子育てが辛くて泣いてしまうママへ。自分の感情と上手に付き合う方法
1人きりで一生懸命子育てに向き合っていると、自分の心に余裕がなくなって、つい子どもに対して怒鳴ってしまったり、泣いてしまったりすることも。しかし、子どもに感情を表現することは決して悪いことではなく、子どもにとっても人の感情を学ぶよい機会なのです。そこで今回は自分の感情と上手に向き合う方法をご紹介します。
ママも泣きたい!子育てに辛さを感じるとき
なにをしても赤ちゃんが泣き止まないとき
誰かを頼れない状態で、ひたすら泣き続ける赤ちゃんを必死で泣き止ませようと頑張っているとき、「こっちが泣きたいよ」という気持ちになるママも多いはずです。特に泣いている理由がわからない場合は、たまった家事を片付けられず、さらに辛くなります。
いつ泣くかわからない赤ちゃんを気にしながらの生活は、本当に神経を使います。就寝中ですら赤ちゃんが泣いたらママは対応しなくてはなりません。泣き止ませないと寝られないため、辛さを感じているママも多いでしょう。
子どもが反抗的で怒ってばかりいるとき
一度注意したことを何度も繰り返されて、そのたびに注意することも日常茶飯事です。売り言葉に買い言葉で、まるで大人と喧嘩しているかのようにヒートアップして、怒り続けてしまうママも多いでしょう。
怒り過ぎて子どもが泣いてしまったり、寝ている姿を見たりしていると、ふと我に返って、「自分はなんて酷い親なんだ」と後悔してしまいますよね。ママたちは、そんな怒りの感情と常に戦い、自分を責めて辛い思いをしているのです。
理想のママになれない自分に嫌気がさすとき
しかし、自分が作った理想のママ像と現実の自分にギャップを感じて嫌気がさしてしまうママも多いですよね。ほかのママから見た自分は理想的なママでも、自分では理想とかけ離れていると感じて低評価をしてしまいがちです。
そんなママは理想を高く設定しすぎているのかもしれません。理想が高すぎると実現できることが少なくなってしまい、自分をなかなか肯定できず、辛い思いを抱えてしまうのです。
ママが泣くのは悪いことではありません
ママも泣くことがあると子どもが知る機会に
子育ては思うようにいかないことが大半で、「どうしてわかってくれないの」と悲しい気持ちになって泣きたくなることもあるでしょう。その感情を我慢していると、発散されなかった辛い感情がたまっていき、子どもに理不尽な怒り方をしてしまうかもしれません。
悲しいときは素直に泣いてよいのです。ママが泣くことによって、子どもは「ママだって泣くことがあるんだ」と知る機会になります。どんなときに人は悲しくて泣くのか、こんなことをしたからママは悲しかったんだと、人の痛みを理解することにつながります。
ママが泣くことも必要なことなのですね。
周囲のひとがママの辛さに気づき助けられる
しかし、その我慢を表に出さずにいると、誰にも気づかれず、いつの間にか精神的によくない状態に陥ってしまうケースもあります。
頑張ることはよいことですが、無理をすることは自分にも子どもにもよい影響を与えません。辛いときは思い切って、「辛いから助けてほしい」とパパや親、友人に素直に伝え、ときには泣いてもよいのです。
それによって初めて、こんなにママが辛い思いをしていたことを周囲の人が気づき、助けることができます。1人で頑張ろうとしないでくださいね。
泣くことで気持ちを落ち着けストレス発散に
頑張り続けていると、ストレスがたまっていきます。そんなとき我に返ると、「もっと自由になりたい」、「なんでわたしだけこんなに子育てが辛いんだろう」などマイナスな感情がこみあげてきて、自然と涙があふれてくることも…。
しかし、たくさん泣いたあとは不思議とスッキリとした気持ちになりますよね。泣くことがストレス発散となり、気持ちを落ち着けることができます。また頑張ってみようという気持ちにさせてくれるかもしれません。
ママが泣いた子育て体験談!辛いときや嬉しいときに泣くことの大切さ - teniteo[テニテオ]
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