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チャイルドシートの安全基準を理解しよう!マークの種類や選び方

チャイルドシートの安全基準を理解しよう!マークの種類や選び方

取り付けミスを防ぐISOFIX固定方式

JAF、警視庁の調査ではシートベルトでの固定は、約55%の使用者が正しくできていないと報告しています。適正に使用されなければ、6倍も死亡重傷率が上がると報告もあります。

取り付けミスを防ぐため新基準「I-SIZE」は、ISOFIX固定方式を明記しています。ISOFIX(アイソフィックス)固定方式とは、シートベルトを使わずチャイルドシートを座席に固定する方法です。座席にある専用の取り付け器具(ISOFIXアンカー)にチャイルドシートのコネクターを差し込み固定します。

2012年7月以降発売された全車種はISOFIXアンカーが装備されています。将来的には「I-SIZE」に準拠したチャイルドシートのみの販売に移行するかもしれません。

後ろ向き装着の促進と乗り換え時期を明確に

「I-SIZE」では生後15カ月以内の赤ちゃんが乗るチャイルドシートは、後ろ向き装着を義務付けています。

前から衝突した場合、後ろ向きであればチャイルドシート全体で衝撃を受け止めますが、前向きだと乗車ベルトだけでは体や頭を支えきることが難しいのです。でも運転中に赤ちゃんの顔が見えないのは気がかりですね。パパかママが隣に座るのはいかがでしょうか。

また、今までチャイルドシートの買い替え時期を体重で判断していましたが、「I-SIZE」の新基準として身長での買い替え時期を明確に示しました。体重のみに基準をおくと、子どもごとの発育状況で身長は異なってきます。チャイルドシートからジュニアシートへの買い替えも身長の方がわかりやすいですね。

まとめ

ECE/R44という安全基準にさらなる安全性とより確実な取り付け方法「ISOFIX固定方式」を加えた新基準「I-SIZE」施行され、チャイルドシートの安全性は日々進歩しています。車両側も「ISOFIX固定方式」対応のものが販売されています。

いくら安全性の評価が高いチャイルドシートを選んでも、正しく装着しなければ意味がありません。

いざというとき最後の砦となるのが、チャイルドシートです。チャイルドシートをつけておけば…と後悔しないよう、子どもたちもパパやママも使用するくせをつけたいですね。
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