子育てにストレスを感じているママへ!ママを笑顔にする育児のヒント
出産後は子育てに追われ、さらに寝不足やワンオペなど、ママはたくさんのストレスにさらされがちです。ストレスは放っておくと、ますます子育てを辛いものにしてしまいます。パパや周囲の助けを借りたり、ママが上手にリフレッシュしたりしながら、この辛い時期を笑顔で乗り越えましょう。
目次
- 自分だけじゃない!子育てママが抱える悩み
- 子育ては孤独と不安の波が押し寄せてくる
- 毎日家族と子ども優先で自分の時間がない
- ワンオペがママの育児を辛くする
- 産後はホルモンバランスが乱れ情緒不安定に
- ホルモンの影響で孤独や不安を感じやすい
- ママの寝不足がさらにホルモンを低下させる
- 「産後うつ」は誰でもなる可能性がある
- 濃密で大変な子育ての時間は永遠ではない
- 子どもの成長によってママも楽になる
- 小学校入学後はママの自分の時間も増える
- いつ終わる?子育てのゴールは人それぞれ
- 年々増加していくママのワンオペ子育て
- なぜこんなにワンオペ子育てが増えたのか
- 働くママのワンオペは時間割が大事
- 精神的に辛いのが専業主婦のワンオペ子育て
- パパも巻き込んで一緒に子育てしよう
- 授乳以外のすべての育児はパパもできる
- 子どもの成長を伝えパパを育児に巻き込む
- パパを褒めて伸ばす!お礼の言葉も忘れずに
- ときには休憩!子どもを預けてリフレッシュ
- 一時保育は用事がなくても預けられる
- パパが休みの日はパパと子どもの時間を作る
- 子どもを預けてパパとデートでリフレッシュ
- 子育てママが自宅でできるストレス発散方法
- 自分へのおもてなし!自分用高級おやつ
- マニキュアは心理的ストレス解消に最適
- 夜のひとり時間を楽しみお昼寝は一緒にする
- ママが笑顔なら家族もハッピーに
- 子どもの笑顔を増やすのはママの笑顔から
- 笑顔で過ごすことにはメリットがたくさん
- 完璧なママより「笑顔のママ」を目指そう
- まとめ
自分だけじゃない!子育てママが抱える悩み
子育ては孤独と不安の波が押し寄せてくる
あるアンケート調査で495人のママに「孤独を感じたことがある?」と聞いた結果、約半数のママが「はい」と回答しました。
また「ママが孤独感を感じやすいときは?」の質問には「子どもと2人だけで家にいるとき」「近所に外出したときに話し相手がいないとき」などの意見が多く、限られた生活圏内で子どもと2人で過ごす時間が続いたときに、孤独を感じやすいようです。
孤独を感じることが増えると、次第に不安な気持ちもママに押し寄せます。そして「私がしっかりしないと子どもを守れない」と、自分を追い詰めることにつながるのだそうです。
毎日家族と子ども優先で自分の時間がない
とくに子どもが幼いころは、ママは自分の身なりを整える暇もなく子育てに明け暮れることが多いですね。「気づけば何年も美容院に行ってない」なんてママもいるようです。
ある調査で子育て中のママに「育児にストレスを感じている?」と聞いたところ、なんと約92%が「はい」と回答しました。さらに「どんなときに一番ストレスが多い?」の問いに一番多かったのが「自分の時間がないこと」でした。
「30分だけでもよいから1人の時間が欲しい」と願いつつ、実際にはその30分さえ持てないママは、考える以上に多いようです。
ワンオペがママの育児を辛くする
ひとりで育児、家事、またママによっては仕事をこなすことも要求されるため、ストレスがたまるのも無理はありません。忙しさで睡眠時間が大幅に削られるため、体調が悪くなることも珍しくないようです。
体調が悪くなっても支えてくれるパパが側にいない、またいても育児に参加しないことが、ワンオペ育児の辛いところです。人に相談しても「ママなんだから頑張って」と言われることもあり、追い打ちがかかります。
ワンオペ状態が続くことで、ママの孤独感や不安感は増していくばかりです。肉体的にも精神的にも、ワンオペの子育てはママを追い詰めてしまうのです。
産後はホルモンバランスが乱れ情緒不安定に
ホルモンの影響で孤独や不安を感じやすい
妊娠中から出産まで、女性ホルモンの一つ「エストロゲン」の分泌が増えるのですが、出産後は急激に分泌されなくなります。この急激な変化で、体内のホルモンバランスは崩れてしまうのです。
急激なホルモンバランスの乱れにより、心を安定させる働きをする「セロトニン」が不足し、ママは普段よりも孤独感や不安を感じやすくなります。またホルモンバランスの乱れにより、自律神経も不調になりがちで、めまいや頭痛など、体調不良を招く恐れも指摘されているのです。
ママの寝不足がさらにホルモンを低下させる
産後に乱れがちな女性ホルモンは、卵巣から分泌されます。一方で、卵巣から女性ホルモンの分泌を促すのは脳の視床下部や下垂体です。脳と卵巣の連携が整って、はじめてホルモン分泌が整うのです。
ところが、睡眠不足になると脳の機能が乱れやすくなり、その乱れにリンクして女性ホルモンの分泌も乱れやすくなるのです。さらに女性ホルモン分泌の乱れは脳機能低下につながってしまいます。
このように生後間もない赤ちゃんのお世話で寝不足になりやすいことも、ホルモンの乱れに拍車をかけているのです。
「産後うつ」は誰でもなる可能性がある
産後のママはホルモンバランスの乱れなどから孤独や不安感を感じやすくなっています。そうした中で慣れない育児をひとりで行ったり睡眠不足が続いたりすることで強いストレスを感じることが、産後うつの大きな原因といわれています。
症状としては赤ちゃんの世話をしたくない、自分をダメな母親だと責める、何に対しても気力がないといった心理的な問題から、食欲不振のような身体的な問題まで、ママによって様々なようです。
濃密で大変な子育ての時間は永遠ではない
子どもの成長によってママも楽になる
子どもが夜に寝るようになればママの辛い睡眠不足は改善されますし、3~4歳ごろになって話すのが上手になれば意思の疎通もできるようになります。とくに会話は大きなポイントで、会話により子どもは自分の意思を伝えられるようになるため、心理的にもぐっと落ち着いてくるのだそうです。
また1人目の育児で感じていた大変さも、2人目以降だと「そのうち楽になる」とわかっているため心理的負担は緩和するようです。子育てが「楽」になることで、それまで辛いばかりだった子育てを「楽」しいと感じることも増えていきますよ。