40代ママの食欲減退。原因が更年期症状にある場合の改善方法
ストレスをためないような環境づくり
睡眠不足はストレスの大きな原因になるので、更年期かな?と思った時点で早寝早起きに変えてみるのも一つの方法です。
精神的にイライラしたり、不安になったりするママは、体を動かして気分をリフレッシュしてみましょう。ウォーキングなどの軽い運動を取り入れてみたり、ヨガに通ってみたりするのもおすすめです。教室では、同じような年齢の方とお話ができて気分転換になります。
また、ホットフラッシュのようにほてりが気になるママは、ほてりを誘発するようなアルコールの摂取量を減らすようにしましょう。
辛いなら専門家に相談するのも一つ
更年期症状を抑える代表的な治療法には、ホルモン補充療法(HRT)、漢方薬、抗不安剤・抗うつ薬、プラセンタ療法があります。どれも保険が適用されるものが多く安心です。
ホルモン補充療法はエストロゲン単体、またはエストロゲンとプロゲステロンを併用する方法が一般的です。低下したホルモンを補うことで、更年期の症状が和らぎます。
漢方薬には当帰芍薬散や加味逍遥散、桂枝茯苓丸があり、どれも血行をよくし冷えの症状を緩和する効果があります。抗不安剤や抗うつ剤は医師の診断が必要で、プラセンタ療法は皮下注射が一般的です。
まとめ
食欲がない時期が続くといろいろな病気を疑うかもしれませんが、更年期という女性ホルモンによる症状が原因になることもありますよ。
食欲がないと楽しみも減り、生活の張りもなくなってしまいます。ストレスをためないように、生活習慣や食事の内容を見直して、自分に合った改善方法を見つけていくようにしましょう。
それでも食欲が戻らないときは、医療機関に診てもらってくださいね。