いちご鼻の原因は睡眠不足だった?適切な改善と予防できれいなママに
鼻の毛穴が詰まってしまい、黒ずんでしまっている状態を「いちご鼻」といいます。スキンケアをしているのに気がつくといちご鼻になっている経験をもつママもいるのではないでしょうか。いちご鼻の予防には、スキンケア以外にも「睡眠」が大切です。正しい洗顔やスキンケアといった改善方法をはじめ、予防法をご紹介します。
気づいたらできているいちご鼻の原因とは
睡眠不足によるホルモンバランスの乱れ
皮脂や角質などの汚れが毛穴に溜まり、それらが酸化し黒ずむことでいちご鼻となります。睡眠不足になると、皮脂の過剰分泌を起こす男性ホルモンの分泌が活発になり、毛穴に皮脂が溜まりやすくなるのですね。
また、睡眠中に分泌される成長ホルモンが睡眠不足では分泌されにくくなるため、肌のターンオーバーが乱れてしまうのです。お肌の再生がスムーズに行われずお肌の表面の古い角質がはがれにくくなるため、毛穴に入り込みやすくなってしまうことで、いちご鼻になってしまうのですね。
メイクの洗い残しや紫外線が毛穴詰まりに
また、酸化した油分によって毛穴の周りの皮膚が炎症を起こしてしまい、赤黒くなってしまうこともありますよ。
紫外線をたくさん浴びると、毛穴の周りに炎症が起こり日焼けをしたときと同じようにメラニン色素が生み出されます。メラニン色素の影響で毛穴自体が黒く見えて、いちご鼻になってしまうこともあるのです。
炎症を起こした毛穴は出口が狭くなるため余計に毛穴詰まりが起こりやすくなり、いちご鼻がどんどん目立つようになっていくのです。
乾燥やストレスによる皮脂の過剰分泌も要因
皮脂はお肌を乾燥させないために必要なもので、肌を外側からの刺激から守る働きもあります。そのため、皮脂が少なくなるとお肌を守るために不足した分の皮脂を分泌しようとする働きがあります。つまり、乾燥が進むと皮脂がどんどん分泌されるために毛穴に皮脂が詰まり、いちご鼻になることがあるのです。
ストレスもホルモンバランスを崩す原因となり、お肌を乾燥に傾けることにつながります。皮脂の過剰分泌を起こし、毛穴詰まりの原因となってしまうことになりますよ。
忙しいママも試してみたいいちご鼻の改善法
正しい洗顔方法で肌への負担を減らす
むしろ正しい洗顔方法を継続することがおすすめです。ポイントは「汚れを落とす」ことと「皮脂を落としすぎない」ことです。
朝は水だけで洗顔を行い、夜はメイク落としと洗顔料を使った洗顔を行うとよいですよ。朝洗顔料を使うと肌に必要な皮脂まで取り除いてしまうことにつながります。夜は1日過ごして肌についた汚れやメイク汚れをきれいに落とすために、メイク落としと洗顔料を使ったダブル洗顔がおすすめです。洗顔時も肌をこすらないように泡で優しく洗うようにしましょう。
毎日のスキンケアで肌をしっかり保湿を
毛穴詰まりやいちご鼻を予防するためには、保湿をしっかりと行うことが大切です。多少脂っぽさを感じていても、スキンケアの仕上げに乳液やクリームで鼻周りの保湿を忘れないようにしましょう。
毛穴パックやピーリングなどは一時的にいちご鼻の改善につながりますが、無理に落とした角栓部分に毛穴がぽっかりと開き、乾燥がひどくなってしまいます。少し遠回りと思うかもしれませんが、いちご鼻の改善には保湿を行い皮脂の分泌を正常化させることが大切なポイントとなりますよ。
病院やエステで毛穴の汚れを掃除してもらう
病院ではケミカルピーリングやレーザー治療によっていちご鼻の原因となる汚れを落としたり、黒ずみを除去したりすることが可能です。サプリメントや化粧品の処方で、いちご鼻の予防も行えますよ。
エステではイオン導入や角栓吸引などで、いちご鼻の原因となる角栓をつるんと取ることができます。スチーマーで余分な皮脂を浮き上がらせて、毛穴の掃除を行うことも可能です。施術の最後には保湿や毛穴の引き締めを行うことで、いちご鼻の予防にもつながるのです。一度の施術でいちご鼻の改善ができることがありますよ。
ママもすぐ実践できるいちご鼻の予防法
肌のゴールデンタイムは十分な睡眠を
成長ホルモンの分泌を活発にし、皮脂の過剰な分泌を行う男性ホルモンの分泌を抑えるためにも、睡眠不足状態を起こさないようにしましょう。さらに、睡眠時には成長ホルモンの分泌が特に盛んとなる「肌のゴールデンタイム」に深い睡眠をとるとよいですね。
肌のゴールデンタイムと呼ばれているのは、午後10時~午前2時の間です。この時間帯を含む約8時間の睡眠がとれることが理想です。ママの中には夜しか自分の時間がもてないからと夜遅くまで起きている方もいますが、いちご鼻予防には夜は早めに就寝し、朝早く起きて朝活をする方がよいですね。