幼児期の成長や遊びを知ろう!幼児食や習い事、保育園についても紹介
乳児期から幼児期になると性格がはっきりとしてきて、ひとりの「人間」としてコミュニケーションがとれるようになってきます。この時期の子どもの成長にはかなり個人差がありますが、一般的にどのような成長を遂げるのか、気になるポイントと併せてご紹介していきます。
目次
- 幼児って何歳を指すの?年齢と体重を知ろう
- 何歳までを幼児というの?
- 成長曲線と一緒に肥満度もチェック!
- ポッコリおなかの幼児体型。これって肥満?
- 幼児期の成長を知ろう!~運動面~
- 1歳で歩き、2歳になるとジャンプもできる
- 3歳~4歳では公園の遊具をほぼマスター
- 補助輪付き自転車も挑戦!5歳~6歳
- 幼児期の成長を知ろう~言語面~
- 言葉をまねる1歳。2語文が出始める2歳
- 動詞の種類や抽象的表現も増える3歳~4歳
- 文章表現が上達する5歳~6歳
- 幼児の便秘・下痢はどう対処すればよい?
- 便秘や下痢の原因を知りたい
- 便秘の解消法を知り、備えておこう。
- 下痢が続く場合は病院へ行くべき?
- いつから?どうやって?幼児のしつけ
- 叱るのは可哀そう?しつけのスタート時期
- 親の価値観を押しつけ過ぎないのがコツ
- 子どものやる気につながる声かけをしよう
- 幼児と一緒に遊ぼう!~おそと編~
- 1歳児はお外に出て多くの刺激を受けよう
- 2歳過ぎたら少しずつ遊具にも挑戦!
- 3歳以降は昔ながらの難しい遊びに挑戦!
- 幼児と一緒に遊ぼう!~おうち編~
- 2歳まではこんな遊びがおすすめ
- 3歳以降は想像を膨らませる遊びがおすすめ
- 4歳以降は簡単なルールのある遊びをしよう
- 幼稚園と保育園のどちらがいいの?
- まずは基本的な違いをチェックしよう
- 幼稚園は教育が行われる?学力面の違い
- 実は一番気になる部分。費用面の違い
- 大人と同じ?幼児食について知りたい!
- 幼児食をスタートする目安とは?
- 幼児食の進め方のポイント
- 献立の悩みは大人からの取り分けで解決!
- 習い事のスタートは幼児期がおすすめ!
- 幼児期に習い事を始めるメリットは?
- 運動系で人気の習い事をチェック!
- いまは必須科目!英語学習を早めに開始する
- まとめ
幼児って何歳を指すの?年齢と体重を知ろう
何歳までを幼児というの?
乳児…1歳未満の者
幼児…1歳から小学校就学の始期に達するまでの者
少年…小学校就学の始期から18歳に達するまでの者
児童…18歳未満の者
と定義されています。つまり法律上「幼児」とは、簡単に言うと1歳から小学校入学前までの時期、ということになります。育児に関する情報を調べたり、子どものための特典を得たりするときに知っておくと、なにかと役に立ちそうですね。
成長曲線と一緒に肥満度もチェック!
しかし乳幼児期の子どもは発育に個人差があるので、グラフに沿っていなくてもあまり気にし過ぎない方がよいかもしれません。ただし短期間で体重が大きく増減するなどの際は医師に相談してみてもよいと思います。
また、身長・体重だけでなく、子どもの肥満度をチェックできる「カウプ指数」も知っておくとよいでしょう。求める計算式があるのですが、最近では年齢・身長・体重を入力するだけで自動計算して数値を出してくれるサイトもあるので、ぜひ試してみてください。
ポッコリおなかの幼児体型。これって肥満?
しかし、なぜかポッコリ突き出たおなかだけはそのまま…。もしかして肥満?と不安になるママも多いのではないでしょうか。じつは、幼児期は腹筋が十分に発達していないことでおなかが出てしまいがちなのだそうです。
先ほどご紹介した「成長曲線」や「カウプ指数」でチェックして、許容範囲内であれば問題ないと思います。ただ、おなかが硬く張っているなど異常を感じる際は医療機関を受診してくださいね。いわゆる「幼児体型」は短い間の可愛い姿だと思って、気長に見守ってみてください。
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幼児期の成長を知ろう!~運動面~
1歳で歩き、2歳になるとジャンプもできる
【1歳】
歩く…よちよち歩き
走る…1歳半過ぎからトコトコ走る
跳ぶ…少しの段差からとび降りる
投げる・捕る…握ったボールを下に向かって投げるが、捕ることは難しい
転がる…寝た状態で自由に転がることができる
【2歳】
歩く…安定した歩き
走る…腕の振りはぎこちないが、しっかりと走る
跳ぶ…その場でぴょんぴょんジャンプする
投げる・捕る…前に向かって投げ、優しく投げたボールを両手で捕れる
蹴る…ボールにちょこんと足を当てたり、前に押し出したりする
ぶら下がる…鉄棒などにしっかりとぶら下がることができる
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3歳~4歳では公園の遊具をほぼマスター
歩く…大人とほぼ同じような形で歩ける
走る…スピードが出せる
跳ぶ…上ではなく、前方向に跳ぶ
投げる・捕る…全身で投げようとする、捕ったボールは胸の前でかかえる
ぶら下がる…鉄棒にぶら下がり、体を揺らすことができる
転がる…前転ができる
【4歳】
走る…腕と足がバランスよく連動して走れる
跳ぶ…跳ぶときに腕の振りを使うことができる
投げる・捕る…腕を振りかぶって投げる、ボールが落ちてくるところを予測して捕ることができる
蹴る…足を後ろに振り上げてから蹴る
ぶら下がる…前まわりができる
転がる…前転の後立ち上がることができる
全身をバランスよく動かせるようになり、公園の遊具を上手に使って遊べるようになります。
補助輪付き自転車も挑戦!5歳~6歳
走る…歩幅の大きな安定した走りができる
跳ぶ…腕の振りを使って遠くに跳ぶことができる
投げる・捕る…片手で遠くに投げられる、ボールを追いかけて捕ることができる
蹴る…足だけでなく、体全体の力をボールに伝えて蹴りだせる
ぶら下がる…逆上がりができる、うんていができる
この頃になると大人と同じような動きができるようになってきます。バランス感覚もよくなってくるので、スケートボードやローラースケートのようなもので遊び始めます。
補助輪付き自転車に乗る子どもが多くなる時期ですが、本格的な自転車の前に、キックバイクのようなペダルのないタイプに乗っていると、補助輪がなくてもすぐに乗りこなせる場合が多いようです。
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