失敗しないチャイルドシートの選び方!種類や安全性の判断ポイント
旧基準「自マーク」でも使用はできる
答えは「OK」です。法律的には罰せられることはなく、使うことに何の問題もありません。ですから、あわてて買い換える必要はないので安心してください。
ただし、新基準の「Eマーク」の方が旧安全基準「自マーク」よりも評価基準の項目が多く、精度もより高くなっています。さらに、古いチャイルドシートの中には劣化していて安全性に問題があるものもあります。
ですから、上の子どものお下がりや古いタイプのものを譲り受けるときには、チャイルドシートの状態を確認することが必要です。
未認証チャイルドシートもあるので注意する
インターネットで販売されている未認証のチャイルドシート7製品について国土交通省で調べたところ、強度が著しく劣っていることが判明しました。中には大部分が布製で衝撃を吸収できないものや、衝突実験をした際に金具が壊れてしまってダミー人形が放り出されてしまったケースがあったということです。
チャイルドシートは、いざというときに子どもの命を守る大切なものです。インターネットで購入するときには、安全基準マークの有無を確認することが大切です。
チャイルドシートの安全基準を理解しよう!マークの種類や選び方 - teniteo[テニテオ]
6歳未満の子どもを車に乗せるとき、必ずチャイルドシートが必要なことをご存知ですか?取り付けてはいるけれど、子どもが乗ってくれない。そんなことも多いですね。でも、チャイルドシートは万が一のために高い安全基準を満たして作られています。適正に取り付けることで大切な子どもの命を守りましょう。
チャイルドシート購入で失敗しないポイント
チャイルドシートの適合車種をチェックする
お気に入りのチャイルドシートが見つかったら、適合車種を確認してください。チャイルドシートの売り場には、車の適合表が表示されています。また、メーカーのホームページにも適合車種が一覧表として表示されています。
さらに、車の種類によって車内の広さが違います。小さなスペースの車に大きなチャイルドシートや構造が複雑なチャイルドシートを設置しようとすると、間違った取り付け方をしてしまうことも考えられます。簡単に取り付けができるものを選ぶようにするとよいでしょう。
シートが洗えるか確認しておく
そこで、シートが洗えるチャイルドシートをおすすめします。汚れやすいシートの部分が簡単に取り外しできて、洗濯機で丸洗いできるチャイルドシートであれば、いつも清潔にしておくことができます。
なお、洗濯機で洗う際には、他の洗濯物と分けて洗うことや洗濯用ネットを使うなど、いくつか注意することがあります。説明書で確認してから洗ってくださいね。
シートが取り外しできるチャイルドシートであれば、よだれやミルクなどで汚れてしまっても簡単に洗うことができるので、安心です。
価格の高い安いは安全性に直結しない
そこで気になるのが、価格と安全性の関係です。チャイルドシートを購入するときにはできれば安いものを選びたいですよね。でも、いくら安くても安全性に問題があれば意味がありません。
確かに、価格の高いチャイルドシートの方が安全性に配慮した作りが施されている傾向はありますが、価格の違いは安全性には直結していません。安全基準マークのあるものであれば、安全性に問題はありません。また、重量感があって豪華なものほど安全性が高という考えも間違いです。
チャイルドシートを取り付けるときの注意点
約6割が適切に取り付けできていない
警察庁や日本自動車連盟(JAF)の調査でも、適切に取り付けできていない割合が約6割であったという結果が報告されています。これでは、万が一交通事故に遭遇してしまったときに、被害を大きくしてしまいます。
そのようなことにならないためにも、説明書で確認しながら正しく取り付けてくださいね。できれば、取り付けやすいチャイルドシートを選ぶことをおすすめします。さらに、お店によっては実際に設置体験できるところもあるので利用するとよいでしょう。
助手席は危険なので後部座席に取り付ける
ただし、2点式のシートベルトや後部中央席がチャイルドシートの形状に適合していない車も多くあります。このようなときは、助手席の後ろか運転席の後ろで、前にある程度のスペースが確保できる場所に取り付けてください。
大切なことは、助手席に取り付けないこと。事故の衝撃でエアバッグが作動して子どもに大きな衝撃を与えていまいます。
基本的には後部座席であれば問題はありませんが、後部座席のどこに設置するかはチャイルドシートの種類や車種によって異なりますので、購入前に確認するとよいでしょう。