【第2回】野菜を育てる!食べる!新しい発見がいっぱいの収穫体験
子どもの頃に体験した学校行事などで体験した芋掘り体験やミニトマトの栽培など、大人になっても記憶に残っているママたちも多いのではないでしょうか。そんな収穫体験の楽しさやもっと有意義な体験にする方法などを「せんだい農業園芸センター」で働くスタッフさんに教えていただきました。
家族みんなでいただきます!野菜をたくさん食べよう(全4回)
食育のひとつの野菜の収穫体験が楽しい
遊びの感覚で学べる収穫体験
農園や畑、観光地などで旬な野菜、果物を実際に収穫をする体験は、小さな子どものいるファミリーには、食育のひとつとしても浸透しています。全国的に収穫体験ができる場所も整備され、全天候型のハウスなど身近に収穫体験を行える場所も増えており、子どもとのおでかけ先のひとつとしても人気です。また、NPO団体などによる農に絡めたイベントなども行われています。
収穫体験にはいろいろな種類があり、一般的な収穫体験は、旬な野菜が実った状態で収穫する形になります。また、野菜ができるまでの過程を知ることができる種まきから収穫まで野菜が育つ一連の流れを体験できる形なども行われています。
「せんだい農業園芸センター」では旬な野菜を収穫できる体験を定期的に行っており、ママたちが子どもの頃に楽しかった収穫体験を子どもにも体験をさせてあげたい、食育として食べ物がこんな風にできているんだよと子どもに教えることを意識している家族が多く参加しているようです。
子どもたちも遊び感覚で収穫を楽しみ、収穫後には夕飯に今日採れた野菜を使った料理を囲んで食事ができるのも収穫体験の楽しさのひとつと教えてくれました。
収穫体験に必要な準備は?
収穫体験に参加する時にまず準備したいのが服装。土をいじったりするので、子どもなら汚れてもいい服、泥んこ遊びをするときの服装がおすすめ。虫に刺されたり、野菜の葉っぱに皮膚が負けてしまう場合があるので皮膚が隠れるような長袖を着用するようにしましょう。
収穫体験前には、収穫体験する野菜がこの料理に使われているという話や、今日の夜ごはんは収穫をした野菜を使った料理を作ろうなどと、食べるまでを考えるのが、体験をより有意義な場にすることができます。
収穫体験におすすめの年齢は?
収穫体験は、基本的には年齢制限を設けていない場合が多く、小さな子どもでもママやパパと一緒であれば問題なく参加することができます。
果樹などは、高さがあるので子どもだけで収穫するのが難しかったりする場合がありますが、サツマイモやいちご、トマトは掘ったり、簡単に手で採れるので、自分の力で収穫したい小さな子におすすめです。
年齢によって子どたちの楽しみ方も変化していきます。1~3歳は泥遊び感覚、4歳からは収穫方法を理解し、幼稚園ぐらいになると食育を意識して体験することができます。
また、野菜が苦手な子にも収穫体験は改善の効果もあるようで、採れたてのピーマンはそれほで苦みもなく、子どもも食べられたり、自分の採ったものだと挑戦しようと思う子もいるようです。
自分で育てて野菜を収穫してみよう!
家庭菜園は食育にもいい
ごぼうや人参など子どもたちは、どう育っているか知らない子どもたちが多いと思います。収穫のタイミングだけではわからない、いつも食べている野菜が育つ過程を見られる家庭菜園は食育にもいいようです。