、不規則な生活をしていると体内時計が乱れてしまい、夜に眠れなくなったり朝起きてもボーッとして頭が働かなかったりします。

体内時計をしっかり整えるためには、朝カーテンを開けて日光をしっかり浴びることです。特に、赤ちゃんは日光に敏感に反応するので、朝起こして日光浴をしてあげましょう。

日光を浴びることで、赤ちゃんの体内時計がしっかり働いてくれますよ。また、日中もできれば1回は外に出て、様々な刺激を与えるようにしましょう。

入浴1時間後が赤ちゃんの寝つきに最適!

赤ちゃんの入浴の時間は夕方にしている方も多いですよね。しかし、夕方は夜ご飯の準備や家事にママがバタバタしていることも多く、「ゆっくり入浴の時間がとれない」と悩む方もいます。

また、赤ちゃんの入浴は着替えやスキンケアグッズなどの事前準備も大変です。忙しい中でも、なるべくママがゆったりした気持ちで赤ちゃんと入浴できるようにすると、赤ちゃんもリラックスできるでしょう。

入浴の時間は、寝かしつけの1時間前がおすすめです。20時に寝かしつける方は19時頃に入浴するとよいですよ。お風呂から上がった直後は興奮している赤ちゃんですが、1時間後くらい経つと気持ちよくなってきて眠たくなる子が多いです。

赤ちゃんが眠くなるタイミングに合わせて寝かしつけることが大切です。

物事がわかり始める時期の「8カ月不安」

8カ月不安とはいったいなに?

今まではお腹が空いたときやおむつが気持ち悪いときなど、理由があって泣いていたのに、生後8カ月頃になってから理由もなく泣き出すようになったと悩むママもいますよね。ママが抱っこしても泣き止まないことも多く、どうすればよいか分からないという方もいます。

赤ちゃんが理由もなく泣いてしまう原因は、8カ月不安からくるものかもしれません。8カ月不安は人見知りの専門用語でもあります。

今までは自分とママやパパという存在だけを認識し、安心感に包まれていたのが、外から様々な刺激を受けることで急に不安な気持ちに襲われて泣いてしまいます。また、色々なものに興味があるのに自分でその場所に行くことができないことを、泣いてママに伝えているのです。

なぜ8カ月不安が起こるの?

8カ月不安が起こることは悪いことではなく、赤ちゃんが自分の意思をしっかり伝えようとしている証です。ママやパパなどのよく見ている人と、ほかの人の存在を区別できるようになり、好き嫌いがハッキリするなど、赤ちゃんが成長しコミュニケーションがとれるようになるので、嬉しいことでもあります。

友人Eさんの娘も、生後8カ月ころからよく泣くようになったそうです。ママがトイレに行き少し見えなくなるだけで、大声で泣きながら後追いしたり、自分の遊びたいおもちゃに手が届かないと「ギャー」と叫んだり、相手をするのがしんどくなることもあったと話してくれました。

しかし、赤ちゃんの好き嫌いが分かることで、赤ちゃんの好きな遊び方で一緒に遊べて楽しいこともたくさんあったそうですよ。

親が気を付けてあげたいことを知っておこう

ある日突然始まる8カ月不安に、赤ちゃんとどう接していけばよいのか悩む方もいるかもしれません。赤ちゃん自身も不安な気持ちになっている時期なので、ママは赤ちゃんの様子を見ながら優しく接してあげましょう。

この頃は赤ちゃんの好き嫌いがハッキリと分かる時期なので、赤ちゃんが嫌で泣き出したときは「これは嫌なんだね。じゃあこうしてみる?」と話してみたり、好きなことをしているときも「これが好きなんだね」と共感したりなど、なるべく赤ちゃんの気持を理解する努力をしましょう。

また、生活リズムが乱れてしまうと、赤ちゃんの体だけではなく心も不安定になる可能性があります。夜泣きするのは赤ちゃんにとっても辛いので、生活習慣を整えることも大切ですよ。

授乳に関する悩みや回数の目安

この時期の授乳回数の目安は?

生後8カ月頃になると、離乳食が2回食に進む子が多いです。離乳食が進むのは嬉しいですが「授乳回数はどのくらいにすればよいの?」と悩むママもいますよね。

この頃の赤ちゃんの授乳回数は1日に5回くらいが平均的です。しかし、赤ちゃんによって離乳食を食べる量などに個人差があるので、もっと授乳の回数が多いという方もいます。特に、母乳で育てている方は授乳の回数が多くなることがあります。

離乳食を毎日大体同じ時間に与えるようにして、離乳食を食べさせた後に欲しがるだけ授乳するとよいでしょう。離乳食をしっかり食べていると自然と授乳の回数が減っていきますが、この頃は赤ちゃんが欲しがる分だけ授乳しても問題無いですよ。

授乳回数が減らず、離乳食を食べない悩み

離乳食をよく食べる子なら安心ですが、「2回食になっても離乳食を食べる量が少ない」「母乳ばかり飲んで離乳食を欲しがらない」など、授乳回数や離乳食に悩みを抱えているママは多いです。

友人Fさんの赤ちゃんも、8カ月をすぎても母乳ばかり飲んで、離乳食を全然食べてくれなかったそうです。赤ちゃんが欲しがると時間帯関係無く母乳を与えていたので、離乳食の前の2時間は欲しがっても与えないなど、赤ちゃんのお腹が空くように工夫したと話してくれました。

離乳食前はなるべく体を使う遊びを一緒にしてお腹を空かせることで、少しずつですが離乳食を食べてくれるようになり、月齢が進むにつれて自然と授乳回数も減ったそうですよ。

母乳メインだと鉄分不足になるの?

「母乳メインの育児だと、鉄分不足になるという話を聞いたけど大丈夫?」と不安になるママもいますよね。赤ちゃんが鉄欠乏性貧血の症状が見られると、母乳のせいだと勘違いされることがあります。

しかし、実際は母乳と貧血は関係していないことが多いです。赤ちゃんの貧血に関係している原因は、ママのお腹の中にいた頃に赤ちゃんに送られる鉄分の量が関係しています。

赤ちゃんはお腹の中にいるときに、ママからたくさんの鉄を受け取ります。これを貯蔵鉄といい、生後9カ月頃までは鉄をとらなくても貯蔵鉄でまかなうことができます。この貯蔵鉄の量が少ないと、赤ちゃんが貧血になりやすいということです。

ですから、生後9カ月頃までは母乳メインでも鉄分不足になることはあまりありません。
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