就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

主婦が気をつけておきたい病気!考えられる原因や予防に効果的なこと

主婦が気をつけておきたい病気!考えられる原因や予防に効果的なこと

最近なんだかやる気が起きない、頭痛がする、そんな症状に悩まされていませんか?ママが悩まされるその症状、なんと原因はパパかもしれません。今回は主婦だからこそかかってしまう病気やその原因、そしてママが自分の身を守るためにできることをお伝えします。

パパが原因といわれる「夫源病」

夫源病におかされたママにみられる症状

「夫が源の病気」と書いて「夫源病」。読んで字のごとくパパが原因でママの心身の状態が悪くなってしまう病気です。医学的な病名ではありませんが、最近ではメディアに取り上げられることも増え、認知度が上がってきています。

症状は頭痛や不眠、高血圧やめまいなど多岐にわたり、うつの症状が出るママもいます。パパの休みの日や帰宅時間が近づく夕方ごろになると症状が悪化するのが特徴で、放置すると高血圧から心筋梗塞を引き起こす危険性もある怖い病です。

思い当たる症状があるママは、旅行や里帰りなど何かしらの理由をつけて、2、3日パパから離れてみましょう。距離をおくことで症状が軽快するのであれば、やはりパパが不調の原因になっている可能性が高いといえますね。

こんなパパにはご用心

ママを夫源病にしてしまうパパは「男は仕事をして家族を守り、女は亭主を立てて家庭を守るもの」という昭和的な考えをもっていることが多いようです。

また気恥ずかしくて「ありがとう」や「ごめんなさい」がきちんと言えないパパや、直接口に出さなくてもママには気持ちが伝わっているから大丈夫だと慢心しているパパも、ママを夫源病にしやすいといえます。

つまり家事や育児に協力的でないパパや、ママの大変さを理解していないパパ、そして感謝していても口に出して気持ちを伝えていないパパは、ママを夫源病にしてしまうリスクが高いのです。

毎日一生懸命、家事や育児をこなしてクタクタになっているのに、一番身近にいるパパに頑張りを認めてもらえないのはつらいですよね。

夫源病になりやすいママの特徴

頑張り屋さんで完璧主義なママは夫源病になりやすいといわれています。例えば子どものぐずりがひどくて部屋が散らかったままになった日、完璧主義なママは「家を散らかしたままにしておくなんて主婦失格だわ」と自分を責めてしまいます。

ママ自身が片付けられなかったことに引け目を感じているので、帰宅したパパに嫌な顔をされても「今日大変だったんだから仕方ないでしょ!」と文句を言うことができません。結果、パパが帰ってくることに精神的なプレッシャーを感じるようになり、夫源病を発症してしまうのです。

子育てをしながらの家事はママの予定どおりには進みません。頑張り屋さんなママは手を抜くことを覚え、完璧にできなくて当たり前だという意識を持ってくださいね。

主婦だからこそなりやすい「五月病」

五月病の人にみられる症状

ゴールデンウイークが明けた5月ごろに起こる心身の不調を「五月病」と呼びます。ポピュラーな病気ですので、聞いたことがあるママも多いでしょう。

やる気が出ない、落ち着かない、不安や焦りを感じてイライラするといった心の症状と、体がだるい、疲れやすい、寝つきが悪いといった体の症状があり、同時にいろんな症状に悩まされることも少なくありません。

思い当たる症状があるママはまず病院を受診しましょう。五月病だと思っていたら思わぬ病気が隠れていたということもありますので、きちんと検査をして体に異常がないかを確認してください。体に不調の原因が見つからなければ、やはり五月病など心の問題である可能性が高いと判断できます。

五月病や六月病にかかる人が増えている

ここ最近、五月病の症状を5月の終わりや6月ごろに感じる人が増えていることから、「新五月病」や「六月病」といった名前が生まれています。色々な名前がありますが、症状や原因は五月病と同じです。

ある調査によると過去5年とその前の5年を比べて「五月病や六月病による不調に悩まされる頻度が増加している」と答えた人は40%を超えるそうです。しかし症状が深刻化しているにも関わらず、80%以上の人が「不調に対してなんの対策もとっていない」と答えています。

放置するとうつやパニック障害に発展するケースも珍しくありませんので、不調を感じたときは無理をせず自分をいたわりましょう。特に責任感が強くひとりで悩みを抱えてしまうママは、周りを頼るように心がけてくださいね。

家族の環境の変化に主婦は影響を受けやすい

「私は学校にも行っていないし仕事もパートだから五月病には縁がないわ」と思っているママ、それは思い違いです。実は主婦こそ五月病になりやすいといわれているのです。

例えば子どもが幼稚園に入園したら、ママは新しいコミュニティに慣れる必要があります。パパの部署が変わり帰宅が遅くなれば、ママにかかる家事や育児の負担が大きくなります。このように家族の環境に変化があったとき、影響を受けやすいポジションにいるのが主婦なのです。

しかも子どもの変化やパパの変化など家族みんなの変化の影響を一手に受けるので、ストレスを感じやすく、気がつかないうちに症状が悪化することも珍しくありません。主婦でも五月病にかかるということを念頭に置いて、頑張り過ぎには注意しくださいね。

ストレスを溜めないことが病気の予防に

好きなことをしておひとり様時間を楽しむ

心を不調から守り病気を予防するためには、ストレスを溜めないことが大切です。例えばひとりの時間を作ってゆったりと過ごすと、心に余裕が生まれます。特に自分の時間がもてない子育て中のママにとって、好きなことを楽しめるおひとり様時間は、よい息抜きになるでしょう。

パパや両親に預けたり一時保育などを上手に活用したりして、ママのおひとり様時間を確保してくださいね。どうしても子どもを預けることに抵抗があるママや預け先が見つからないママは、朝活を始めるのもおすすめです。

起床時間を早くして子どもが起きる前におひとり様時間を確保する朝活ですが、生活のリズムが整うことで、心の健康に大切な自律神経のバランスを整える効果も期待できます。
42 件

関連記事


  • テニ-とテーオ