子育てにストレスを感じているママへ!ママを笑顔にする育児のヒント
小学校入学後はママの自分の時間も増える
手をかけることが減ってママが自由に使える時間も増えることから、子どもが小学校に入ったタイミングからパートを始めるママもいますね。また幼稚園や保育園のときのような送り迎えの必要がないことも、ママの負担を軽くする一つの要因です。
小学校の中学年、高学年と成長するにつれて、子どもの手はどんどん離れていきます。半面、宿題や勉強、学校の登下校の安全など別の心配は増えることもありますが、濃密で大変な子育てから、ママは徐々に解放されていきます。
いつ終わる?子育てのゴールは人それぞれ
では「いつ」終わるのかといえば、ママにより、また子どもにより年齢はそれぞれです。そんな中、目指すべきゴールの中の一つを子どもの「自立」と考えるママは少なくないようです。
自立とは自分の行動や発言に責任が持てるようになることです。また、誰かを助けたり助けられたりできるようになることだと考えるママもいます。
ゴールを迎えるのは就職したとき、結婚したときなど様々な考え方があります。いつゴールを迎えるにしろ、子どもの自立に向けて成長を見守ることが大切なのかもしれません。
年々増加していくママのワンオペ子育て
なぜこんなにワンオペ子育てが増えたのか
また社会全体の労働環境も原因となっています。未就学児がいるパパが帰宅する平均時間は20時で、21時以降に帰宅するパパも全体の約3割いるそうです。子どもが寝てから帰宅するのでは、パパの子育て参加はなかなか難しいですね。
とくに専業主婦の家庭ではワンオペ子育てになりやすい傾向があります。専業主婦はお金を稼いでいないため「家のことをするのは当たり前」と思われてしまいがちです。そのため、パパが早く帰宅しても、子育てには参加せず自分の趣味に没頭することも少なくないようです。
働くママのワンオペは時間割が大事
例えばあるママは「作り置きを使って、平日の夕食は15分間で支度を済ませる」のだそうです。作り置きは休みの日に作っておき、平日の家事を時短するのだとか。
別のママは子どもと帰宅後、入浴を済ませてから夕飯を食べるようにしているのだそうです。「お風呂を先に済ませることで体温が下がるころに就寝するため、子どもの入眠がスムーズ」になるそうですよ。
ほかにも「夜は子どもと早寝して、家事などは早起きしてこなしている」など、効率のよい時間割を大切にしていることがわかります。
精神的に辛いのが専業主婦のワンオペ子育て
辛い原因の一つが、専業主婦が陥りがちな「働いていないのだからひとりで子育てを頑張らないと」という思い込みです。また社会との接点が少ないため孤立して孤独を感じやすいことも、精神的な辛さを増す原因になります。
日本にはいまだ「子育てはママがするもの」という考え方が根強く残っています。誰かに頼りたくてもこの考え方に阻まれて助けを求めにくいことも、専業主婦の辛いワンオペ育児をより辛いものにしているようです。
パパも巻き込んで一緒に子育てしよう
授乳以外のすべての育児はパパもできる
おむつ替えや入浴、食事の支度や片づけなど、授乳以外の育児はパパもできます。かわいい子どものお世話は、夫婦2人で楽しく分かち合うことができるはずです。
ママにだって、家事や育児で苦手なことがありますよね。パパにも「育児はうまくできないけど料理は得意」「おむつ替えは苦手だけど、お風呂なら入れられる」という人がいるはずです。パパのできること、得意なことをお願いして、一緒に子育てをするきっかけにしていきましょう。
子どもの成長を伝えパパを育児に巻き込む
そんな成長の様子をママが伝えることで、パパは「成長する子どもに関わりたい」という思いを持ちやすくなりますよ。
成長を伝える方法として、子どもの成長記録を夫婦で作ってみてはいかがでしょうか。ママがスマホなどで撮影した子どもの写真や動画を、アプリなどを使って夫婦で定期的に整理しましょう。
パパが育児に関わりたい様子を見せたら、休みの日などに子どもと関わる時間を積極的に作ります。はじめは子どもがご機嫌なときや、お気に入りのおもちゃを持たせておくとよいですね。上手にコミュニケーションをとれると、パパも子育ての自信がついていきますよ。
パパを褒めて伸ばす!お礼の言葉も忘れずに
うまくできなかったり手間取ったりするのは、子育てにかける時間が少なかったパパには仕方のないことです。ママは「私もはじめは手間取ったな」と思い返しながら見守ってください。
見守りつつ、ときにはパパが頑張っていることを褒めたり、感謝の言葉を伝えたりします。パパの育児参加のやる気を褒めて伸ばしましょう。
中には簡単な育児をして「子育てにちゃんと参加している」というパパもいると思います。日ごろから頑張っているママからすると、パパの態度にちょっと怒りが湧いてしまうかもしれませんが、少しだけ大人になって感謝の気持ちで接してください。