妊婦でも出かけることで気分転換に!外出の注意点や必要な持ち物など
妊娠中にママの体やお腹の赤ちゃんを労わることは大切ですが、かといって家にじっとしているのもストレスが溜まりますよね。そこで、気分転換にお出かけを楽しんでみませんか?最近では妊娠中でも外出を楽しむ「アクティブ妊婦」が増えていますよ。今回はお出かけのメリットや注意点、必要な持ち物などを紹介します。
妊婦がお出かけするメリットと注意すること
外出で気分転換をして妊娠中のストレス発散
ママの日常的なストレスは赤ちゃんにも悪影を及ぼします。そのため外出で気分転換をして、妊娠中のストレス発散に役立ててみましょう。
体を動かすことが好きな人は、マタニティスポーツがおすすめです。またショッピングやカフェなど、子どもが産まれたらすぐにはいけない場所に今のうちに行っておくのもよいでしょう。ママの興味があることや好きなことを外出先に探しに行くと、よい気分転換になりますよ。
最近増えている「アクティブ妊婦」
たとえば「もともとアウトドア好きで、妊娠中もちょっとしたトレッキングやキャンプなどに出かけていた」というママもいます。マイナスイオンたっぷりの自然のなかなら、癒しとリフレッシュが得られることでしょう。また「電車に乗って買い物に行ったり映画を見に行ったり、普段と変わらない生活を送っていた」というママも多くいますよ。
アクティブ妊婦の前提は妊婦健診で問題ないとされ、ママの体調もよい場合に限ります。また、動けるからといって無理は禁物です。妊娠中は、急な体調の変化があったり免疫力が低下していたりすることも理解しておきましょう。
臨月前の安定期ならば旅行をしても大丈夫?
妊娠中に旅行に行く時期としてまず、臨月(妊娠10カ月以降)はいつ陣痛やお産が始まってもおかしくないため控えてください。また妊娠初期もつわりや体調不良が起こりやすいので、避けた方が無難でしょう。そのため、行くなら安定期の5~7カ月がおすすめですよ。もちろん妊娠経過が問題ないことが前提です。
お出かけ先は海外などの長距離移動は避け、車や電車で2~3時間以内の場所にすると安心です。これなら万が一のときもかかりつけ医に戻ってこられますし、妊婦の体にも負担が少なく済みます。妊娠中の旅行は、ゆっくりリラックスできる旅を心がけましょうね。
妊娠中のお出かけで気をつけたいこと
万が一を想定した持ち物を準備
妊娠中は急な体調の変化が起こりやすい時期です。そのため近くへの外出であっても以下の物をバックに入れておくと安心です。
・母子手帳
・診察券
・健康保険証
・お金(緊急時にタクシーなどに乗れるよう)
・タオル
・ビニール袋
・夜用ナプキン
・携帯電話(産婦人科の連絡先を登録しましょう)
タオルやビニール袋はつわりなので、吐いたり汚れたりしたときにあると便利です。また、夜用ナプキンは万が一破水したときに使用できます。ほかにも張り止めや常備薬が必要な場合は、それらも必ずバッグに入れておきましょうね。
気候に合わせた服装やマスクで体調管理を
また妊娠中は免疫力も落ちるので、風邪などにかかりやすいといえます。特にインフルエンザが流行する冬場は、人混みは避けたほうがよいですよ。やむおえず人混みに出かけるときは、マスクなどを着用して体調管理に気をつけてください。
マスクと合わせて喉の乾燥を防ぐためにのど飴を口に入れたり、こまめに水分補給をしたりすると予防力を高めてくれますよ。
休憩時間などのスケジュールは余裕をもって
車で移動する場合は、渋滞などに巻き込まれる恐れもあります。移動途中にあるサービスエリアや道の駅など、休憩スポットを事前にチェックしておきましょう。新幹線で移動する場合は、禁煙車両でトイレに立ちやすい座席を指定して取っておくとよいですよ。車両の一番前の席は広めになっているので、妊婦でも座りやすくおすすめです。
妊娠中でも普段と変わりなく、アクティブに動けるママもいます。しかしお腹の赤ちゃんを守れるのはママなのです。ママの体とお腹の赤ちゃんを第一考えて、無理をせず楽しめるとよいですね。
産前に行っておきたいお出かけ先
少し高級な外食でパパとのデートを楽しむ
子どもが産まれたばかりは、しばらくは外食ができません。また外食できるようになっても、子どものことを考えてお店を選ぶことが多くなるものです。そのため、今のうちに夫婦でゆっく外食を楽しんでみましょう。
少し高級なフレンチやイタリアンなどは、デートにぴったりですよ。また子どもがいると、エスニックや韓国料理など香辛料が多く使われているレストランは出かける機会が減ります。そのため、今のうちに思う存分堪能するのもよいですね。2人の時間を満喫することで、夫婦の絆が深まることでしょう。