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失敗しないチャイルドシートの選び方!種類や安全性の判断ポイント

失敗しないチャイルドシートの選び方!種類や安全性の判断ポイント

旧基準「自マーク」でも使用はできる

2017年6月30日以前に販売されていたチャイルドシートには、旧安全基準「自マーク」がついています。このような旧安全基準のチャイルドシートは使ってはいけないのでしょうか?

答えは「OK」です。法律的には罰せられることはなく、使うことに何の問題もありません。ですから、あわてて買い換える必要はないので安心してください。

ただし、新基準の「Eマーク」の方が旧安全基準「自マーク」よりも評価基準の項目が多く、精度もより高くなっています。さらに、古いチャイルドシートの中には劣化していて安全性に問題があるものもあります。

ですから、上の子どものお下がりや古いタイプのものを譲り受けるときには、チャイルドシートの状態を確認することが必要です。

未認証チャイルドシートもあるので注意する

国土交通省では、インターネットで販売されている未認証のチャイルドシートの危険性について、啓発ビデオを公開しています。これは、安全基準マークのないチャイルドシートが販売されているという実態があるからです。

インターネットで販売されている未認証のチャイルドシート7製品について国土交通省で調べたところ、強度が著しく劣っていることが判明しました。中には大部分が布製で衝撃を吸収できないものや、衝突実験をした際に金具が壊れてしまってダミー人形が放り出されてしまったケースがあったということです。

チャイルドシートは、いざというときに子どもの命を守る大切なものです。インターネットで購入するときには、安全基準マークの有無を確認することが大切です。

チャイルドシート購入で失敗しないポイント

チャイルドシートの適合車種をチェックする

チャイルドシートを購入するときには、自分の車に設置できるタイプのものであるかを確認することが大切です。それは、車の種類によってチャイルドシートの取り付け位置などが違ってくるからです。

お気に入りのチャイルドシートが見つかったら、適合車種を確認してください。チャイルドシートの売り場には、車の適合表が表示されています。また、メーカーのホームページにも適合車種が一覧表として表示されています。

さらに、車の種類によって車内の広さが違います。小さなスペースの車に大きなチャイルドシートや構造が複雑なチャイルドシートを設置しようとすると、間違った取り付け方をしてしまうことも考えられます。簡単に取り付けができるものを選ぶようにするとよいでしょう。

シートが洗えるか確認しておく

チャイルドシートは大切な子どもが座る場所ですから、いつも清潔にしておきたいですよね。特に、子どもが小さなときはよだれや汗などでシートはあっという間に汚れてしまいます。

そこで、シートが洗えるチャイルドシートをおすすめします。汚れやすいシートの部分が簡単に取り外しできて、洗濯機で丸洗いできるチャイルドシートであれば、いつも清潔にしておくことができます。

なお、洗濯機で洗う際には、他の洗濯物と分けて洗うことや洗濯用ネットを使うなど、いくつか注意することがあります。説明書で確認してから洗ってくださいね。

シートが取り外しできるチャイルドシートであれば、よだれやミルクなどで汚れてしまっても簡単に洗うことができるので、安心です。

価格の高い安いは安全性に直結しない

チャイルドシートの価格は、1万円から10万円以上するものまでさまざまあります。人気の価格帯は3万円程度のもので、安全性が高く、機能も充実しているチャイルドシートが購入できるようです。

そこで気になるのが、価格と安全性の関係です。チャイルドシートを購入するときにはできれば安いものを選びたいですよね。でも、いくら安くても安全性に問題があれば意味がありません。

確かに、価格の高いチャイルドシートの方が安全性に配慮した作りが施されている傾向はありますが、価格の違いは安全性には直結していません。安全基準マークのあるものであれば、安全性に問題はありません。また、重量感があって豪華なものほど安全性が高という考えも間違いです。

チャイルドシートを取り付けるときの注意点

約6割が適切に取り付けできていない

チャイルドシートを使う上で大切なことは、正しく取り付けることです。国土交通省の発表によると、チャイルドシートを正しく取り付けできていなかった人の死亡重傷率は、適切に取り付けていた人の6.0倍にも及ぶそうです。

警察庁や日本自動車連盟(JAF)の調査でも、適切に取り付けできていない割合が約6割であったという結果が報告されています。これでは、万が一交通事故に遭遇してしまったときに、被害を大きくしてしまいます。

そのようなことにならないためにも、説明書で確認しながら正しく取り付けてくださいね。できれば、取り付けやすいチャイルドシートを選ぶことをおすすめします。さらに、お店によっては実際に設置体験できるところもあるので利用するとよいでしょう。

助手席は危険なので後部座席に取り付ける

チャイルドシートは、取り付ける場所も大切です。一番安全な場所は、後部座席の中央です。前からの衝突や後ろからの衝突にもある程度のスペースが確保されているからです。

ただし、2点式のシートベルトや後部中央席がチャイルドシートの形状に適合していない車も多くあります。このようなときは、助手席の後ろか運転席の後ろで、前にある程度のスペースが確保できる場所に取り付けてください。

大切なことは、助手席に取り付けないこと。事故の衝撃でエアバッグが作動して子どもに大きな衝撃を与えていまいます。

基本的には後部座席であれば問題はありませんが、後部座席のどこに設置するかはチャイルドシートの種類や車種によって異なりますので、購入前に確認するとよいでしょう。

取り付けた後にガタガタ動かないか確認する

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