子どもの成長に必要なお昼寝!メリットと上手にお昼寝する方法とは
快適にお昼寝できる環境づくりを心がけて
夜の就寝前もそうですが、寝る直前までスマホやテレビの光を見ていると、脳が活性化してしまう恐れがあります。お昼ご飯を食べた後は、絵本を読んだり、オルゴールを聴いたりして、お昼寝に向けて気分を落ち着かせていきましょう。
部屋が明るかったり、テレビの音が聞こえたりしていると、寝つきが悪くなることもあります。お昼寝をするときはカーテンを閉め、部屋はなるべく静かにしましょう。季節によっては部屋の温度や湿度も調節してくださいね。
15時ごろまでには起こすようにしよう
お昼寝をし過ぎると、夜の睡眠に影響が出るだけでなく、生活リズムの乱れにつながってしまうこともあります。たとえお昼寝し始める時間がいつもより遅くなっても、起こす時間はなるべく同じ時間になるようにしましょう。
夜の寝る時間が遅くなって困るときには、お昼寝の取り方の見直しどきかもしれません。子どもの年齢や生活リズムに合わせてお昼寝の時間を調節してみてくださいね。
なかなかお昼寝できないときの対処法
朝は早く起きて、午前中にしっかり遊ぼう
反対に、午前中あまり体を動かさずに過ごしていると体力を温存した状態になっているので、お昼寝をし始めるのに時間がかかってしまう可能性があります。スムーズにお昼寝をするためには午前中の過ごし方が鍵を握っています。
朝は早く起きて、家のことがひととおり終わったら、午前中はしっかり体を動かして遊ぶとよいですよ。天気がよい日には積極的に外に連れ出して、適度に疲労感を得られるようにしましょう。
ママが入眠のサポートをしてみよう
例えば、お昼寝の前には絵本を読んだり、オルゴールを聴いたりすると、気持ちが落ち着くだけでなく、子ども自身もお昼寝の時間になったと気づくことができます。さらに、ママがトントンしたり、子守唄を歌ったりすることで、子どもは安心感を覚え、より入眠がしやすくなります。
早くお昼寝してほしいとイライラしてしまうかもしれませんが、スムーズに入眠できる子どもの方が少ないですよ。入眠のサポートは優しい気持ちで行ってくださいね。
布団でゴロゴロするだけでもOK!
お昼寝を卒業した後も、1日の中にリラックスする時間を作れるとよいですね。適度に休憩を取って、午後も元気よく活動できるようにしましょう。また、長時間ゴロゴロしていると、夜の睡眠に影響が出ることもあります。ゴロゴロタイムはお昼寝の時間に合わせて終わらせるようにしましょう。
なかなかお昼寝できない日は、ママも一緒にゴロゴロしてのんびり過ごしてみてはいかがですか?コミュニケーションのきっかけにもなりますよ。
お昼寝を嫌がるようになったらどうする?
無理にお昼寝しなくてもよいことを知ろう
お昼寝が必要かどうかは子どもの年齢や生活リズムによって異なります。もちろん1~2歳であればできるだけお昼寝をした方がよいですが、一定の年齢になると無理にお昼寝する必要はありません。お昼寝を嫌がるようになったら、お昼寝を卒業するよいタイミングと捉えるのもよいかもしれませんね。
お昼寝を卒業するまでは、子どもにお昼寝の時間になったことだけ伝え、お昼寝するかどうかは子どもの意思に任せてもよいでしょう。
お昼寝なしのスケジュールを試してみよう
もちろんお昼寝をしなかったために機嫌が悪くなったり、変な時間になってお昼寝を始めて夜の寝つきが悪くなったりするようであれば、短時間であってもお昼寝をした方がよいでしょう。一方で、お昼寝をしない方が夜の入眠が早くなったり、寝かしつけが楽になったりすることもあります。
子どもの体力に合わせて1日の活動を考えると、夜までお昼寝なしで過ごせるでしょう。お昼寝させようとイライラするくらいなら、お昼寝なしで過ごした方がよいかもしれませんね。
お昼寝の基準は子どもに合わせて決めよう
また、3歳半ごろに卒業する子どもが多いとご紹介しましたが、5歳になってもお昼寝をする子どもや保育園もあります。一概にお昼寝をしないといけないとは言い切れないので、子どもがお昼寝を嫌がるときは無理にする必要はないでしょう。
お昼寝をしないときは潔く諦めて、その時間を楽しく過ごすようにしてくださいね。お昼寝の基準は子どもの年齢や成長に合わせて調節していきましょう。