つわりで食事の準備ができない!パパと協力して乗り切る方法とは
妊娠をするとすぐに始まるつわりは、ほとんどのママが経験します。そのつらさは人それぞれですが、食事の準備ができなくなるママも多いようです。そこで、今回はつわりに苦しむママのためにつわりの症状や食事の準備の乗り切り方、さらにはパパと良好な関係を築くための方法についてご紹介します。
様々なつわりの症状とママたちの悩み
人によってつわりの症状は異なる
最も代表的な症状が、吐き気ではないでしょうか。吐いても吐いてもつらい状態が続き、症状が重いときには脱水症や栄養失調などで入院するママもいます。
においに敏感になるのもつわりの症状の一つです。妊娠前までは大好きだったにおいも、受けつけなくなることがあります。どのにおいに反応するかは人それぞれで、多くの場合は頭痛や吐き気をともなうようです。
そのほかにもお腹が空くと吐き気を感じたり、1日中眠気が続いたりするケースもあります。中には唾液が出続けて、不快感に悩まされる人もいるようですよ。
つわりが終わる時期も人それぞれ
多くの場合胎盤が完成してホルモンバランスが安定してくると安定期を迎え、症状が治まってくるようですが、出産するまでつわりに苦しむママも少なくはありません。また、症状が一度治まっても、妊娠後期に再びつわりが始まることもあります。
終わり方も人それぞれで、少しずつ症状が軽くなっていくママもいれば、強弱を繰り返しながら徐々に治まっていくママもいるようです。まれな例ではありますが、ある日突然つわりの症状がなくなったというママもいますよ。
最もつらい家事は料理というママが多い
お腹が大きくなってくると体を動かすことが一苦労の状態になりますが、このようなときでも多くのママは掃除や洗濯、食事の準備をしなければなりません。つわりで苦しむママにとっては、家事は重労働です。
妊娠経験のある先輩ママに聞くと、家事の中でも料理が一番つらかったと答えた人が最も多くいました。もちろん台所での立ち仕事がつらいということもありますが、食べ物のにおいに苦しんだようです。吐き気と戦いながらの食事の仕度は、できれば避けたいですよね。
つわり中の食事の準備は上手に手抜きしよう
パパに総菜などを買ってきてもらう
このようなときには、ママ1人が苦しむ必要はありません。パパにも協力してもらって、手抜きをしましょう。つらいときには、料理をしないと割り切ってもよいかもしれません。
症状がひどいときには、スーパーの肉や魚売り場に近づくこともできなくなります。思い切って買い物をパパに頼んでみましょう。
惣菜はもちろん、レトルト食品の中には栄養価が高くて美味しいものがたくさんあります。野菜や果物も調理をせずにそのまま食べられるものが多いのでおすすめです。
弁当や食材の宅配サービスを利用する
宅配サービスでは、調理をしてあるおかずや惣菜セットなどを届けてくれます。冷凍状態で届くサービスを利用すれば、家族が食べたいときにいつでも美味しく食事をすることが可能です。
家族のためにできる限り自分で食事を作りたいという気持ちは理解できますが、ママの体調が何よりも大切です。パパや子どものためにも、利用できるサービスは積極的に利用しましょう。
料理も洗濯も家事代行サービスに頼む
つわりの症状がひどいときには、家事代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか。ママの代わりに買い物や料理、洗濯などをしてくれます。
家事代行サービスを利用すれば、掃除や洗濯はもちろん、買い物中に転んでしまう心配が少なくなります。食事の後片付けやゴミ捨てなどの家事にともなうストレスから解放されるのも嬉しいですね。
また、家事代行サービスのスタッフには先輩ママが多く、妊娠や子育てについての相談にも乗ってくれることがあります。特に初めて出産を経験するママにとっては心強いですよ。
つわり中でもパパと良好な関係を築くために
コミュニケーションは言葉でしっかりと
しかし、いくら一緒に生活しているパパでも、ママのつらさや不安な気持ちはなかなか理解できないでしょう。何となくつらいだろうとは想像できても、どうしていいのか分からないというのがパパの本音ではないでしょうか。
だからこそ、つわりで苦しいときや不安な気持ちがあるときには、パパとのコミュニケーションが大切です。何がつらいのか、パパに何をしてもらいたいのかを、言葉でしっかりと伝えましょう。ママの気持ちが分かれば、パパは協力してくれるはずです。